第6試合の『NJC』一回戦は矢野通vsデイビーボーイ・スミスJr.。両者は昨年の『NJC』一回戦でも対峙し、そのときは矢野が持ち前の頭脳作戦でスミスから勝利を収めている。
入場時、矢野がエプロンまで歩を進めると、スミスはリングを下りて追い掛け回す。そして二人がリングに上がったところで開始のゴング。
矢野は横入り式エビ固め。これをキックアウトしたスミスは逆さ押さえ込み。返した矢野に対し、スミスはショルダータックル。たまらず矢野は場外に一旦エスケープ。
そして矢野は場外からコーナークッションを外すが、スミスが矢野を捕獲。そしてエプロン、鉄柵に叩きつける。さらに矢野の赤いイスを奪い、それで土手っ腹に一撃。
スミスは矢野が入場時に持参したYTRプロデュースのカレーのパッケージを引きちぎってしまう。続いてスミスは矢野を踏みつけ、さらにヘッドバット。そして矢野をリングに戻す。
矢野はスキをついてテーピングを取り出すが、スミスはエルボーで矢野を吹っ飛ばす。そして場外に矢野を落とし、鉄柵を用いて左足を攻め立てる。
勢いに乗るスミスは、矢野を実況席のテーブルめがけてニークラッシャー。そしてナックルを叩き込む。
スミスは戦場をリングに戻すと、矢野を金具がムキ出しのコーナーに叩きつける。しかし、矢野もスキをついて横入り式エビ固め。だが、カウントは2。
スミスはブリティッシュフォールを決めるが、フォールはカウント2。場内は「矢野通」コールが発生。ならばとスミスは笑顔を浮かべブルドッグボムを狙うが、矢野はFTFU。しかし、スミスはキックアウト。
続いて矢野は首固め。負けじとスミスも首固めで切り返すが、矢野ははねのけ、間髪入れずに急所攻撃。しかし、それを両手で受け止めて防いだスミスは、エルボーからバックに回る。
矢野は蹴りで急所を狙うも、スミスはうまくよける。そしてスリーパーを決めるが、脱出した矢野は黒霧で丸め込む。これで電光石火の3カウントが入り、矢野が昨年に続いてスミスから勝利を収め、二回戦進出を決めた。
NEW JAPAN CUP 2019
- 日時
- 2019年3月11日(月) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 香川・高松市総合体育館・第1競技場
- 放送
- 観衆
- 1,526人
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第6試合 時間無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP 2019」1回戦※矢野がトーナメント2回戦へ進出レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
矢野「バカ野郎! テメェとはな、(※頭を指して)ここの血筋が違うんだよ、バカ野郎!」
スミス「はあ……適当な言葉が見当たらないよ。また、出直しだ。なにがダメなんだろうか……」