死闘を制したタイチはマイクを持つと、「おい、珍しくタカタイチ興行で俺とTAKAが勝ったのか。珍しいこともあんだな。もういいよ」と一言だけ言って、ヒザをついてしまう。TAKAがマイクを渡そうとしても28分の激闘で疲労困憊のタイチは受け取らない。
ならばとマイクを持ったTAKAは、「30分近い激闘のあとなんで」とタイチを気づかい、自身がしゃべり始める。「珍しくタカタイチ興行でTAKAみちのくとタイチが勝ちました。初めてじゃねえか、2人が勝ったっていうのは? ゴールデンウィーク明けの一発目の平日、どれだけ入るか不安でしたが、超はつかないけどほぼ満員になったんでしょうかね?」と会場を見渡す。
続けて、「ジャパン軍団応援シート楽しかったか? 外道応援シート、ちょっと少ないけど楽しんだか? タカタイチ応援シート当然楽しんだよな?」と次々と観客に問いかける。そして、「次、いつになるかわかんないけど、またネタができたら、またここで『タカタイチマニア3』、いつになるかわかりませんが、また俺とタイチがピンとひらめいたら、面白いことが浮かんだらやることになると思います」と次回大会の開催を宣言した。
そして、「じゃあ最後にタカタイチ、二番〜! それはもう終わりだ。タイチはもうNEVERチャンピオン。二番でもなんでもないよな。これからは二番以上を目指そうと思うんで。なんとか一番って聞いたことあるから、てなことを言って締めの言葉を考えていなかったんだけど、TAKAみちのくのT、タイチのT、略してTT」と言うと、客席から「ティ! ティティ! ティティティティー!」と大合唱が起こる。
これを聞いて、「え? ちょっと待て。俺、本当にそれ知らないから」と戸惑うTAKA。気を取り直すと、「TAKAみちのくのT、タイチのT! 略してTT! いいじゃない、これ。新しい締めでいきましょうか。過去の『二番〜』のあとの『ワハハハ! あ〜あ』は残す方向でね」と新しい締めをその場で考案。そして、「TAKAみちのくのT、タイチのT、略してTT! ワハハハ! あ〜あ」と『タカタイチマニア2』を締めくくったのだった。