BEST OF THE SUPER Jr.26

日時
2019年6月5日(水)   17:00開場 18:30開始
会場
東京・両国国技館
放送
バナーバナー
観衆
7,650人

第7試合 60分1本勝負
IWGP USヘビー級選手権試合

  • <第5代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

VS

  • ※4度目の防衛戦

境界線

※ジュースが4度目の防衛に失敗。モクスリーが新チャンピオンとなる。
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 第7試合はIWGP USヘビー級王者のジュース・ロビンソンが、ジョン・モクスリー(元WWEのディーン・アンブローズ)を相手に4度目の防衛戦。
 モクスリーはWWEで数々のベルト戴冠を成し遂げた猛者。5.3福岡以降、連日ジュースに対して「おまえは終わりだ」という謎のメッセージVTRが流され、その正体がモクスリーと判明すると、US王者は「本当の闘いになる」と宣言。世界が注目する大一番が、ついに幕を開ける。
 モクスリーが花道ではなく、観客席後方に姿を現すと場内は大きな歓声に包まれる。
 ジュースはUSヘビーのベルトを腰に、力強く花道を進む。そして、コーナーから見下ろすモクスリーをにらみつけ、堂々のリングイン。ジュースが頭巾を取ると、自慢のドレッドヘアではなく短髪が現れ、場内はどよめく。モクスリーはジュースの眼前で中指を突き立てて挑発。そして両者は顔面を付き合わせる。
 

 ゴングが鳴ると、両者はパンチの応酬。モクスリーはヒザ蹴りを叩き込んで逆水平チョップ。するとジュースも逆水平チョップからパンチ。さらにエルボーを決めるが、モクスリーはキチンシンク。さらにラリアットでジュースを場外に落とし、豪快なトペ・スイシーダを敢行。
 モクスリーは実況席に立って客席を煽ると、ジュースにパンチ、そしてヘッドバット。さらに顔面に噛み付き攻撃を見舞う。
 さらにモクスリーはジュースの顔面にパンチを執拗に落としていく。モクスリーはジュースを捕らえ、場外でのパイルドライバーを狙うが、これはジュースがリバース。
 ジュースは場内モニター付近までかけ上げると、そこから決死のトペ・コンヒーロを敢行。場内は大きな歓声に包まれる。
 ジュースはヘッドロックでモクスリーを捕らえ、リングサイドまで戻ると、モクスリーを持ち上げて鉄柵にそのノド元を叩きつける。
 さらにジュースはモクスリーを鉄柵にハンマースルー。そして、場外でのキャノンボールを敢行するが、これはモクスリーが寸前でかわし、ジュースは大ダメージを負ってしまう。ジュースは左目尻のあたりから出血が見える。
 モクスリーはジュースをリングに戻し、膝裏にエルボー。さらにジュースの左ヒザを鉄柱に叩きつける。続いてモクスリーはスウィンギングネックブリーカー。そして馬乗りになってパンチを落としてから噛み付き攻撃。場内から歓声とブーイングを起こると、モクスリーは手を合わせて日本式のお辞儀を見せる。
 続いてモクスリーは逆片エビ固め。そこからSTに移行するが、ジュースは指に噛み付いて脱出。
 モクスリーはジュースのお株を奪うようなナックルを連発。さらにロープに飛ぶが、ジュースはカウンターのスパインバスターを炸裂。そして馬乗りになってナックルを振り落としていく。
 ジュースは立ち上がると、モクスリーの頭部にナックルを連発。そしてキャノンボールを放つが、モクスリーは場外にエスケープ。するとジュースがプランチャを敢行。
 さらにジュースはモクスリーをバックドロップのように抱え上げ、鉄柵に股間を打ち付ける。そしてショートレンジのラリアットをお見舞い。
 ジュースはモクスリーをリングに戻すとラリアット。さらにモクスリーを抱え上げ、プリンスズスロウンを炸裂。しかし、ジュースもヒザを押さえる。
 ジュースはヒザの具合を確認してからトップコーナーへ。だが、モクスリーは強引に場外へと突き飛ばす。続いてリング下からテーブルを持ち出し、レフェリーが注意すると、手を合わせて「ソーリー」とお辞儀。そして、すぐさまリング下からパイプイスを取り出し、ジュースの背中に振り下ろす。
 モクスリーはジュースをテーブルに固定し、もう一度イスを手にするとエプロンからジャンプして叩きつける。さらにブレーンバスターでジュースを叩きつけ、テーブルは真っ二つに。ジュースはカウント19でリングにギリギリ生還。
 モクスリーは続いてブレーンバスターの体勢で持ち上げ、そのまま前方に投げ捨てる荒技を敢行。そしてモクスリーはジュースの左ヒザを鉄柱に叩きつけ、続いて鉄柱を利した足4の字固めを敢行。ここで試合は15分経過。
 モクスリーはイスを持ち出し、ジュースの左ヒザを固定すると、セカンドロープからダイブを狙う。これをレフェリーが注意すると、そのスキをついて起き上がったジュースが、モクスリーにイスを投げつける。モクスリーはリングに落下。
 ジュースはフラフラになりながらもリングに生還。場内は「ジュース」コールが発生。ジュースは串刺しラリアットを決め、もう一度キャノンボールを狙うが、モクスリーはカウンターのラリアットでジュースを一回転させる。
 ここから両者は力のこもったエルボー合戦に突入。モクスリーがヘッドバットを繰り出すと、ジュースもヘッドバット。そしてモクスリーのエルボーをこらえたジュースは、ナックルを連発。だが、最後のストレートを切り抜けたモクスリーは、一気に必殺のダブルアームDDTを狙う。だが、ジュースはそのまま突進して、両者は場外に落下。
 モクスリーはリング下から新たなテーブルを取り出し、鉄柵に立てかける。そしてジュースをアバランシュホールドのように肩に担ぎ上げるが、ジュースは脱出。そして、モクスリーに左ストレートをヒット。
 モクスリーがテーブルにもたれかかると、ジュースがついにキャノンボールに成功。ジュースはそのテーブルを、もう一度場外に設置。そして、モクスリーに噛み付いてから、パワーボムで叩きつける。テーブルは真っ二つに。場内は大きな「ジュース」コールに包まれる。
 ジュースはモクスリーをリングに戻し、抱え込み式逆エビ固めへ。だが、モクスリーは脱出し、ジュースにドラゴンスクリュー。そしてテキサスクローバーを敢行。
 ジュースは必死にロープに逃げるが、モクスリーはリング中央に引き戻して腰を落とす。ジュースがギブアップしないと見ると、モクスリーは体勢を変えるが、ジュースは下から噛み付き攻撃。
 モクスリーはジュースの左足を捕獲するが、ジュースは左ストレート。そしてパルプフリクションを狙うも、モクスリーは切り抜けてダブルアームDDTの体勢へ。だが、ジュースは横入り式エビ固めで返す。
 続いて両者はラリアットの相打ち。ジュースは雄叫びを上げると、左ストレートを狙うが、モクスリーは左ヒザにキック。そして一気にダブルアームDDTを決めるが、ジュースはカウント2でキックアウト。モクスリーは驚きの表情。
 ならばとクスリーは今度は高角度のダブルアームDDTを敢行。この一撃で3カウントを奪い、モクスリーがUSヘビー級王座を初挑戦で奪取した。

 試合後、モクスリーはベルトを肩に勝ち名乗り。そして、リングを練り歩いてからコーナーに上って場内に勝利をアピール。そして手を合わせてお辞儀をすると、リングを下り、周囲を威嚇しながら花道を退場。
 ジュースはモクスリーが退場したあとも、なかなか起き上がれず。だが、自力で立ち上がると、場内が大きな拍手を送る中、フラフラした足取りながら、誰の手を借りることばく一人で退場。

COMMENT

モクスリー「え、何これ? しゃべんの? 質問に答えんの? ……じゃあ、呼吸を整えてしゃべらせてもらおうかな。まず初めに新日本プロレスに感謝の言葉を述べたいと思う。自分にこの機会を与えてくれたことに感謝する。そして今夜のこの闘いというのは初めてのリングだったにもかかわらず、自分のホームであるかのように闘うことができた。自由度の高い、自分がやりたいことができたということにもとても感謝している。そしてもちろん2つめにはジュース・ロビンソンに感謝したいと思う。今日、今夜、共にリングに立ってくれてどうもありがとう。俺はジュースのことは子供の頃から知っている。子供とは言え、あいつもハタチにはなってたと思うけど。そんな若い頃から知っているジュース・ロビンソンは『自分はスターになるんだ』と言ってアメリカをあとにして日本に渡った。しかしながら今日ここで闘ったということは、そして俺がこのベルトを獲ったということはどういうことかわかるだろう。俺は今までにないぐらい厳しいトレーニングを積んでやってきた。もしこのベルトを獲り返したいのならばやってくるがいい。しかしながら、俺はさらに鍛錬して、さらに強くなっているだろう。新日本プロレスにメッセージがある。それはもし、このベルトを追って誰かが来るのであれば、そいつらに関しても俺は全力で向かっていく。誰にも邪魔はさせない。そして恐れない。ここで言える最大のメッセージ、それはもうリングの上で表現したと思う。俺の言葉というのはリングの上で表現するものであり、それはバイオレンスである」

ジュース「みんなが正解だったのか? みんな、これでいい気分か? 俺はいい気分なのか? そりゃあ、これからあのベルトを取り返せば、気分もまたよくなるだろう。アイツにベルトを与えてしまって、みんな満足なのかな? でも、俺を信じてくれていたみんなには、ここで『ありがとう』と言いたい。ただ、今日は負けてしまった。アイツに完全にやられてしまった。でも、見たか? 正々堂々と戦った結果と言えるのか? アイツ、俺のことを噛んだんだぞ! 俺に噛みついて、俺の力を完全に奪ってしまった。そしてリングに上がったと思ったら、俺にとって何よりも大事なものを奪っていったんだ。それがどういうことか、オマエに分かるか? 誰か、こんなことされたことあるか? それがたった今、俺の身に起こったんだ。最悪! ひと言、本当に最悪だ! まぁ何にしても、これからも戦いは続いていくだけだ。俺は自分のハートとガッツを懸けて戦った。ジュース・ロビンソンが正しいと思うならば、成田で会おう。俺はいつでも戦ってやる。あの男、ジョン・モクスリーは、ヤバい男だ。俺の人生で出会った中でも、一二を争うほど、ヤバい男なんだ。アイツは8年前と何ら変わりない。いや、より強くなったかもしれないな。アイツは世界を制圧し、他団体でトップになった。そして日本に来て、俺にあの戦いを見せ、ベルトを獲った。しかし、俺はもうC・J・パーカー(※ジュースの前名)ではない。DNAは同じだが、新日本プロレスで戦う男になったんだ。C・J・パーカーは死んだ。ジュース・ロビンソンが殺したんだ。俺は必ず、俺がいるべき場所に戻ってみせる。俺が元に戻るまでの道のりを、オマエたちは楽しんで見るがいい。それを信じられないヤツは地獄に落ちろ! 日本のファンは俺のことをずっとサポートしてくれている。俺は何を言われようとかまわない。ただ、知っておいてほしい。太平洋を越えてベルトを持って帰ろうが、俺が取り返すあのベルトは、俺が肩にかけていた時から、アメリカのことを考えていたわけではない。“IWGP”という言葉、これこそが一番大事だと思ってあのベルトを守ってきた。そして、それをちゃんと理解してほしい。分かったか!」

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