前回の3.31『タカタイチマニア』でデスペラードの弟分であるDOUKIを葛西が血だるまにしたことで因縁が勃発したデスペラードと葛西。デスペラードのピンチェ・ロコと葛西が使用するリバース・タイガードライバーが同型であることも含めての決着戦だ。
デスペラードは顔が半分見えるマスク、そしてギターと有刺鉄線を巻いたテーブルの板を持って入場。そしてゴング前に葛西にエルボーで襲いかかる。しかし、コーナーに突進したところをショルダースルーでエプロンに落とされ、いきなり竹串を額に突き立てられてしまう
さらに場外に落とされたデスペラードは鉄柱攻撃も被弾。いきなり劣勢に立たされてしまった。それでも葛西は攻撃の手を緩めない。客から缶ビールを奪うと一口含んで酒飛沫から殴りつけると、デスペラードを鉄柵に叩きつけていく。
リングに戻されたデスペラードは張り手で必死に反撃。だが、葛西はデスペラードが持ってきた有刺鉄線が巻かれたテーブルの板をコーナーに設置。そして竹串を突き立てた傷口に噛みつき攻撃だ。
さらに葛西はデスペラードを死のコーナーに向かってハンマースロー。一度は寸前で止まり、逆に葛西を振ったデスペラードだったが、葛西にも寸前でストップされ、もう一度投げられて有刺鉄線に激突してしまう。さらにパイルドライバーを食らったデスペラード。
しかし、続く葛西のギター攻撃をかわして、逆に脳天にお見舞い。さらに葛西が場外に落ちるとトップロープとセカンドロープの間を潜ってのトペ・コンヒーロだ。流れを掴んだデスペラードは客席に葛西を連れ出しイス攻撃を炸裂させる。
だが、葛西も反撃。デスペラードを鉄柵に叩きつけ、自身はリングに戻ろうとする。しかし、デスペラードもそれを許さない。結局カウント20が数えられ、試合終了のゴング。両者リングアウトとなった。