グレシャムは小兵ながら、さまざまな国で腕を磨いたテクニックを武器に、リーサルのROH世界王座に挑んだこともある実力者。今回は“世界の獣神”とどんなチームワークを見せるか?
対する石森とイーグルスのBULLET CLUBタッグは、昨年の『SUPER Jr. TAG LEAGUE』で息の合ったコンビネーションを披露。今回は待望の再登場となる。また、石森は2.11大阪で田口を下し、IWGPジュニアヘビーを防衛した直後、次期挑戦者としてライガーを指名。一騎打ちを見据えた両者による、激しいつばぜり合いに注目が集まる。
先発はグレシャムとイーグルス。グレシャムは小気味いいテクニックで相手のリストを固め、場内を沸かせる。イーグルスも応戦するが、グレシャムは相手をコントロール。両者の織り成すチェーンレスリングに場内からは拍手が巻き起こる。
グレシャムがレッグシザースを決めると、イーグルスはロープエスケープ。さらにグレシャムはねちっこく腕をねじ上げていく。そして難解な知恵の輪のような動きで、イーグルスのリストを捕獲。
劣勢のイーグルスだったが、力強いストンピング。しかし、続くハンマースルーはグレシャムが座り込んで拒む。さらに軽快な動きからフェイントを入れて、イーグルスのスネにキック。そしてドロップキックを決めて見栄を切ると、場内は歓声に包まれる。
次はライガーと石井のマッチアップ。ロープーワークの攻防から、ライガーはグラウンドコブラツイスト。なんとこれで電光石火の3カウントが入り、ライガーが秒殺勝利。