前回の3.31『タカタイチマニア』でTAKAからの指名により決定した外道とのシングルマッチ。長きにわたり深い関係性を築いている職人同士の興味深い一騎打ちだ。
邪道を伴って入場してきた外道。ゴング前にその邪道が竹刀でTAKAを襲撃。ゴングが鳴っても2人がかりでTAKAをいたぶっていく。そして外道はTAKAを場外に放り投げると、すかさず邪道が鉄柵に叩きつける。相変わらず息はぴったりだ。
TAKAがリングに戻ってくるとサミング付きのフェースロックをする外道。さらにフォールすると見せかけてレフェリーに見えないようにチョーク攻撃だ。反則三昧で優位に立つ外道は顔面を踏みつけ攻撃。なんとか立ち上がって反撃しようとしたTAKAだったが、ロープに飛んだところを背後から邪道に竹刀で襲撃されてしまう。
そして、外道がレフェリーの気を引きつけている間に、またも場外で邪道にいたぶられるTAKA。リングに戻ってくると、外道は自分の頬を差し出してTAKAをおちょくり、TAKAが反撃してくるとサミングとやりたい放題だ。
さらにチンクラッシャーからトラースキックを繰り出した外道。しかし、TAKAは蹴り足をキャッチすると地獄突きで反撃。エプロンの邪道も蹴散らして、得意のジャストフェースロックで外道を締め上げていく。
外道も必死にロープエスケープ。しかし、TAKAは外道のヒゲを引っ張って無理やり立たせるとトラースキックにジャンピングニー。そしてみちのくドライバーの体勢に入る。だが、ここでまたも邪道がエプロンに入って妨害行為だ。
これに気を取られたTAKAは外道の急所攻撃を被弾。悶絶状態の上にトラースキックを食らってリング上で大の字に伸びてしまった。その間に外道はメリケンサックを装着。これを見つけたレフェリーが止めていると、その隙きに邪道がリングに上がって竹刀を振りかざす。TAKA、絶体絶命のピンチ。
しかし、そこに花道を疾走して金丸が救出に登場。邪道を襲撃してTAKAのピンチを救ってみせる。だが、外道も背後からレフェリーを襲って、エプロンに立っていた金丸に激突させる。これに巻き込まれたレフェリーは金丸諸共場外に転落だ。
こうして無法地帯となったリング上だが、TAKAはジャストフェースロックに外道を捕獲。しかし、レフェリーはまだリングに戻れない。その隙きにリングに上がった邪道が竹刀で一撃。そして外道はレフェリーが戻ってきたタイミングを見計らって外道クラッチだ。
ここをなんとかカウント2.9でキックアウトしたTAKA。邪道がレフェリーに抗議をしている間に金丸がリングに忍び寄り、外道の顔面目がけて酒飛沫を噴射! 視界を奪われた外道をTAKAがみちのくドライバーでマットに串刺しにし、逆転の3カウントを奪ったのだった。