BEST OF THE SUPER Jr.26

日時: 2019年5月23日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
放送
観衆: 1,715人（札止め）

第5試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. 26」Bブロック公式戦

YOH
DOUKI

（3勝2敗=6点）
（1勝4敗=2点）

境界線

11分22秒　ドラゴンスープレックスホールド

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第5試合のBブロック公式戦はYOH（2勝2敗）vsDOUKI（1勝3敗）。DOUKIは鉄パイプ、YOHはIWGPジュニアタッグのベルトと共にリングイン。

　ゴング前、DOUKIはコーナーに上ったYOHを場外に突き落とす。そしてトペ・スイシーダを敢行。
　ここからDOUKIはYOHの頭部を「東」と書かれた案内板に叩きつける。
　DOUKIはYOHをリングに上げると、YOHのジャンパーを用いてチョーク攻撃。さらにストンピングからノド元を両足で踏みつける拷問攻撃。
　続いて両者はエルボー合戦。DOUKIは顔面かきむしりでYOHを後退させ、ボディスラムからランニングしてのフットスタンプ。YOHは腹を押さえてのたうち回る。
　DOUKIはブレーンバスターを仕掛けるも、着地したYOHは低空ドロップキック。DOUKIはこれをかわすも、YOHは足を捕らえてドラゴンスクリュー。
　さらにYOHはフライングフォアアームをヒット。そして串刺しエルボーからスウィンギングネックブリーカー。
　続くブレーンバスターをこらえたDOUKIに対し、YOHは変形ネックブリーカーからドラゴンスクリュー。
　だが、DOUKIはYOHをゴリースペシャルで捕獲。脱出したYOHはスターゲイザーを決めるが、DOUKIは必死にロープエスケープ。
　ならばとYOHはDOUKIの右ヒザに低空ドロップキックを連発。そして足を捕らえるが、DOUKIはトップロープをつかんで脱出。そしてトップロープ越しのデイブレイク。だが、かたちが崩れ、すかさずYOHはファルコンアローを決める。
　YOHはフィニッシュを予告し、ドラゴンスープレックスの体勢へ。だが、DOUKIは断ち切って丸め込み。そしてイタリアンストレッチNo.32を決め、そのままどんどん締め上げていく。YOHはどうにかロープに逃げる。
　すると、DOUKIは今度こそデイブレイクを炸裂。DOUKIは気合を入れると、スープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、YOHは前方回転エビ固めに切り返す。これをDOUKIが返すと、YOHはドラゴンスープレックスの体勢へ。DOUKIがもがくと、YOHはジャーマンスープレックスを炸裂。だが、DOUKIはカウント2でキックアウト。
　YOHは気合を入れ、もう一度ドラゴンスープレックスへ。しかし、DOUKIもこらえてドラゴンスープレックスを狙う。切り抜けたYOHは延髄斬り。すると、DOUKIは豪快なラリアットでYOHを一回転させる。　
　DOUKIは雄叫びを上げ、スープレックス・デ・ラ・ルナの体勢へ。YOHは後頭部でのヘッドバットで切り抜ける。DOUKIの地獄突きでYOHは吹っ飛ぶが、サードロープをつかんで逆上がりの要領でリングに戻るとトラースキックをヒット。
　そしてDOUKIのラリアットをかわし、ついにドラゴンスープレックスに成功。3カウントを奪い、3勝2敗で勝ち星先行とした。

COMMENT

YOH「（※インタビュースペースに着くと、一度は座り込むが、『ヨシッ！』と立ち上がり）OK！　３勝目。いいんじゃない。強かった……。どうしてもね、DOUKIってレスラー、意識せざるを得ないよね。このリーグ戦の中で、自分の中で一番盛り上がるというか、試合したい相手だったから。向こうもね、そりゃね、かけてるものがあるでしょう。でもね、俺も負けないから。両国の決勝に出て、そして『BEST OF THE SUPER Jr』、優勝しなきゃいけないから。ただDOUKIとは、何かね、善も悪も、ベビーもヒールも超越した感情があってね、それはバンディードもそうなんだけど。こういうのがあるからさ、プロレス、やめれないよね」
　
DOUKI「チクショウ！　俺の……この10年間の気持ち、誰にもわかんねえ、この野郎！おい、YOH！ BUSHIも田口も！これで終わりじゃねえぞ」