両者の対決は2016年の『G1』公式戦以来となり、そのときは石井が当時IWGPヘビー級王者だったオカダを死闘の末、垂直落下式ブレーンバスターで下し、場内に熱狂を巻き起こした。約2年7カ月ぶりの同門対決、その勝敗の行方は?
続いてショルダータックル合戦。石井が優勢となるも、オカダは意地を見せつけるようにショルダータックルでダウンを奪う。
オカダは低空ドロップキックと見せかけ、立ち止まると挑発するように石井の頭部を蹴り飛ばす。
怒った石井はヘッドバットの連打。オカダも必死にエルボーを放ち、ロープに飛ぶが、石井はショルダータックル。そして今度は石井がオカダの顔面を蹴りつけていく。
オカダはすぐに立ち上がると、石井を場外へ。石井はオカダを鉄柵に投げ飛ばすが、オカダはその鉄柵を踏みつけて回避。そして石井に突進するが、待っていたのはフロア上でのパワースラム。
石井はオカダをリングに戻し、逆水平チョップを連発。オカダがダメージで尻餅をついても、石井は何度も立たせて逆水平チョップの猛襲。そして「ホラッ、どうした、コラッ!?」と挑発し、オカダの顔面を踏みつける。
オカダは立ち上がると、逆水平チョップを打ってこいと誘う。石井は強烈な逆水平チョップでダウンを奪い、さらにブレーンバスターの体勢へ。オカダはこれをしのぐとDDTで石井の頭部を突き刺す。
オカダはランニングエルボーで石井を倒すと「長岡!」とシャウト。ここで石井が場外に一旦エスケープすると、オカダは逃さずプランチャを炸裂。
オカダは石井をリングに戻し、ボディスラムで叩きつけ、トップコーナーへ。石井が立ち上がって突進してくると、その動きを読んだオカダはジャンプして着地。そして串刺しエルボー。
オカダは上から打ち下ろすようなエルボーを連発。すると石井はツバを吐きかける。オカダの追撃のエルボーに対し、石井は下がらず前に進む。そして逆にオカダをエルボーで追い詰め、「どうした、オラッ!_」と叫ぶ。
すると今度はオカダが下がらず、前に出て激しいエルボー合戦へ。続いてスリリングな技の読み合いから、最後はオカダが石井を捕獲し、リバースネックブリーカーをお見舞い。
オカダはボディスラムで叩きつけ、トップコーナーからエルボードロップを投下。そしてレインメーカーポーズ。その瞬間、石井が飛びかかるも、オカダは攻撃を許さず、フラップジャックで叩きつける。
オカダはトップコーナーからミサイルキックを発射。そしてツームストンパイルドライバーの体勢に入るも、石井はこらえる。そしてオカダのリバースネックブリーカー狙いをしのぎ、パワーボムを炸裂。
さらに投げっぱなしジャーマンを決め、ラリアットをヒット。しかし、フォールはオカダがカウント2でキックアウト。
石井はもう一度ラリアットを繰り出すが、オカダはカウンターのドロップキック。そしてツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、石井も逆に狙う。だが、オカダが競り勝ちツームストンを炸裂。
続くレインメーカーは石井が強烈なヘッドバットで迎撃し、ショートレンジのラリアット。
先に立ち上がった石井は串刺しラリアット。そしてオカダをコーナーに設置し、トップロープから雪崩式ブレーンバスター。だが、オカダはカウント2で必死にフォールを跳ね返す。
勢いに乗る石井はスライディングラリアット。だが、これもオカダはフォールをキックアウト。
すると石井は気合の雄叫びを上げ、垂直落下式ブレーンバスターへ。オカダは脱出し、カウンターのドロップキックをグサリ。
オカダは逆さ押さえ込みからリストをつかんだままラリアット。そのまま手を離さず、追撃を狙うが、石井はヘッドバット三連発。だが、オカダもハイアングルのジャーマンを決め、そのままラリアットを狙う。しかし、石井は一本背負いで返して腕ひしぎ逆十字へ。オカダはどうにかロープに逃げる。
石井はオカダの左腕にダメージを与え、オカダのローリングラリアットをかわすと延髄斬り。そしてラリアットを繰り出すが、よけたオカダは背中にドロップキック。
さらにオカダは追撃のショットガンドロップキックで石井を吹っ飛ばす。
だが、石井はカウンターのラリアットからフォールへ。オカダは張り合うようにカウント1でキックアウトするも、石井はもう一度ラリアット。だが、これもオカダはフォールをカウント2で返す。
石井は気合を入れ、垂直落下式ブレーンバスターへ。こらえたオカダが背後に回ると、石井は後頭部でオカダの顔面にヘッドバット。そしてロープに走るが、オカダはまたもカウンターのドロップキック。
そしてレインメーカーを繰り出すが、石井はかわしてショートレンジのラリアット。だが、オカダは倒れずエルボー。石井はヘッドバットを叩き込み、垂直落下式ブレーンバスターを仕掛けるが、オカダは切り抜けツームストンパイルドライバーの体勢で捕獲。そして旋回しながら突き刺す。
最後はオカダがレインメーカーを振り抜き、石井からフォール勝ちをスコア。オカダが同門対決を制し、決勝の舞台に進んだ。