6月25日（火）仙台のブリティッシュヘビー戦を控え、王者ザックと挑戦者YOSHI-HASHIが前哨戦で激突。

　両者の対決で試合の幕が開き、YOSHI-HASHIがキックを受け止めてショルダータックル。さらに、エルボースタンプ、ハンマーブローを浴びせる。だが、ザックが腕を取って巻き返し、YOSHI-HASHIを青コーナーへ連れ込んだ。
　矢野対DOUKIとなり、矢野がいきなりニュートラルコーナーのクッションを外そうとする。それをDOUKIが妨害し、ヘアー攻撃、目潰し攻撃を見舞う。
　しかし、矢野がDOUKIの串刺し攻撃をかわし、反対側のコーナーからクッションを排除。そして、ロープワークでフェイントをかけてDOUKIを惑わせ、後頭部を叩いて挑発した。
　ところが、控えの鈴木が矢野を捕まえ、トップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めで痛めつける。そこから大規模な場外乱闘が勃発し、DOUKIが矢野、ザックがYOSHI-HASHI、鈴木がオカダを激しく暴行して行く。
　そのまま鈴木軍が矢野を捕まえ、ダーティーファイトで試合の主導権を握り続ける。しかし矢野は、鈴木にカウンターマンハッタンドロップを食らわせ、オカダとタッチ。
　そのオカダは、鈴木にエルボー連打、カウンターバックエルボー、DOUKIにフラップジャック。そして、鈴木に串刺しバックエルボー、トーキック、DDTで追い討ちをかける。
　その後、オカダはコーナーへのぼるとするが、鈴木が下から脚を取って逆転。さらに、串刺しフロントハイキック、フライングメイヤー、ランニングローキックと攻め立てる。
　エルボー合戦を挟み、鈴木がドロップキックをかわしてランニングローキック。そして、スリーパーホールドを極めるが、脱出したオカダがカウンタードロップキックで吹き飛ばした。
　YOSHI-HASHI対ザックとなり、YOSHI-HASHIが串刺し逆水平チョップ、トップロープを利用した低空ドロップキック。そして、パワーボムの体勢に入るが、ザックが脱出して腕ひしぎ逆十字固めを狙う。
　これを矢野がカットすると、YOSHI-HASHIはエルボーとフェイント式バックキックで挽回。だが、ザックはオーバーヘッドキックでYOSHI-HASHIの腕を蹴り、青コーナーへ戻った。
　ここからYOSHI-HASHI対DOUKIとなり、鈴木軍がYOSHI-HASHIに波状攻撃を敢行。そして、DOUKIが土遁の術でフォールするが、カウントは2。
　ここで鈴木がYOSHI-HASHIを押さえるが、矢野がカットへ入る。その矢野にザックがエルボースマッシュを見舞うが、YOSHI-HASHIが蹴散らし、最後はバタフライロックでDOUKIを仕留めた。

YOSHI-HASHI「昨日言った通り、（6.25）仙台、今日と同じ光景みせるから。やはり、どんなことあっても負けられない闘いだから。明日の後楽園もキッチリ勝って、仙台までいくから」
※オカダ&矢野はノーコメント
　
鈴木「オイ、お前がどれだけ力を持ったか、俺にだってわかる。でっかいライオンになったんだろ？　だからといってな、なにからなにまで、テメェの思う通りになると思うな。テメェが…………いや、いや、こっから先は、明日だ。オイ、来るぞ。デケェのが……」
ザック「YOSHI-HASHI、俺に対抗しようとしてるのか？　サブミッションで俺に勝とうと思ってるのか？　サブミッションvsサブミッションか？　悪い冗談はよせ。DOUKIをギブアップさせたっていっても、アイツは無防備だったからな。それに彼はジュニアヘビー級だ。簡単に勝って当たり前の相手だ。世界を見渡しても最高の技術を誇るレスラー相手にそれと同じことができるとでも思ってるのか？　バタフライロックねぇ……。お前のバックにいるバタフライを捕まえられるかな？　それに俺はバタフライじゃない。人間だ。まぁ、互角に闘えるようにハンディキャップをやらないとな。ゴルフの大会のようにな。ハンディはいくつほしい？」
DOUKI「まだまだこれからだ……」