第7試合のAブロック公式戦では現IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(1勝2敗)が、金丸義信(0勝3敗)と対決。IWGPジュニアタッグを巡ってしのぎを削ってきた両者が、シングルで激突する。
金丸はゴング前に襲撃。負傷しているSHOの左耳をつかむ拷問攻撃。だが、SHOはドロップキックで反撃。
さらに金丸をエプロンに追いやるとスライディングキック。そしてエプロンからサッカーボールキックを決める。SHOは場外に下りると、金丸をリングに戻す。
だが、金丸はまたも場外にエスケープ。するとSHOはあとを追うが、金丸はSHOの耳をつかんで場内の鉄板にに叩きつける。
そして金丸は南側観客席の中央にSHOを連れ込み、ブレーンバスターを狙う。だが、SHOはこらえ、金丸にラリアット。さらにパワーボムの体勢に入るが、金丸がこらえる。
するとSHOはキックを叩き込み、金丸を壁に叩きつけようとする。しかし、金丸は逆にSHOを叩きつけ、さらに固いフロアに向けてブレーンバスターを敢行。
金丸はカウント18のところで、リングサイドまで戻ってきたSHOに、セコンドのヤングライオンをぶつける。そして自身はすばやくリングに戻るも、SHOはカウント20以内にリングに生還できず、なんとカウントアウト負け。
SHOはリングに戻ると頭を押さえて悔しがる。それを尻目に金丸は腕、そして頭を指して勝ち誇った。
金丸「おい、見たか? おい、こんな闘い方もあるんだよ。会見の時言ってやったろ? スパイスしてやるって。おい、見たか? あの小僧もまだまだだな。もっと頭使え。頭使って動け!」
SHO「クソーッ! クソッ! アーッ! 悔しい、もちろん悔しいけど、アーッ! こんな負け方してたら、何が悔しいかって……こういうことも想定しとかないといけない。もちろん、金丸が相手なら。そこを、アーッ……これも全て、実力のうちだ。こんな負け方でも、今日この日は俺より金丸が強かっただけだ。アーッ! ジュニアタッグチャンピオンとして、今日だけは絶対、落とせなかった……。(※控室に向かいながら)両国、まだまだ諦めてない。アーッ、クソッ!」