新日本プロレス本隊vs鈴木軍の6人タッグマッチ。全員が『NJC』1回戦にエントリーしており、3月9日（土）名古屋でヘナーレとアーチャー、3月11日（月）高松で小島と鈴木、矢野とスミスが対決する。

　鈴木軍の奇襲を合図に試合開始となり、スミスがリング上で矢野を痛めつける。それでも矢野はニュートラルコーナーのクッションを外すが、スミスがそれを奪う。
　さらにスミスは、金具との衝突を回避し、反対に矢野を金具へ激突させる。そして、ボディスラムで投げ捨てると、鈴木が小島、アーチャーがヘナーレを場外で暴行。
　これで矢野は完全に孤立してしまい、スミスが変型カベルナリア、アーチャー＆スミスが合体ボディスラム、アーチャーが串刺しボディアタック2連発などで苦しめる。しかし矢野は、マンハッタンドロップでようやく鈴木に一矢報いた。
　小島対鈴木となり、小島が逆水平チョップ乱射、エルボー、トーキック、逆水平チョップ、串刺しジャンピングエルボーと攻め込む。そして、「いっちゃうぞバカヤロー！」の叫びからコーナー最上段へのぼるが、鈴木が立ち上がって引きずり下ろす。
　さらに鈴木は、串刺しフロントハイキック、ランニングローキックで小島に追撃。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るが、小島がバックスープレックスに切り返す。
　その直後、小島はラリアットを狙うが、鈴木が回避してスリーパーホールドで捕獲。だが、小島がすぐにコジコジカッターで挽回した。
　ヘナーレ対アーチャーとなり、ヘナーレが低空ドロップキックで先制。そしてブレーンバスターの体勢に入るが、持ち上げられずに不発となる。
　その直後、アーチャーがカウンターサイドバスターで逆転し、スミスと共にが合体サイドバスターで追い討ち。そして2人はキラーボムを仕掛けるが、ヘナーレが脱出し、ロープ際のラリアットでアーチャーを場外へ落とす。
　次にヘナーレは打撃コンビネーションをスミスに浴びせ、ロープへ走る。だが、スミスが捕まえて金具へ叩きつけ、そのままアバランシュホールドをお見舞い。そして最後は、ブルドッグボムで3カウントを奪った。

　試合後、小島と鈴木が番外戦を繰り広げ、アーチャー＆スミスは動けないヘナーレをさらにいたぶった。

鈴木「さあ始まったな、『NEW JAPAN CUP』。行くぜ、マディソン・スクエア・ガーデン。おい！　ジェイ・ホワイト！　首洗って待っとけ！」
ランス「Everybody dies、あの歌どうだよ？　『NEW JAPAN CUP』であの歌詞と同じことが起きるんだ。皆殺しだ！」
スミス「その通り！　2019年の『NEW JAPAN CUP』はデイビーボーイ・スミスJr.の番だ！　ヤノ！　おもしろおかしく闘って、ズルばっかりしているあの野郎！　俺が消してやるぜ！　ヘナーレに俺のフィニッシュがどんなに痛かったか聞くがいい！　そしてセコンドにいたヤングライオンにも今日はブルドッグボムを決めてやった。ヤノ、お前にはサプライズを用意してるからせいぜい楽しみにしておけ！」

小島「鈴木みのる、俺と出会って何年だ!?　2006年、大田区で初めて乱入されたときのことは、今でもよーく覚えてるよ！　何で覚えてるか分かるか？　オメェのことがムカつくからだ！　あ!?　このプロレス人生の中で、オマエが一番嫌いだからだ！　だから覚えてんだ、そういうことは全部！　いいか、何度目かのシングルマッチ、俺は、悪いけど、オマエなんか見てねぇぞ！　俺は、もっともっと、ずーっと高いところを見てるから！　オマエも俺のことを見てないって言ったよな？　眼中にないってか？　『プロレス界に必要のない人間』だ？　どの口が言ってんだ、テメェ！　そんな口を二度と叩けないようにしてやるよ！」

ヘナーレ「（※ペットボトルの水を頭上から浴びながらインタビュースペースに現れ、壁をバンバン叩く）コウラクエンノ、タメニ、タタカウ！　アシタ！　アシタ　アーチャー！　アーチャー！（と、壁を叩く）　明日の夜、俺はまたアメリカン・サイコと戦う。アーチャー、明日はオマエの後ろにお友達のスミスはいないぞ！　（※腰のベルトを外し、頭上高く掲げてから床に叩きつけて）みんな見ることになる。明日、オマエを持ち上げて、こうしてマットに叩きつけてやる！　135kg？　俺も10kg体重を増やしたんだ！　明日、オマエを倒して、このヘナーレこそが“ジャイアント・キラー”と呼ばれることになるんだ！」
※矢野はノーコメント。