新日本プロレス本隊&CMLLvs鈴木軍の10人タッグマッチ。本間とタイチは3月8日(金)後楽園ホール、小島と鈴木は3月11日(月)高松と、それぞれ『NEW JAPAN CUP 2019』1回戦を控えている。
鈴木軍の奇襲で試合開始となり、デスペラードがリング上でリーを捕まえる。だが、リーは素早いロープワークでデスペラードを幻惑し、ヘッドシザースホイップで投げる。
さらにリーは、デスペラードにエルボー連打を浴びせ、「シバター!」と叫んで串刺し低空ドロップキックを見舞った。
タイガー対デスペラードとなり、タイガーが風車式バックブリーカー。そして、串刺し攻撃を狙うが、金丸が死角から低空ドロップキックを食らわせる。
これでタイガーが孤立する展開となり、デスペラードがマスクを剥がそうとする。そして、TAKAもマスクに手をかけたのち、金丸が串刺しフロントハイキック、リバースDDTなどで追い討ちして行く。
しかしタイガーは、金丸をタイガードライバーで叩きつけて逆転に成功。これで本間対タイチとなり、本間がフロントハイキックを耐え、カウンターショルダータックルを浴びせる。
さらに本間は、逆水平チョップ3連射、ヘッドバット連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーと畳み掛ける。だが、次の小こけしをタイチがかわし、本間の側頭部をスピンキックで撃ち抜く。
次にタイチはショートタイツ姿になり、天翔十字鳳を発射。しかし、本間が回避してカウンターラリアットでなぎ倒し、今度こそ小こけしを見舞った。
小島対鈴木となり、小島が逆水平チョップ乱射で先制。それでも鈴木が挑発行為に出ると、さらにチョップを打ち込んで行く。
続いて小島は串刺しジャンピングエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫ぶ。そして、コーナー最上段へのぼるが、鈴木が立ち上がって転落させる。
これで鈴木のペースとなり、串刺しフロントハイキック、フライングメイヤー、ランニングローキック。さらに、小島の頭部へストンピングを浴びせ、強烈なエルボー連打からスリーパーホールドを極める。
ここで鈴木はゴッチ式パイルドライバーに行くが、小島が素早く脱出し、コジコジカッターで挽回。そこへ田口が登場するも、鈴木がジャンピングヒップアタックをかわし、スリーパーホールドで絞る。
これで田口対TAKAとなり、鈴木軍がトレイン攻撃を敢行。さらに、鈴木がランニングローキック、TAKAが低空ランニングニーアタックに繋ぐ。
続いてTAKAがジャストフェースロックを繰り出すと、田口がアンクルホールドへ切り返す。これを金丸&デスペラードがカットすると、リーがドロップキックで金丸を蹴散らす。
その後、タイガーがデスペラードのスローイングを利用し、場外の金丸へトペスイシーダをお見舞い。さらに、リーがロープのリバウンドを利用したジャーマンスープレックスホイップでデスペラードを投げ、TAKAにはショートレンジジャンピングニーアタックを食らわせる。
ここからリーがノータッチトペコンヒーロでタイチ&金丸&デスペラードを押し潰すと、田口はケツイェでTAKAに追い討ち。
それでもTAKAはみちのくドライバーIIを狙うが、田口が脱出して延髄斬りを浴びせ、最後はどどんで勝負を決めた。
本間「(1人でバックステーに来て)おい、タイチ! おい、タイチ! お前が望んでんのは俺の進退だろ? 俺の進退、お前に決められる筋合いはねえ。明後日、『NEW JAPAN CUP』1回戦、俺の生き様、俺の全てを見せてやる」
※ここで小島、タイガー、ドラゴン・リー、田口がやって来る。
小島「みんなでしゃべろうぜ。みんなでしゃべろうぜ。みんなでしゃべろうぜ」
※みんなそれぞれ好き勝手にしゃべり始める。
タイガー「わかんないよ、みんなでしゃべったら(笑)」
リー「この偉大なレジェンドの選手たちと一緒に闘うことができて嬉しい。彼らをリスペクトしている。コジマサン、タグチ、皆さん、ムイ・ビエン! ありがとうございます」
小島「(リーのスペイン語を勝手に訳して)俺はここにいて凄い良かったって言ってる。俺もビエン。みんなビエン」
リー「タグチジャパン、チーム、アモ・ハポン(日本を愛している)」
タイガー「今回のシリーズは、旗揚げシリーズは短かったですけど、僕は今日までなんですけど、小島さんは今日開幕で今日最終戦なんで」
小島「ちょっとちょっと! みんなビエンだ。みんなビエン!」
タイガー「あと『NEW JAPAN CUP』、今度田口がフィンレーの代わりに出場することになってね、ぜひジュニアを代表してがんばってもらいたいと思います。ドラゴン・リーも短かったけど、また日本に来て」
リー「また日本に戻って来たい。今年はまた『BEST OF THE SUPER Jr.』に出る機会が欲しい。ここにいたい。新日本で試合をすることが大好きなんだ」
小島「(リーのスペイン語を勝手に訳して)またがんばるって言ってました。私もずっといたんで、メキシコに」
タイガー「ありがとうございました!」
リー「グラシアス!」
※みんなでグータッチをして田口を残し退場。
田口「『NEW JAPAN CUP』、おそらく予想では32位でしょうけど、一番下から頂上まで駆け上がっていきたいと思いますんで。はい、期待してください」
──優勝してマディソンに行けば、69代のIWGP王者というものも見えてくると思うんですが。
田口「はい。IWGPヘビー級チャンピオン、もちろん狙っていきます。はい、がんばります」
TAKA「ああ〜〜! ああ〜〜! ああ〜〜!(と顔を押さえて呻きながら消える)」
デスペラード「ドラゴン・リー、おい! 素晴らしく元気いいな!」
鈴木「小島、この野郎! お前なんかがこの俺と対戦できるだけありがたく思え。少しでも寿命が伸びるもんな。もうお前なんかには用はねえんだよ。俺もお前に用はない。そしてプロレス界もてめえには用はねえんだよ。ぶち殺してやる!」
タイチ「どうなんだ? どうなんだよ、おい、お前らから見てよ。(オフィシャルの記者を指して)お前だよ。本間、どうなんだよ? あいつ資格あんのか、(『NEW JAPAN CUP』に)出られる? どうなんだ、言ってみろ。あいつ資格あんのかつってんだよ。あんなヨボヨボの試合しか見せられねえ奴がよ。おい、聞いてんだよ、お前! いいんだな? 最後通告だぞ。俺の前に立たすんだな、あいつを? 事故が起きても俺の前に立たすんだな? いいんだな、それで。もう取り消せねえぞ。わかったよ。関係ねえよ。首だってなんだ、関係ねえぞ。グチャグチャにやってやるよ。それでまたヨボヨボの試合見せてみろ。もうねえぞ。進退懸けてこい。何回も言わすな。勝ち負けじゃねえぞ。進退を懸けてこい。わかったな。(アイアンフィンガーの入った袋をさすりながら小声で)今日はちょっと野上がいたからうずいたけど、まだまだだな……」
※金丸はノーコメント