3月8日(金)後楽園で行われる『NJC』1回戦を前に、本間とタイチが6人タッグマッチで対決。また、3月31日(日)『タカタイチハウスin新木場』で行われるTAKA&タイチvs田口&海野の前哨戦でもある。
タイガー対金丸で試合が始まるも、いきなりタイチ&TAKAがリングへ乱入。ここから鈴木軍が3人でタイガーを踏みつけ、トレイン攻撃を仕掛ける。しかし、タイガーが脱出し、タイチ&TAKAに開脚式ドロップキック、金丸に風車式バックブリーカーで報復。
さらにタイガーは、ハイキックで金丸に追い討ち。ところが、TAKAがタイガーを場外へ引き込み、鉄柵攻撃をお見舞い。これで大規模な場外乱闘となり、鈴木軍が本隊チームを圧倒。そのままタイガーを捕獲し、タイチがマスクを剥がしにかかる。
その後もタイガーの劣勢は続き、金丸がリバースDDTで突き刺す。しかしタイガーは、タイガードライバーで金丸を叩きつけて脱出に成功。
ようやく替わった本間は、タイチとTAKAをボディスラムで投げ、追走式バックエルボーでタイチに追撃。そして、ボディスラムから小こけしを放つが、タイチが身をかわして自爆させる。
次にタイチは、ジャンピングハイキックで本間に追い討ちし、ショートタイツ姿になって天翔十字鳳を発射。だが、本間が回避してタイチを倒し、今度こそ小こけしを命中させた。
田口対タイチとなり、田口がジャンピングヒップアタックでタイチをダウンさせる。そして、ニュートラルコーナー最上段へのぼるが、タイチはそのまま転がってTAKAと交替してしまう。
これで田口が捕まり、TAKA&タイチ&金丸が3人で踏みつけ攻撃、トレイン攻撃をお見舞い。さらに、TAKA&金丸が低空ランニングニーアタック&低空ランニングフロントキックのサンドイッチ攻撃を食らわせる。
続いてTAKAがジャストフェースロックを繰り出すが、田口が体勢を入れ替えてアンクルホールドを極める。さらに、タイガーがトペスイシーダで金丸、本間がカウンターこけしロケットでタイチを黙らせると、田口はケツイェでTAKAに追い討ち。最後はどどんを炸裂させ、3カウントを奪取した。
田口「昨日も言いましたけど、『NEW JAPAN CUP』、出場したい。フィンレーの穴はしっかりと、私が埋めますんで。新日本プロレス(からは)、まだ正式な返答、回答はないですけども、ほかに誰もアピールしないのであれば、まあ、ほかに誰がアピールしても、この空いた1枠にふさわしい、穴にちょうどいい棒のサイズは私でしょ。田口隆佑をぜひ、第69代(王者になる)挑戦するための第一歩(として)、『NEW JAPAN CUP』、エントリー、よろしくお願いします」
――その69という数字へのこだわりは?
田口「神が与えナンバーですね。神が与えてくれたナンバー。なにをどうやっても、私の場合は69っていう数字に。時計を見ても6時9分ですし、携帯を見ても6時9分。6と9、シックスとナインで。これは(IWGP)ジュニアヘビー級チャンピオンになったときも。(IWGP)タッグの69代は、挑戦を表明したにもかかわらず、IWGP実行委員会は黙殺するという手段で(挑戦できませんでした)。ちょうどその時、タッグ(挑戦を)名乗り出た時に、俺と一緒にやるよと言ってくれたパートナーは天山さんでした。一緒にやろうと。69代(王者チーム)を(目指そうと)。これも運命なのか、フィンレーが欠場して(代わりに)入ると、(1回戦の対戦相手は)天山さん。これも何かの運命なのかと感じる状況……。一生のお願いです。一生のうちに1回使えるという“一生のお願い”を、僕はここで(使います)。本当はもっと、使いたいところがありましたけど。それにとっておきたかったけど、ここで使います。ここで使うという決意を、新日本プロレスに汲み取ってもらいたい」
――『NEW JAPAN CUP』は2008年にも出てますが……。
田口「そうですね、1回出てます。その時は(1回戦で)ライガーさんに勝って、(2回戦で)棚橋さんに負けましたんで。(今年、フィンレーの代わりに出場するとしたら)天山さんに勝ったら、次、棚橋さと海野の勝者と当たると。棚橋が勝ち上がれば、まだそれは前回の時とストーリーが(続く)。こんな出来上がってるシチュエーション、ありますか? これで認められなかったら……」
――「こんな会社、辞めてやる!」って言いそうですね。
田口「そうですね、『こんな会社、辞めてやる』ですね。でも、契約したところなんで。2年も。辞めないですけど、2年、飼い殺しにする(される)っていうことですか? こんなこと言っていいかわかんないですけど、2年契約を(交わ)したんで。2年、頑張りますんで。一生に1度のお願いをきいてください。(出場を認めてくれたら)あとは、僕のお願いをきいてくれなくていいです。まだお願いすることがって、もう(一生に1度のお願いを)きいてますからということで」
――自由契約でも何でもしてくれて構わないと?
田口「でも、給料を下げるのだけはやめてください、(新日本プロおレスに)いる間は。そんなんじゃないです。僕はお金のためにやってるんじゃない。69のためにやってるで。やっと巡ってきた第69代のチャンス……」
――96じゃダメなんですね?
田口「96じゃダメなんです。9が先じゃ。6じゃないと」
――それだったら、そもそもフィンレーがケガする前から言っとくべき問題じゃなかったんですか?
田口「…………頑張ります!」
※本間&タイガーはノーコメント
タイチ「本間、ホントに俺とやるつもりか、(『NEW JAPAN CUP』)1回戦? どうなんだ? できんのか、あれで? 『NEW JAPAN CUP』出場者の資格あんと思うのか、あれで? (最後まで)持つのか、あいつ? その自信があるから、名乗りを上げたんだよな? ってことは、それだけの覚悟決めてくるんだよな? あいつはわかったか、俺の言ってることが? どうせテメェなんぞ、オレには勝てねぇんだ。勝ち負けじゃねぇぞ、進退を懸けるんだ。それぐらい見せてみろ。な?」
※金丸&TAKAはノーコメント