現在21歳でデビュー2年足らずの海野が『NJC』に大抜擢。トーナメント1回戦で“エース”棚橋に挑む。
ロックアップから試合が始まり、そのまま両者がロープ際へ移動。海野がクリーンブレイクせずにチョップで不意打ちし、さらにエルボー連打で果敢に攻める。
そこから海野がヘッドロックを繰り出し、棚橋に切り返されるとすぐに脱出。しかし、棚橋が膝蹴りを浴びせ、フライングメイヤー、スリーパーホールドへ繋ぐ。
これを海野がヘッドシザースに切り返すと、棚橋はヘッドロックで対抗。そして、海野に切り返されても再びヘッドロックで絞る。
さらに棚橋は、ショルダースルー、ボディスラム、エルボードロップで追撃。そして、インディアンデスロックで海野をロープエスケープさせる。
すると海野はエルボー連打を繰り出すが、棚橋はエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュの3段攻撃で報復。それでも海野はエルボー連打を浴びせて行くが、棚橋はエルボースマッシュをお見舞い。
だが、海野がカウンタードロップキックで棚橋を吹き飛ばし、エルボー連打、ランニングエルボー3連発、串刺しバックエルボーで追い討ち。そして、抵抗する棚橋をエルボー連打で怯ませ、ボディスラムで投げ捨てる。
次に海野は逆エビ固めを仕掛けるが、棚橋は技が極まる前に脱出。そして、ドラゴンスクリューから高角度逆エビ固めで絞り上げ、海野を追い詰める。
棚橋の攻撃は続き、ボディスラムからダイビングサンセットフリップ。それでも海野はエルボー連打で反撃し、張り手を浴びた直後に張り手を返す。
すると棚橋は、さらにもう1発張り手を見舞うが、海野が追走式エルボーを食らわせ、エルボー連打に繋ぐ。そこから棚橋も追走式エルボーを返すが、海野が強烈な張り手でダウンさせる。
これでペースを掴んだ海野は、ブレーンバスター、コーナー最上段からのミサイルキックで棚橋に追撃。そして、今度こそ逆エビ固めを極めるが、棚橋はすぐにロープへ逃れる。
すると海野はテキサスクローバーホールドで巻き返すが、棚橋が這ってロープエスケープ。そこから海野がエルボーを乱射し、棚橋をひざまずかせる。
続いて海野はフィッシャーマンズスープレックスの体勢に入るが、棚橋が回避してツイスト&シャウト。そして、テキサスクローバーホールドを狙うが、海野が首固めに切り返す。
しかし、棚橋がグラウンドドラゴンスクリューで海野を黙らせ、今度こそテキサスクローバーホールドで捕獲。ここで客席から「翔太」コールも起きたが、最後は海野が無念のギブアップとなった。
試合後、海野は棚橋のタイツを掴み、必死に立ち上がろうとする。しかし、棚橋が海野を上から押さえ込んで手を振りほどき、言葉をかけた。
その直後、阿部誠リングアナウンサーが、3月16日(土)後楽園ホールの『NJC』2回戦で棚橋と田口が対戦することを発表。すると棚橋は、“1人グータッチ”を見せて退場した。