第6試合ではNEVER無差別級6人タッグを賭けて、王者の真壁刀義&矢野通&田口隆祐組がタマ・トンガ&タンガ・ロア&ヒクレオ組を迎撃。1.30仙台でタマ&ロア&石森太二組を下してNEVER6人タッグを獲得した真壁組は、今回が二度目の防衛戦。
また、真壁組は今シリーズの4.29熊本でG.o.D(タマ&ロア)のIWGPタッグに挑戦。今回は真壁&矢野組とG.o.Dの王座戦二番勝負の初戦となる。
G.o.DはIWGPタッグ、ROH世界タッグ、そして事前に真壁組から強奪したNEVER6人タッグのベルトと共にリングイン。
ゴング前にBULLET CLUBが奇襲攻撃。タマが矢野、ロアが真壁、ヒクレオが田口に襲いかかる。ヒクレオは田口を両足で踏みつける拷問攻撃。
リング上、G.o.Dが矢野にダブル攻撃を狙う。しかし、矢野はロープにしがみついて「ア~ア~ア~!」と雄叫び。そしてすばやくコーナークッションを取って、G.o.Dを翻弄。だが、矢野がロープに飛んだところで邪道が場外から竹刀攻撃。
タマは矢野に高さのあるエルボードロップ。続いてヒクレオが矢野を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。さらにヒクレオは逆水平チョップで快音を響かせる。
次はロアが矢野にボディスラム。そしてムキ出しのコーナーに叩きつける。スイッチしたタマはギロチンドロップ。さらに矢野の両耳を引っ張って痛めつけると、バックドロップの体勢からサイドに落とす。
タッチしたヒクレオは矢野に豪快なスウィンギングネックブリーカー。BULLET CLUBはすばやいスイッチワークで矢野を痛めつけていく。ロアは矢野にブレーンバスター。さらにBULLET CLUBは3人がかりで連続攻撃。真壁がカットに入るも、タマがドロップキックで場外に落とす。
矢野はロアの後ろ髪をつかんでダウンさせると、自軍コーナーに戻ろうとするが、タマが阻止。しかし、矢野はタマをムキ出しのコーナーに叩きつけ、ようやく田口にスイッチ。
田口の指示を受け、真壁が連続でロアに串刺しラリアット。続いて真壁が田口をスローし、串刺しヒップアタックをロアに炸裂。田口はロアにロープを往復してヒップバット。さらに場外に下り、ロアにパンチをヒット。
勢いに乗る田口はロアにブレーンバスターを連発。だが、三発目はロアが逆に持ち上げてファルコンアロー。次は真壁とタマのマッチアップ。真壁は串刺しラリアットから頭部にナックルを落とす。そしてノーザンライトスープレックスを決めるが、タマはカウント2でキックアウト。
真壁はジャーマンを狙うがタマは脱出。そしてカウンターのスピアーを決める。ヒクレオは相手コーナーの二人をショルダータックルで吹き飛ばす。続いてBULLET CLUBは真壁にトレイン攻撃。さらに3人がかりで連携バックドロップを炸裂。
ここでヒクレオがレフェリーの注意を引きつけているうちに、邪道が竹刀攻撃を狙うが、タマに誤爆。すかさず真壁はラリアットを叩き込み、トップロープからキングコングニー。しかし、タマはカウント2でキックアウト。
今度はロアが竹刀で真壁組を一掃。さらにロアは真壁のチェーンを腕にまきつけ、真壁にラリアットを炸裂。そしてロアはダウンしているタマを真壁の上に乗せ、フォールが数えられるも、カウント3ギリギリで田口がカット。
ロアは田口にヘッドバット。しかし、田口はヒップアタックでロアを場外に追放。さらに田口はヒクレオにもヒップアタックを繰り出すが、ヒクレオはバックドロップで切り返す。続いてヒクレオは真壁にフラットライナー。しかし、フォールはカウント2で真壁がキックアウト。
ヒクレオはネックハンギングを狙うが、真壁が脱出。怒りのヒクレオが突進してくると、真壁はカニバサミ。間髪入れずに、矢野が場外から赤いイスでヒクレオの脳天に一撃。
さらに田口のスワンダイブヒップアタックをはさみ、真壁がラリアット。最後は真壁がヒクレオにボディスラムからキングコングニーを突き刺し、3カウントを奪取。真壁組が二度目の防衛に成功した。
Road to レスリングどんたく 2019
- 日時
- 2019年4月22日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 放送
- 観衆
- 1,619人
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第6試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合<第19代チャンピオンチーム>
<チャレンジャーチーム>
※チャンピオンチームが2度目の防衛に成功レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
矢野「バカヤロー、おまえらオイ! おまえらとはな、背負ってるモノも持ってるモノも違うんだ、オイ。この! 登別市観光大使様が、おまえらにオイ! 登別の良さを教えてやるよバカヤロー!」
真壁「俺たちがチャンピオンだ! これが!これが結果だコノヤロー! よく見ろよテメーら、オイ。いいか、なんべんも言ってやる! テメーらによ、ベルトは似合わねえ。いいか、俺様たちみたいなホンモノがよ、ベルト巻いておけば……ああ、なんだ? なんだ? なんだ? 次はか? オイ! ……熊本だな、オイ(ニヤリ)。テメーら顔洗って待ってろ、それだけだ!」
田口「(報道陣の顔をジックリ見回したあとに)……ありがとうございました」
タンガ「真壁、聞いてるか? 俺は兄弟でIWGPタッグ王座を5回も獲った。その間、オマエは何人のパートナーと組んできたんだ? 多すぎて覚えてもいられないな。で、次は矢野? オマエ、ホントにそれでいいのか? 新日本のメンバー全員見渡して、パートナーを探したほうがいいんじゃないのか? CHAOSの連中だっているじゃないか。4月29日のタイトルマッチ、どうせオマエはまた同じことをするんだろう? つまり、新しいパートナーとリングインして、負けるんだ。それだけのことだ。オマエがもともと組んでいた古いパートナー、本間のことを思い出してみろよ。オマエらのことをリスペクトはするが、俺たち、若くて強いタッグチームにはもう敵わないんじゃないのか? まぁ、せいぜい頑張るんだな」
※タマ、ヒクレオはノーコメント。