5月3日(金・祝)福岡のNEVER戦を前に、王者コブと挑戦者タイチが今シリーズ2度目の前哨対決。なお、前日(4月26日)の広島大会では、試合後にタイチが暴走してコブを痛めつけている。また、ライガーと鈴木は4月24日の後楽園ホール大会で遺恨が勃発。緊張した対決ムードが高まっている。
ゴングを待たずに鈴木軍が襲い掛かり、いきなり場外乱闘で試合の幕が開く。しかし、YOSHI-HASHIが鈴木&タイチ&TAKAのトレイン攻撃から逃れ、ヘッドシザースホイップでタイチを投げ飛ばす。
ところが、控えの鈴木がロープワークを妨害し、トップロープ越えの腕ひしぎ逆十字固めで絞る。これで再び場外乱闘が巻き起こり、タイチがコブ、鈴木がライガー、TAKAがYOSHI-HASHIを激しく暴行。
そのまま鈴木軍がYOSHI-HASHIを捕まえ、ダーティーファイトで集中的に痛めつける。しかしYOSHI-HASHIは、カウンター逆水平チョップ、フェイント式バックキックで脱出。
ライガー対鈴木となり、ライガーが串刺し掌底で先制。そこから雪崩式攻撃を仕掛け、抵抗した鈴木を垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
すると鈴木は、ライガーのボディに膝蹴りを浴びせ、串刺しフロントハイキック、ランニングローキックで追撃。続いて2人がチョップを打ち合い、ライガーが競り勝つ。
それでも鈴木が背後へ回ってスリーパーホールドを極め、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。これをライガーがバックスープレックスに切り返すと、鈴木はカウンターキチンシンクで巻き返した。
コブ対タイチとなり、コブが串刺しラリアット、串刺しジャンピングエルボースマッシュ、バックフリップ、その場飛びムーンサルトプレスと畳み掛ける。
次にコブはツアー・オブ・ジ・アイランドに行くが、タイチが脱出してローリングソバット。そして、コーナーでジャンピングハイキックを見舞うと、ショートタイツ姿になってスピンキックを発射。これはコブにかわされるも、すぐさま顔面にジャンピングハイキックを命中させた。
コブ対TAKAとなり、TAKAが串刺しラリアット、鈴木が串刺しフロントハイキック。そして、鈴木がスリーパーホールドでコブを座らせ、TAKAが低空ランニングニーアタックを食らわせる。
そこからタイチが天翔十字鳳を狙うも、YOSHI-HASHIのカットが間に合う。そして、ライガーが鈴木を引きつける中、コブがカウンターラリアットでTAKAを吹き飛ばす。
それでもTAKAはジャンピングバックキックを浴びせるが、コブが変型バックドロップで報復。そして最後は、ツアー・オブ・ジ・アイランドで葬った。
試合後、コブとタイチが至近距離で激しく睨み合う。一方、ライガーと鈴木も一触即発の状態となった…。