2日前(5月24日)の後楽園大会でロメロにまさかの敗北を喫し、全勝がストップしたファンタズモが登場。対するは、現在3勝3敗のYOH。
ファンタズモがゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり場外乱闘で試合がスタート。ファンタズモがYOHにフェンスを叩きつけ、場外マット上でブレーンバスターを敢行する。
ここでファンタズモは一旦リングへ戻るが、再び場外へ降り、YOHを観客席へ叩き込む。だが、カウント19でリングへ戻ったYOHは、スクールボーイ、逆さ押さえ込を矢継ぎ早に繰り出し、ファンタズモの動きを止める。
さらにYOHは、ファンタズモのラリアットをかわし、ドロップキックをお見舞い。さらに、アームブリーカー、トーキック、踏みつけ攻撃、エルボー、逆水平チョップなどで試合を優位に進めて行く。
だが、ファンタズモがロープワークでフェイントをかけ、YOHをトップロープへ叩きつける。そして、ラ・ブファドーラ、強烈な逆水平チョップで追い討ち。
次にファンタズモは、YOHをスローイングして赤コーナーへ激突させる。そして、ニードロップ、チョーク攻撃などで追い討ちして行く。
ファンタズモの優勢は続き、YOHをコーナーで逆さづりにし、急所を執拗に踏みつける。だが、YOHがその体勢から腹筋で上体を起こし、雪崩式ジャーマンスープレックスホイップで逆転。
ここからYOHは、カウンターバックエルボー、トーキック、フライングフォーアーム、串刺しバックエルボー、フロントネックチャンスリーホールドと一気に畳み掛ける。
続いてYOHはニュートラルコーナーへのぼるが、ファンタズモが追いかけて雪崩式ブレーンバスターの体勢に入る。これをYOHが抵抗すると、ファンタズモはトップロープへ飛び乗ってジャンピングハイキックを浴びせ、雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。
その直後、ファンタズモはフロッグスプラッシュを繰り出すが、YOHが両膝を立てて身を守り、首固めで押さえ込む。そして、腕ひしぎ逆十字固めを極めるが、ファンタズモが素早くロープへ逃げる。
するとYOHはドラゴンスープレックスを仕掛け、抵抗したファンタズモを押さえ込む。これをファンタズモが切り返して丸め込むが、カウントは2。
ここからYOHがエルボースマッシュを浴びせると、ファンタズモはすぐにエルボーで対抗。するとYOHはローリングソバットを見舞うが、ファンタズモがジャンピングフロントハイキック、カウンタートラースキックで報復。そして、スピニングネックブリーカー(変型ヘラクレスカッター)で叩きつける。
次にファンタズモはCR IIの体勢に入るが、YOHがリバーススープレックスで場外へ投げ捨てる。そして、ロープへ走るが、ファンタズモが場外からジャンピングハイキックを見舞って迎撃。
ここでファンタズモはエプロンからトップロープ越しのブレーンバスターを狙うが、YOHが抵抗。すると、ファンタズモがYOHを突き飛ばし、海野レフェリーと激突させる。
これで海野レフェリーがダウンすると、ファンタズモはブリティッシュクルーザーベルトでYOHを殴りにかかる。しかし、海野レフェリーが気づき、ファンタズモとベルトの取り合いになる。その隙にYOHが背後からファンタズモに近づき、ファイブスタークラッチで一気に3カウントを奪取した。