第7試合はジュース・ロビンソンがIWGP USヘビー級王座を賭けて、バッドラック・ファレを迎撃。ジュースは3.24長岡でチェーズ・オーエンズを相手に同王座を防衛。その試合後、ファレの襲撃を受け、両者のあいだで遺恨が生じた。約4年7カ月ぶりとなるシングル王座戴冠を狙う難敵ファレを、ジュースはどう迎え撃つか?
ゴング前にファレはジュースの背後に突進。だが、ジュースもボディスラムを狙う。しかし、巨体は持ち上がらず、逆にファレがボディスラムでジュースを投げ捨て、さらにラリアットで場外に排除。
ファレも場外に下り、ジュースを鉄柵に投げつける。続く二発目は、ジュースが逆にファレを鉄柵へ。そしてジュースはボディスラムを狙うが、こらえたファレはジュースを抱え、腰を鉄柱に打ち付ける。そして、場外でボディスラムにきって取り、リングへ。
ジュースがリングに戻ると、ファレは全体重を載せて踏み潰し攻撃。そして、再びジュースを場外にトップロープ越しに投げ捨てる。ファレはジュースを客席に投げ捨てる。さらに固いイスの上にボディスラム。ジュースはカウント18でギリギリリングに生還。
ファレはジュースの背中をヒザで押さえつけ、キャメルクラッチのように締め上げる拷問攻撃。そして腰にストンピングを連発。さらにファレはベアハッグ。徹底的にジュースの腰にダメージを与える。場内は「ジュース」コールが発生。
ジュースはどうにか抜け出すと、ボディスラムを狙うが、腰を押さえて不発。するとファレはジュースを豪快なハンマースルーでコーナーに叩きつける。
ファレはジュースをコーナーに固定し、ベイダーハンマーのように両腕を振り回してジュースの顔面をタコ殴り。さらにショルダースルーで投げ飛ばし、腰にエルボードロップ。
ファレの猛攻は止まらない。相手の腰に何発もエルボーをお見舞いすると、ジュースは崩れ落ちてしまう。ファレはジュースを立ち上がらせるが、そのスキをついてジュースがエルボーで反撃。さらにエルボーを連発し、ファレの攻撃をかわすと背後に回ってパルプフリクションの体勢へ。しかし、ファレはこらえ、そのまま後退してジュースをコーナーにサンドイッチ。
続く串刺し攻撃をかわしたジュースは、ファレに串刺しラリアット。さらにショートレンジのラリアットを連発し、「モウイッカイー!」とアピールしてから十分な助走をとって串刺しラリアット。そしてキャノンボールを炸裂。
ジュースはトップロープからフライングクロスボディ。だが、ファレはグラネードで捕獲。ジュースはこれを切り抜けると、ボディスラムで持ち上げるが、投げ捨てることはできず。逆にファレがボディスラムの体勢に捕らえるが、ジュースは着地し、ファレの足関節にマッケンロー。さらにナックルパートをを繰り出すも、ファレはかわしてグラネードへ。ジュースはこの動きを読み、ファレをボディスラムで抱えるが、そのまま押しつぶしてしまう。
ファレは串刺しボディプレスから、ジャンピングボディプレス。だが、ジュースはカウント2でキックアウト。ジュースはナックルパートを連発し、さらにドロップキック。そして雄叫びを上げ、ファレに突進。しかし、ファレはスピアーで迎撃。そしてついにグラネードを決めるが、ジュースはカウント2でなんとかキックアウト。
ならばとファレはバッドラックフォールで抱え上げるが、ジュースはうまく着地。すると、ファレはサモアンドロップを狙う。これもジュースは脱出し、左ストレート一閃。
そしてジュースはトップロープからフライングクロスボディ。さらに「ジュース」コールを煽ると、左ストレートを叩き込み、ついにボディスラムに成功。そして一気にパルプフリクションを決めて3カウントを奪取。ジュースが苦しい戦いを制し、三度目の防衛に成功した。