アーチャーは入場時、ヤングライオンを蹴散らしてからリングイン。オスプレイはNEVERのベルトを腰に登場。
ここからオスプレイはプランチャを放つも、アーチャーはネックハンギングのかたちで捕獲。そしてオスプレイを持ち上げて鉄柱に押し当ててから、鉄柵に飛ばす。オスプレイはうまく回避し、鉄柵に飛び乗るが、アーチャーは首根っこをつかむと、そのままうしろに放り投げる。
さらにアーチャーはオスプレイを抱え上げ、ノド元を鉄柵に叩きつける。そしてオスプレイをリングに戻す。挑発するアーチャーに対し、オスプレイは苦悶の表情を浮かべながらエルボー。さらにハンドスプリング式のスクリューキックを見舞うも、アーチャーは捕らえ、豪快に放り投げる。そしてオスプレイのようなポーズを見せて不敵に笑うと、ショートレンジのラリアット。
勢いに乗るアーチャーは体重の乗ったショルダータックルでオスプレイを吹っ飛ばす。アーチャーはオスプレイの頭部を踏みつけると、高々と抱え上げてチョークスラム。
劣勢のオスプレイの顔面を、アーチャーはコーナーとサンドイッチするかたちで踏みつける。オスプレイは必死にエルボーを返すが、アーチャーはバックエルボー一発でダウンを奪う。
アーチャーはオスプレイにチンロック。そして張り手、パンチ、ストンピングでダメージを与える。オスプレイも逆水平チョップを見舞うも、アーチャーはビクともせず。
アーチャーは串刺しエルボーを連発。三発目をキックで迎撃したオスプレイは、セカンドロープへ。しかし、アーチャーは胸板への張り手で動きを止め、ブラックアウトを狙う。
これはアーチャーが着地し、ハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。さらに串刺し攻撃をかわし、トップロープを使った619。さらにスワンダイブのラリアットを決める。
オスプレイは腰を押さえつつも、アーチャーをブレーンバスターの体勢に捕らえる。逆にアーチャーが持ち上げると、オスプレイはオスカッターのように切り返す。そしてロープに飛び、アーチャーに飛びつくと遠心力を使ってトルネードDDT。
しかし、アーチャーも旋回式のスクラップバスターで反撃。さらにショルダータックルを狙うが、オスプレイはカウンターのスパニッシュフライを敢行。
ここから両者は打撃戦へ。アーチャーがパワーで押すも、オスプレイは意地でエルボーを放つ。そして雄叫びを上げ、アーチャーの胸板への張り手を耐え抜くと、スキをついてバックに回って巨体をジャーマンで投げつける。
続いてオスプレイはスワンダイブで飛びつくも、アーチャーは首根っこをつかんでチョークスラムへ。だが、オスプレイは身体を回転させ着地し、延髄斬り一閃。そして、アーチャーのショルダータックルをかわし、右ハイを炸裂。
ここからオスプレイはオスカッターを狙うが、飛んだところにアーチャーがショルダータックル。場内がどよめくほどオスプレイは吹っ飛び、場外へ。すると、アーチャーはオスプレイをエプロンにチョークスラムで叩きつける。
ここを勝機と見たアーチャーはリング中央でチョークスラムを決めてフォールに入るが、オスプレイはカウント2で必死にキックアウト。ならばとアーチャーはブラックアウトを繰り出すが、アーチャーは着地し、ロビンソンスペシャルをヒット。
そしてオスカッターを繰り出すが、アーチャーはフルネルソンで捕獲。そして、高く持ち上げるも、オスプレイはその反動で前方回転エビ固め。しかし、カウントは2。
ならばとオスプレイはついにオスカッターを炸裂。しかし、アーチャはフォールをカウント2で跳ね返す。するとオスプレイはアーチャーの背後からトラースキック。そしてストームブレイカーを狙う。
持ち上がらないと見るや、オスプレイはステップキックを連発。そしてエルボーパットを外し、アーチャーの後頭部にエルボーを繰り出す。
この動きを読んだアーチャーは、オスプレイを抱え上げてブラックアウトに成功。しかし、オスプレイはカウント3寸前でフォールをキックアウト。
驚いた表情のアーチャーは、オスプレイをトップコーナーに座らせると、自身もトップロープへ。だが、オスプレイがこらえ、渾身のエルボーでアーチャーの動きを止める。そして、アーチャーの股をくぐり抜け、相手の頭部をコーナーに固定すると、トラースキックを発射。
そしてオスプレイはそのままアーチャーを肩に担いでリング中央まで移動し、ストームブレイカーに成功。スーパーヘビーのアーチャーから完璧な3カウントを奪い、準々決勝進出を決めた。