翌日(3月21日)の浜松大会で行われる『NJC』準々決勝戦を前に、棚橋とザックが前哨戦で激突。
試合開始前、TAKAがマイクアピールを敢行し、いつものようにザックの勝利と『NJC』2連覇を予言。そして棚橋に対し、「ちょっと疲れてるみたいですね。ムリはせず“ユー・ジャスト・タップアウト”! ギブアップして下さい」という言葉で宣戦布告した。
そんな中、海野対TAKAで試合開始となり、TAKAがトーキックからヘッドロック。そして、ショルダータックルを浴びせるが、海野が受け止めてカウンタータックルを食らわせる。
続いて海野は逆エビ固めを狙うが、TAKAがいち早くロープエスケープ。そして、そのまま海野を捕まえて青コーナーへ連行すると、ザックがネックツイストで悲鳴をあげさせる。
ここからザック&TAKAが海野を逃がさず、代わるがわる攻め続ける展開が続く。しかし海野は、串刺し攻撃に来たTAKAを両脚キックで迎撃し、コーナー2段目からのミサイルキックで報復。
これで棚橋対ザックとなり、棚橋がエルボー&太陽ブローからフライングフォーアーム。さらに、カウンターバックエルボーからフライングボディアタックを浴びせる。
続いて棚橋はツイスト&シャウトからスリングブレイドを仕掛けるが、ザックが回避してコブラツイスト。それを棚橋が切り返して反対にコブラツイストを極めるが、ザックが脱出して変型卍固めで報復。
そこからザックは棚橋の腕にオーバーヘッドキックをお見舞い。その直後、棚橋が張り手を浴びせると、ザックはすぐさまランニングローキックを発射。だが、棚橋が脚をキャッチし、ドラゴンスクリューでなぎ倒した。
ここでタッチを受けた海野は、串刺しバックエルボー2連発でザックの動きを鈍らせ、コーナー最上段からミサイルキックをお見舞い。そして、フィッシャーマンズスープレックスの体勢に入るが、ザックが脱出して腕にオーバーヘッドキックを浴びせる。
その直後、TAKAが海野に串刺しジャンピングニーアタックを食らわせると、ザックがランニングローキックで追い討ち。それでも海野はエルボー連打、エルボースマッシュで巻き返し、逆さ押さえ込みでザックを追い込む。
これをザックが返すと、棚橋が即座にスリングブレイドでなぎ倒す。そして、海野がジャーマンスープレックスを仕掛けるが、ザックが切り返してフロントネックロックで捕獲。しかし海野は、その体勢からブレーンバスターでザックを投げ捨てる。
続いて海野は再びフィッシャーマンズスープレックスを狙うが、ザックが脱出してコブラツイスト。すると、TAKAがジャストフェースロックで棚橋を分断し、ザックが卍固めへ移行。さらに、変型グラウンド卍固めへ持ち込み、海野を葬った。
試合後、ザックは上村を関節技で痛めつけ、手首に巻いていたテーピング投げ捨てて棚橋の顔面に命中させる。そして、特設花道を下がる際、リング上の棚橋を激しく挑発した。