第3試合は真壁刀義&矢野通&トーア・ヘナーレvs鈴木みのる&K.E.S（ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.）。

 

　鈴木軍はゴングを待たずに奇襲攻撃。鈴木と真壁は場外で激しくやり合う。アーチャーは客席で矢野を蹂躙。
　リング上ではヘナーレがハカを披露し、スミスのノド元にトマホークチョップ。続くサモアンドロップはスミスが切り抜ける。さらにスミスはトップロープに登ったヘナーレにデッドリードライブ。
　スミスはヘナーレを場外に落とし、フロアで高速ブレーンバスター。鈴木は真壁に鉄柵、イスを投げつける。
　スミスはヘナーレをリングに戻し、アーチャーとスイッチ。K.E.Sはヘナーレにダブルのボディスラム。続いてアーチャーはヘナーレにショートレンジのラリアット。さらに胸板への張り手を連発。
　かわしたヘナーレは打撃を返していくが、アーチャーはコーナーにハンマースルー。その勢いでヘナーレは前のめりに倒れ込んでしまう。
　アーチャーはヘナーレを場外に落とすと、鈴木が机に頭部を叩きつける。続いてスミスがヒザを叩きこみ、リングに投げ入れる。
　ヘナーレは鈴木に逆水平チョップを叩き込む。しかし、鈴木は不敵な笑みを見せ、強烈なエルボー。さらにロープに飛ぶが、ヘナーレはカウンターのサモアンドロップで反撃。
　スイッチした真壁は鈴木にショルダータックル。さらにK.E.Sにも攻撃。スミスが襲いかかるも、真壁はラリアット。そして対角線のコーナーを往復するかたちで、鈴木とスミスに串刺しラリアット。
　真壁は鈴木の頭部にナックルパートを落とし、ノーザンライトスープレックスを狙う。しかし、切り抜けた鈴木は、串刺しフロントキックから胸板にサッカーボールキック。
　ここから両者はエルボー合戦へ。真壁が打ち勝つも、鈴木はニヤリと笑い、鋭いエルボー。そして鈴木はスリーパーからゴッチ式パイルドライバーへ。だが、真壁は脚力でリバース。
　さらに真壁は左腕で浴びせかけるようなラリアット。タッチした矢野はすばやくコーナークッションを外し、鈴木をハンマースルー。だが、鈴木は回避し、矢野にフロントキック。
　次はアーチャーが矢野に串刺しエルボー。しかし、二発目は矢野が「ごめんなさい！」とおがんでアーチャーをストップ。そして急所攻撃を狙うが、これをディフェンスしたアーチャーはロープへ。
　矢野はマンハッタンドロップで捕らえるも、アーチャーの足が長すぎてクリーンヒットならず。そして両者は互いのうしろ髪を引っ張り合うが、矢野がダウンを奪う。
　次はヘナーレがアーチャーにエルボーの連発。そしてトップコーナーからダイビングショルダーアタック。
　ここから真壁組はアーチャーにトレイン攻撃。そしてヘナーレはランペイジを決める。しかし、鈴木軍は分断作戦へ。K.E.Sはヘナーレに連携のアバランシュホールド。だが、続くキラーボムはヘナーレが逃れる。
　そしてヘナーレはアーチャーの巨体をブレーンバスターで投げつけ、気合を入れるとTOAボトムを狙う。しかし、これをこらえたアーチャーは変則的なショルダータックル。最後はブラックアウトを完璧に決め、ヘナーレから3カウントを奪った。

　試合後、上村をスミスが羽交い締めにすると、鈴木が強烈な張り手。