『Road to レスリングどんたく2019』第3戦として開催される甲府大会。今回も主要大会で行われるタイトルマッチの前哨戦を主体に、全7試合が組まれた。
第1試合は、辻vs上村のヤングライオン同期対決。このカードは3大会連続で、開幕戦(4.13つくば)では辻、第2戦(4.14高崎)では上村が勝利。それぞれデシングル戦初勝利をあげている。
序盤、辻がボディスラムで上村を投げ、脚を取って絞り上げる。そして、逆片エビ固めを極めるも、上村はロープへ手を伸ばす。
それでも辻は強烈なチョップを叩き込むが、上村がカウンタードロップキックで逆襲。さらに、エルボー連打、アームホイップ、逆エビ固めと一気に攻め立てる。
だが、辻がロープエスケープし、カウンターショルダータックルで挽回。そして、ショルダースルーから逆エビ固めを仕掛けるが、上村がいち早くロープへ逃れる。
続いて両者がエルボーを打ち合い、そこから辻がボディスラムの体勢に入る。しかし、上村が脱出し、飛びつき後方回転エビ固めで3カウントを迫る。
だが、辻がキックアウトし、カウンタースピアーをお見舞い。そして、アバランシュホールドからフォールに行くが、上村が跳ね返す。
その直後、辻は逆エビ固めをお返し。上村がロープへ近づくとリング中央へ引き戻して腰を落とし、ギブアップを奪った。