BEST OF THE SUPER Jr.26

日時: 2019年5月29日(水) 17:00開場　18:00開始
会場: 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
放送
観衆: 1,363人

第5試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. 26」Aブロック公式戦

（4勝4敗＝8点）
（2勝6敗＝4点）

境界線

11分05秒　ショックアロー→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

第5試合のAブロック公式戦はSHO（3勝4敗）vsティタン（2勝5敗）。共に優勝決定戦進出の望みは絶たれたが、ここは一つでも白星を伸ばしたいところ。

　開始のゴング、リストの取り合いからSHOがヘッドロックで捕獲。続いてSHOはショルダータックルでダウンを奪う。
　ティタンはトリッキーな動きから延髄斬り。さらにスワンダイブのティヘラでSHOをエプロンに追いやる。
　ティヘラはブレーンバスターを狙うが、こらえたSHOはエルボー。だが、ティタンはオーバーヘッドキックを炸裂。そして空中技を出そうとしたところで、SHOがリングイン。ティタンは倒立を見せるが、SHOはその土手っ腹にキック。
　さらにSHOはティタンの左腕を蹴り上げる。SHOはティタンの左腕に集中攻撃を敢行。SHOに左腕をマットに叩きつけられたティタンは、エプロンに逃げる。
　すると、SHOはロープ越しにアームブリーカーを連発。さらに突進するが、ティタンはSHOの両脇に両足を突っ込み、後方回転してうまく場外に落とす。そして、ノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
　さらにティタンはリング上のSHOにスワンダイブのプランチャから、変形の4の字固めへ。SHOはロープエスケープ。
　ティタンはティヘラで飛びつくが、SHOはそのまま力任せにパワーボムで切り返す。
　ここから両者はエルボー合戦へ。競り勝ったSHOはラリアットを放つも、ティタンはマトリックスのようにかわし、打撃の応酬へ。ティタンがスクリューキックをヒット。
　ティタンは串刺しラリアットを見舞うが、SHOも追走して串刺しラリアット。すると、負けじとティタンは串刺しラリアットからコーナーミサイル。
　さらにティタンはストンピングを連発し、雄叫びを上げて突進するが、SHOはカウンターのラリアット。SHOはもう一発ラリアットを叩き込み、パワーボムの体勢へ。だが、ティタンはウラカン・ラナで切り返す。さらにティタンはトリッキーな動きから腕ひしぎ逆十字へ。SHOは必死にロープエスケープ。
　ティタンはリバースDDTの体勢に入るが、SHOが切り抜ける。するとティタンはトラースキックから、リバースブレーンバスターのように持ち上げるが、切り抜けたSHOはクロスアーム式のパイルドライバー。そして最後はショックアローを決めて3カウントを奪取。4勝目を上げ、勝敗を五分に戻した。

　試合後、両者は抱き合って健闘をたたえあった。　

COMMENT

SHO「ティタン、あいつは俺が海外遠征（に）行く前、壮行試合で、俺はあいつに（勝利を）獲られてんだよ。今日、これで俺がレベルアップしてるっていうのが証明できた。それは、メチャクチャうれしい。4敗もして、こんな俺が、こんなこと言うのも、情けないかもしんねぇけど、6月5日は、どんなカードが組まれようが、なにがあっても俺たち新日本ジュニアの日だ。そこだけは何があっても譲らねぇぞ。ディーン・アンブローズ（ジョン・モクスリー）、元WWEのスーパースター。俺だって好きだったよ。普通にファンだったよ。でも、もし、知らねぇけどよ、あいつ、『G1（CLIMAX）』に出るか出ないか知らねぇけど、出た時に、毎試合、あんなワケのわからない映像流されたら……。俺はそんぐらい、この『SUPER Jr.』に懸けてんだ。……そういうこと、強くなってから言おうかな」
　
ティタン「今日の試合で感じたのは、もう1度、SHOと闘いたいということ。自分が日本スタイルを学べば、もっと対応できるはずだから、その時にもう1度やりたい。今日負けたことは、別に悲しむべきことじゃない。自分が学んで、もっと強くなっていくための過程だから。SHOが強いレスラーだというとは認めるよ。自分はメキシコだけじゃなく、日本でもスターになりたい。その思いがあって、TAKAミチノク、タカギ、SHOと闘って学んでいる。とてもいい経験ができていると思うし、残り少なくなったけど、もっともっと自分らしさを出して闘っていきたい」