4月20日（土）名古屋で行われるIWGP IC戦を控え、王者・飯伏と挑戦者ザックが前哨戦で対決。

　試合開始前、TAKAがいつもようにマイクアピールを行ない、ザックの勝利を予言。そして、対戦相手の飯伏＆本間＆ライガーを呼び込んだ。

　そんな中、ライガー対タイチで試合が始まるも、タイチはまともに闘おうとしない。するとライガーがファンの「タイチ」コールを扇動するが、タイチは構わずに自ら場外へ降りてしまう。
　しかし、控えの本間がタイチを捕まえ、ライガーがスライディングキックをお見舞い。これで勢いに乗ったライガーはロメロスペシャルを仕掛けるが、背後からザックが妨害し、コブラツイストで捕獲。そして、カットに来た飯伏にもコブラツイストを極める。
　これをきっかけに激しい場外乱闘となり、そのまま鈴木軍がライガーに集中攻撃を開始。タイチがマスクに手をかけると、ライガーは何をできなくなってしまう。
　しかしライガーは、カウンター掌底でTAKAに逆襲し、ようやく飯伏とタッチ。その飯伏は、スワンダイブミサイルキックでTAKAを蹴散らし、ザックを指名する。
　これに応じてザックが出ると、飯伏はミドルキックをお見舞い。そして、カウンターパワースラム、ライオンサルトへ繋ぐ。
　飯伏の攻勢は続き、打撃ラッシュからその場飛びムーンサルトプレスを繰り出す。これをザックが受け止めてグラウンドへ引き込むが、飯伏はカウンタードロップキックで逆転した。
　本間対ザックとなり、本間が串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけし、ブレーンバスター。続いてトレイン攻撃となり、ライガーが掌底でザックを吹き飛ばす。
　ここで本間はコーナー2段目からこけしを敢行するが、ザックにかわされて自爆。これで本間がフラフラになると、TAKAが串刺しジャンピングニーアタック、タイチが側頭部へのミドルキック、ザックがランニングローキックで追い討ちをかける。
　次にザックはザックドライバーの体勢に入るが、本間が脱出してヘッドバットをお見舞い。そして、こけし落としを仕掛けるが、今度はザックが脱出して卍固めを極め、ギブアップを奪った。

TAKA「あと3日だ、3日。こいつ（ザック）が2冠王になるまであと3日だ」
ザック「別の試合でも、結果は同じだ。何も変わらない。今日もまた俺の勝ち。ところで、ジェフ・コブはどこにいる？ ここに新チャンピオンがいるぞ。俺はいつでも無差別級の闘いだ。タイトルマッチであろうとなかろうと、関係なくな。コータ、インターコンチネンタル・チャンピオンシップまであと3日」

※ここでコメントスペースにライガーが殴り込んできて口論になる。
ライガー「（※タイチに向かって）お前、ジェフ・コブとタイトルマッチあんだろうが？ あんなんで、お前勝てるわけねぇだろうが。お前なんて下がってろ！ オレが代わりに挑戦してやるよ！」
タイチ「なんだと！」
ライガー「お前が（ベルト）獲ったら、俺が挑戦してやるよ！」
タイチ「言ったな。みんな、聞いたか？」
ライガー「誰もいねぇから、聞いてねぇよ！」
タイチ「言ったぞ、お前！」
ライガー「誰も聞いてねぇよ！」
タイチ「言ったな！ 辞める前に俺が相手してやるよ！ 挑戦させてやるよ、この野郎！」
ライガー「ふざけんな、お前！ 辞める人間に負けてみい。お前どうなるか！」
タイチ「早く辞めちまえ！」
ライガー「なんだと！」
　
飯伏「いやあ、こんなに、こんなに負けてちゃ、チャンピオンとしてちょっとふがいないですよ。最後もいつも、負けた上にとどめまで押されて。でも、僕らは人間ですよ。僕らは動物ですよ。彼は植物ですよね？ 肉を、肉をもっと食べろ。これは肉対野菜だ」
※本間はノーコメント