『BEST OF THE SUPER Jr.26』第6戦として開催される山形ビッグウイング大会。
オープニングマッチは、新日本プロレス本隊の辻、CHAOSのSHO、CMLLのティタンが連合軍を結成。対するは、ROHのグレシャムとヤングライオンの海野&成田が組んだチーム。ティタン、SHO、グレシャムは『SUPER Jr.』Aブロックにエントリーしており、ティタンとグレシャムが5月22日(水)後楽園ホール、SHOとグレシャムが5月31日(金)松山、ティタンとSHOが5月29日(水)名古屋で対戦する。
SHO対上村で試合が始まり、上村がヘッドロックからショルダータックル。だが、SHOが受け止め、カウンタータックルで吹き飛ばす。
それでも上村はカウンタータックルを返し、串刺しバックエルボーへ繋ぐ。しかし、SHOがカウンターキチンシンクで吹き飛ばし、背中にローキックを食らわせる。
ここから上村のローンバトルとなり、辻がボディスラム、ティタンが背中へのローキック、串刺しジャンピングラリアット、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックなどで追い討ちをかける。だが、上村はティタンにカウンタードロップキックを見舞い、ようやくグレシャムとタッチ。
そのグレシャムは、ティタンのラリアットをSHOに誤爆させ、ラ・ブファドーラでまとめてなぎ倒す。続いてティタンとグレシャムがチョップ合戦を繰り広げ、そこからティタンがローリングソバット、串刺しラリアット。するとグレシャムも負けずに追走式串刺しスピアーを見舞うが、次のラリアットをティタンがスウェーバックで回避。その直後、ジャンピングバックキックを食らわせた。
ここで両選手が同時にタッチを行ない、辻がリングインと同時にドロップキックで海野を吹き飛ばす。続いて辻&SHOが海野にトレイン攻撃を敢行し、辻がショルダースルーに繋ぐ。
次に辻は逆エビ固めを海野に極めるが、上村がカットへ飛び込む。続いて辻と海野がエルボーを打ち合い、そこから海野がカウンターバックエルボー→低空ドロップキックの連続攻撃を食らわせる。
さらに海野はミサイルキックで辻に追撃し、最後はフィッシャーマンズスープレックスホールドで完勝を収めた。
辻「海野……まず倒さなきゃいけない。相手はお前だ……」
ティタン「日本で闘えてうれしい。中でも新日本のリングで闘えるのは最高だ。神の恵みに感謝したい。最後まで闘い続ける」
SHO「こうやって前哨戦でヤングライオン、そして『SUPER Jr.』に出てる選手と試合ができる。ヤングライオンだろうが、プロレスラーって名乗ってるヤツら、1人ひとりが全員、ライバルだと思ってる。もちろん、いつも(タッグで)やってるYOH、ロッキーさん、特にこのシリーズは俺、ライバルだと思ってる。まあ、今日、上村、すごい気持ち出てたよ。それは、『SUPER Jr.』に出たかった、でも出ることができなかった、ヤングライオンのうちに『SUPER Jr.』に出たかったけど、出ることができなかった。その悔しさももちろん、あると思うよ。オレには、その悔しさが痛いほどわかる。お前、ムチャクチャ悔しいだろ? 俺もその悔しさ、メチャクチャ痛いほどわかる。でもその悔しさ、絶対忘れんなよ。のちのち絶対、役に立つから」
海野「ヘビー級から必ず(勝利を)獲って、『G1(CLIMAX)』に出てやる……」
上村「SHO選手は、自分がレスラーになる前からすごい、愛媛県出身ということもあって、同郷ですごい刺激を受けてきた存在で、今日初めて試合して、やっぱり自分は最近、ちょっとウエートが上がって、ジュニアの中では力負けはしないんじゃないかって思ってたけど、ぜんぜん、力、パワーではぜんぜんかなわなかった。もちろん技術もそうですけど、そういう人をこれから倒していかなきゃいけないと思うんで、もっと自分より大きな人を倒していくには、もっと体重を増やして、力をつけて、技術も磨いて、また今度は1対1で挑戦して当たりたいと思います。もちろんほかのジュニアの選手や、ヘビー級の選手ともです。ありがとうございました」
グレシャム「(※鼻を押さえながら)今日はヤングライオンを含んだニュージャパンのメンバーに囲まれての試合だった。残念ながら、彼らがやられて負けてしまった。彼らを助けてやれなかったのが敗因だ。まだまだだな。みんな当たりが激しくて、どこよりもハードな闘いが続く。こういうのは、今までに経験したことがないな。ちょっとゴメン、鼻が気になって。次の試合はコーラクエンホール。頑張らないとね。応援には感謝してる。次も最善を尽くすよ。サンキュー。(※礼をしながら)アリガトゴザイマス」