石森は3.6大田区で獣神サンダー・ライガーを下し、IWGPジュニアヘビーを防衛。そして「次は4月6日、マディソン・スクエア・ガーデンでタイトルマッチがしたい。ROH! 挑戦者、出てこい!」とアピールすると、CMLLのリーが登場。両者の一騎打ちの機運が高まった。しかし、その後、ROHでジュース・ロビンソンらとLIFE BLOODを結成するバンディードが、自分を加えた3WAYマッチに変更するよう要求。ROHから挑戦者が名乗り出たことで、三つ巴の王座戦に変更となった。
石森は新しい黒使用のオーバーマスクで入場。
続いて石森がバンディードにトリッキーな動きから両足でネックツイスト。リングに戻ってきたリーは、エプロンのバンディードに飛びついて断崖式のフランケンシュタイナー。すると石森がリーに三角飛び式のラ・ケブラーダを炸裂。
リング上、石森はロープを巧みに使い、バンディードにスワンダイブのヒップドロップ。次はリーが石森にコーナーミサイルから串刺し低空ドロップキック、そして風車式バックブリーカーとたたみかける。
続いてバンディードとリーがエルボー合戦。バンディードはアルゼンチンバックブリーカーのように抱えると、落としながら相手の顔面にヒザ叩きつける荒技。
目まぐるしく攻守が入れ替わる中、石森がバンディードにハンドスプリング式のスクリューキック。さらにリーに飛びつくが、リーはシットダウン式パワーボムで切り返す。
リーはトップロープに石森を固定し、パタラス・エネル・ペチョを狙うが、バンディードがトップロープに飛び乗り、リーに飛びつき式フランケンシュタイナー。
そのバンディードに石森がラ・ミスティカを決めるが、間髪入れずにリーが石森にカナディアンデストロイヤー。一進一退の攻防に場内は大歓声に包まれる。
石森はリーにヒザを叩き込み、バンディードに突進。しかし、バンディードはポップアップ式のガンスタン。すかさずバンディードはトップロープに登るも、リーが追いかけパタラス・エネル・ペチョを炸裂。そしてリーは石森にデスヌカドーラを仕掛けるが、石森は丸め込みで切り返す。
石森はリーにサイファーウタキを決めてフォールに入るも、これはカウント2でキックアウト。ならばと石森はブラディークロスを狙うが、バンディードがカット。
バンディードは石森をトップロープに設置し、雪崩式技を狙うも、リーが阻止。そしてロープ上でリーと石森がエルボー合戦。
すると、バンディードがハイキックでリーの動きを止める。そしてバンディードはリーと石森を二人まとめて雪崩式アバラッシュムーンサルトを決め、場内は大きくどよめく。
勢いに乗るバンディードは石森に変形ドライバーを見舞うが、すかさずリーがバンディードをデスヌカドーラの体勢に捕らえる。バンディードは切り抜けるも、リーはリバースフランケンシュタイナー。
リーは石森をヒザで排除し、バンディードにデスヌカドーラを炸裂。これで3カウントが入り、リーが三度目の挑戦にしてIWGPジュニアヘビーを見事初戴冠。