BEST OF THE SUPER Jr.26

日時
2019年5月18日(土)   17:30開場 18:30開始
会場
山形・山形ビッグウイング
放送
バナー
観衆
1,213人

第9試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. 26」Aブロック公式戦

VS

  • (3勝0敗=6点)

  • (0勝3敗=0点)

境界線

レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 SHO、ティタンを破って2連勝で未だにノー3カウント、ノーギブアップを続行中の鷹木。迎え撃つのは未だ勝ち星はないものの実績十分の実力者・金丸。山梨県出身者同士が山形大会のメインで激突するAブロック公式戦だ。
 
 先に入場してきた金丸は放送席でゲスト解説をしているタイチに近づき何やら耳打ち。不穏な空気が漂ったが、ゴングが鳴るとロックアップで試合はスタート。ロープに押し込んだ金丸は前哨戦でいためつけた鷹木の左ヒザにストンピングを放ち、ヘッドロックからロープに飛んでショルダータックルだ。
 しかし、鷹木は倒れない。ならばと金丸は鷹木に走るように指示しながら髪の毛を引っ張る。鷹木は逆水平チョップで反撃すると、金丸のフロントキックを顔面に食らいながらもショルダータックルをぶちかまし、ボディスラムで叩きつける。そして場外に逃げた金丸を追いかけ鉄柱攻撃、逆水平チョップ、エルボーでいたぶっていく。
 だが、金丸は鷹木に鉄柱に振られたところを振り返して激突させると、机の上にニークラッシャー。鷹木の左ヒザをさらにいためつけていく。これにはさすがの鷹木も悶絶。鷹木がリングに戻ってくるとすぐさま低空のドロップキックで追撃し、続けてヒザを掴むとマットに叩きつけていく。
 さらに左ヒザをロープに引っかけて体重をかけていたぶる金丸。リング中央に戻しても再び左ヒザをマットに叩きつけ、続けてレッグブリーカーだ。さらにストンピングを放っていく金丸。鷹木がロープに逃げると左ヒザを踏みつけ、リング中央に戻して再びレッグロックだ。
 さらに金丸は自身のヒザで鷹木の左ヒザを連打。再びレッグロックで固め、さらに自身の足を鷹木の左ヒザの裏に当てて伸ばしていく。鷹木がロープエスケープすると自身は場外に出て鷹木の左足を引っ張り、鉄柱に叩きつける。
 そしてウィスキーの瓶を持った金丸。これをリングに放り投げ、レフェリーが気をそらせると、その隙きにイスを持ち出し鷹木の左ヒザを殴打。そして花道へ鷹木を引きずり出すと足4の字固めだ。
 金丸はじっくりといためつけ、頃合いを見計らってリングに戻る。リングアウト勝ち狙いだ。だが、鷹木もカウントアウトギリギリで帰還。その鷹木を金丸はストンピングでいたぶるが、ついに鷹木も立ち上がる。そして強烈な逆水平チョップで反撃。金丸の飛びつき式のスイングDDTも阻止して、逆にブレーンバスターをお見舞いだ。
 そして串刺し式のパンピングボンバー、バックドロップと続けた鷹木。強引に金丸をぶっこ抜きジャーマンに持ち込もうとする。金丸が踏ん張ると、熨斗紙に切り替えた鷹木。しかし、金丸はヒザ裏を蹴って脱出。鷹木がエルボーとナックルをすぐさま放って反撃してくるが、金丸は続く龍魂ラリアットかわしてを飛びつきのDDT。しかし、鷹木も続いて突進してきた金丸を捕まえて、ポップアップ式のデスバレーボムだ。
 そして串刺し式パンピングボンバーを放った鷹木。続けてパンピングボンバーを放とうとするが、金丸はこれを低空のドロップキックで迎撃。そして足4の字固めに捕獲する。リング中央で悶絶する鷹木。なんとかロープエスケープしたが、立ち上がったところで金丸の串刺し式フロントハイキックを被弾。だが、続いて金丸が放ったディープインパクトはキャッチ。強引に後方にぶん投げると、熨斗紙へ。
 金丸が踏ん張ると左右のエルボーを連続でぶち込み、ダブルチョップだ。そしてパンピングボンバーへ。しかし、金丸はこれをレフェリーを盾に使って阻止。低空のドロップキックで鷹木の左ヒザを打ち抜き、再び足4の字固めへ。だが、鷹木は下から蹴飛ばしてこれを阻止する。
 しかし、蹴飛ばされた金丸がレフェリーに激突。そしてレフェリーが倒れたのを見てチャンスと見たか、放送席にいたタイチがリングに近づき金丸にイスを渡す。見計らってタイチがイスを渡す。金丸は鷹木の左ヒザにイス攻撃だ。
 そして、タイチが鷹木を捕まえたところにイスを大上段に振りかざした金丸。しかし、ここでレフェリーが立ち上がり、金丸の攻撃を阻止。ならばと金丸はレフェリーを突き飛ばすと、ウィスキーのボトルを手に取り口に含む。しかし、イスを杖代わりにして立ち上がった鷹木は、金丸の酒飛沫をイスを使って防御。間髪入れずパンピングボンバーだ。
 そして金丸のウィスキーを口に含んで掟破りの逆酒飛沫。そして熨斗紙で叩きつけると、渾身のパンピングボンバーでなぎ倒す。金丸もキックアウト。このピンチに再びタイチがリングに駆け寄るが、ヤングライオンが身体を張って阻止。その間に鷹木は金丸にラスト・オブ・ザ・ドラゴンでトドメを刺し、3連勝を飾ったのだった。

COMMENT

鷹木「あぁ~、金丸ムチャクチャだな、あいつ! 角瓶(ウイスキー)なんてぜんぜん薄めてねぇし。オイ!? いや、キツかった、最後あれ(ウイスキー攻撃)。いや、しかし、あのアルコールが、最後は俺のパワーとなったな。オイ、金丸。俺のときはよ、同じサントリーでも、角瓶じゃなくて俺の大好きな“白州の12年”持って来いってっつってんだ。3戦全勝っつっても、あと六つもあんのか!? 過酷だな。まあ、リング上で言ったとおり、そりゃ脚もキツい、腕もキツい。だがよ、気持ちのいい旅じゃねぇか、オイ? これぞ! プロレスやってるって実感できるよな。なんとしても、這ってでも、オイ、いま宣言したからな。無敗のまま、この『SUPER Jr.』、終わらしてやるぜ」

※金丸はノーコメント

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