第1試合は天山広吉&小島聡&天山広吉&小島聡vsマイケル・エルガン&コルト・カバナ&辻陽太&上村優也。第三世代と外国人+ヤングライオンの異色カルテットが対峙する。エルガンは今回の『NJC』で一回戦で敗退するも、オカダ・カズチカと好勝負を展開。カバナは初出場ながら真壁刀義、矢野通を下しベスト8まで残る活躍を見せた。
ゴング前からヤングライオンがいきり立つも、カバナが笑顔で制し、先発を買って出る。
まずはカバナと永田が向かい合い、互いに敬礼ポーズをかわす。リストの取り合いでは、カバナが軽快な動きを披露。両者は技の読み合いから一旦距離を取ると、場内は拍手。
次は上村と中西。上村は中西にロックアップでロープに押し込まれるも、背後に回ってドロップキック。そしてエルボーを連発するが、中西のエルボー一発で吹っ飛んでしまう。上村のピンチに辻もリングインし、中西にドロップキック。さらに上村と共にダブルのブレーンバスターを狙うが、中西はふたりまとめてスープレックス。
続いて今日が誕生日の天山が登場。上村に対し、ヘッドバットとモンゴリアンチョップをお見舞い。さらに串刺しラリアット、ブレーンバスターと畳みかける。
ここから天山と小島が上村にモンゴリアンチョップを炸裂。さらにテンコジはダブルのショルダータックルを浴びせる。続いて小島は上村にマシンガンチョップ。そして串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、ダイビングエルボーを投下。しかし、フォールは辻がカットイン。
小島は上村にローリングエルボーを見舞い、ロープへ。すると上村はカウンターのドロップキック。
ようやくスイッチしたエルガンは小島に延髄斬り。さらにブレーンバスター、バックドロップ、串刺しラリアットを炸裂。
エルガンは小島に相手のお株を奪うマシンガンチョップ。そして肩に担ぎ上げるが、小島は脱出。小島はエルガンがラリアットに来たところを、その右腕にラリアットを叩き込んで動きを止め、コジコジカッター。
今度は天山がエルガンにモンゴリアンチョップを連発。しかし、エルガンはカウンターのパワースラムで反撃。
次はカバナが天山に掟破りのモンゴリアンチョップ。だが、天山もモンゴリアンチョップでお返し。しかし、カバナはブンブンショットからフェイント入りのボディプレス。
カバナはロープに走るが、天山はカウンターのフライングニールキック。スイッチした永田に対し、カバナは後頭部へのラリアット。
次は辻が飛び出し、永田にエルボー連発。永田もフロントキックを返すが、辻はショルダータックルで吹っ飛ばし、さらにアバランシュホールド。
辻は永田に逆エビ固めを仕掛けるが、中西が逆水平チョップでカット。しかし、辻は中西の巨体をボディスラムで斬って取る。
しかし、永田が辻にキチンシンク。さらに強烈な左ミドル。ここで両軍入り乱れる中、永田は辻にエクスプロイダー。そして最後はナガタロックⅡでギブアップを奪った。
小島「さあ、残りあとふたつ。今日終わって、あとひとつか。プロレスが楽しくて楽しくてしょうがねぇ。やめられんねぇ。クソ。体がウズいてしょうがねぇ。まったく疲れてねぇ。この体の“たぎり”はなんだ!? この体の、このゾクゾクした感じは何なんだ!? 自分でもよくわかんねぇや。それだけ、いま現在、2019年にしても、プロレスが楽しくてしょうがねぇ。そういうことです」
天山「オッケー。長岡大会ね、最終戦の2連戦ありますけども。今日の初日もお客さんの凄い盛り上がりでね。あんな環境でやれるって最高に幸せですよ。まあ、しかも今日は、自分のね、誕生日なんですけども(笑)。もう48(歳)ですよ。ヤバいですね(笑)。もうこんなクソジジイがね、まだホントにリングに上がれるという。それだけでも幸せな環境ですし。まだまだこれからもね、どんどん新日本の中で大暴れしたいと思ってますんで。まあ、1年あっという間に過ぎてね、またこうやって歳を重ねて。それでもやっぱり新日本プロレス大好きなんで、しっかりと、いつまでも、どこまでも突っ走って行きたいなって思ってます」
※永田&中西はノーコメント
上村「俺はヘビー級の大ベテランでも投げれるような力を持ってるんだ。それはこの前の後楽園(ホール)でも証明させた。今年の『(BEST OF THE)SUPER Jr.』は、成田じゃなくて、上村が絶対に出てやる。ありがとうございました」
カバナ「今日はタッグで第1試合だったけど、新日本プロレスのレジェンドと試合をすることができた。残念ながら負けてしまったし、自分の新日本プロレスにおけるシングルマッチの戦績は、人に言えたものじゃない。しかし、明日ももう1試合ある。ここでは勝つつもりでいる。今日、負けてしまったことは満足ではないが、明日に向けて頑張るよ。アリガトゴザイマス」
※エルガン&辻はノーコメント