Bブロックでここまで全敗の成田と、3連敗からの5連勝で勝ち点10をもぎ取り、かすかに決勝進出の望みがあるBUSHIが、6月3日の岡山大会を前に前哨戦のタッグマッチで対戦。

　先発は成田とBUSHI。まずはロックアップで組み合うと、ロープ際に押し込んだ成田がチョップ。しかし、すぐさまBUSHIが逆襲し、ストンピングを見舞っていく。成田もエルボーアタックで反撃。ストンピングからボディスラムにつなげて、ヘナーレにタッチだ。
　ヘナーレはコーナーにいる内藤に突っかけるが、内藤はリングを降りてこれをスカす。ならばとBUSHIにストンピングを連打し、ダブルチョップを放ったヘナーレ。続いてBUSHIを担ぎ上げサモアンドロップを狙う。
　だが、BUSHIはこれを阻止すると、ロープにヘナーレを飛ばす。すると下から内藤が足をすくってテイクダウン。そこにBUSHIがドロップキックを顔面にお見舞いだ。さらに救出に入っていた成田にはBUSHIが足払い。そこに内藤が低空のドロップキックを顔面に炸裂させる。そして内藤は成田を場外に連れ出していためつけていく。
　リング上ではBUSHIがチョップで反撃して、戻ってきた内藤にタッチ。内藤はヒップトスでヘナーレをぶん投げ、後方から低空のドロップキック。さらにヘナーレの髪の毛を引っ張ると、続くBUSHIも髪の毛引っ張り攻撃。続けてミサイルキックで追撃だ。
　しかし、ヘナーレもBUSHIがブレーンバスターを狙ってきたところを強引なブレーンバスターで投げ返して成田にタッチ。成田はコーナーの内藤に一撃入れてから、BUSHIへは串刺し式のバックエルボー。さらにショルダータックルを放つと、続けてブレーンバスターだ。そしてフロントスープレックスの体勢に。BUSHIが踏ん張ると足をすくって逆エビ固め。さらに足をクロスしてローリング式のテキサスクローバーホールドだ。
　しかし、BUSHIも回転してこれを許さず。立ち上がるとエルボーで反撃していく。成田も張り手で反撃してくるが、BUSHIはドロップキックで黙らせる。そして内藤とタッチ。ロスインゴはすかさずトレイン攻撃だ。
　しかし、成田は内藤のフロントキックをかわすと、BUSHIにはエルボーアタック。内藤がガットショットからツバを吐きかけてくるが、ひるまずにドロップキックをお見舞いだ。そして再びヘナーレ登場。ヘナーレはエルボーをぶち込み、内藤の攻撃をかわしてジャンピングショルダータックルだ。そして、チョップ、串刺し式ラリアット、サモアンドロップを決めたヘナーレ。トドメのランペイジの体勢に入る。
　だが、BUSHIがカット。そのBUSHIを成田がカウンターの投げっぱなしフロントスープレックスで排除。そしてヘナーレが内藤にランペイジを炸裂させる。さらにトドメのTOAボトムの体勢に入ったヘナーレ。
　内藤に踏ん張られるとすぐさまトラースキックで追撃。内藤をロープに飛ばし、フォアアームも読んでそのボディをキャッチ。再びTOAボトムの体勢に入る。だが、内藤はこれも許さず、蹴り足を獲らせての延髄斬りだ。続けて一本足のドロップキックでヘナーレの顔面を打ち抜いた内藤は、最後はデスティーノで叩きつけ、3カウントを奪ったのだった。