第4試合はアトランティス&アトランティスJr.の親子タッグが、ウルティモ・ゲレーロ&グラン・ゲレーロのロス・ゲレーロス・ラグネロスと対決。1.11大阪でデビューしたばかりのアトランティスJr.は、CMLLのトップルードたちを相手にどんな戦いを繰り広げるか？
　ルード軍は入場から両手を上下させるおなじみのポーズで、場内に一体感を生む。アトランティス親子はマント姿で優雅に登場。ゴング前にウルティモがアトランティスに張り手。たまらずアトランティスは場外へ回避。

 

　先発はアトランティスJr.とグラン。アトランティスJr.は華麗なロープワークを見せ、グランにエプロンからトップロープ越しのティヘラ。し体格で勝るグランもショルダータックルで反撃。だが、アトランティスJr.も華麗なアームホイップでグランを場外に投棄し、空中技を狙うが、この動きは読まれてしまう。
　次はアトランティスとウルティモが対峙。両者は牽制しあいながら握手。そして、ウルティモは自身のマスクを脱ぐ。続いて両者はロープワークを展開し、ウルティモがラリアットを炸裂。だが、アトランティスもジャンピング・ボディアタック、そしてドロップキックをお見舞い。これでウルティモが場外に落ちると、両軍は場外戦に雪崩れ込む。ルード軍はラフファイトでペースを握る。
　リング上、グランはアトランティスJr.をリフトアップすると前方に投げ捨て、すかさず低空ドロップキック。続いてウルティモがアトランティスのマスクを剥ぎに出ると、場内はブーイングに包まれる。
　ロス・ゲレーロス・ラグネロスはアトランティスにトリッキーな動きからダブルの低空ドロップキック。すかさずアトランティスJr.が飛び出すが、ロス・ゲレーロス・ラグネロスはその勢いを止める。そして、アトランティスJr.をエプロンに設置すると、ウルティモがスライディングキックで場外に排除。
　ロス・ゲレーロス・ラグネロスはアトランティスの右足にダブルのキック。アトランティスがピンチを切り抜けると、アトランティスJr.がグランに狙いすましたミサイルキック。そして、場外のロス・ゲレーロス・ラグネロスに対して親子揃ってトペ・スイシーダを狙うが、これは未遂に終わってしまう。
　ロス・ゲレーロス・ラグネロスはエプロンのアトランティスを捕らえると、リングに向けてダブルのヒップトス。続いてアトランティスJr.にはダブルラリアットを狙うが、かわしたアトランティスJr.はグランにティヘラ。さらにトペ・スイシーダをヒット。するとアトランティスもウルティモにトペ・スイシーダ食らわせ、場内は歓声に包まれる。
　リング上、アトランティスJr.がウルティモに串刺し攻撃を狙うが、ウルティモはセカンドロープに上る。ならばとアトランティスJr.は雪崩式攻撃の体勢に入るも、ウルティモはブレーンバスターの体勢から前方に豪快に投げつける。
　負けじとアトランティスJr.はウルティモに雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、こらえたウルティモはそのまま投げっぱなしパワーボム。パワーを見せつける。アトランティスJr.は機動力で勝機を見出そうと、ウルティモをウラカン・ラナで丸め込むが、これはカウント2。
　次はアトランティスとグランが対峙。アトランティスは丸め込みを繰り出すも、グランは跳ね返し、アトランティスのリストを持ってショートレンジのラリアット。さらにグランは飛びかかるが、アトランティスは持ち上げると、そのまま前方に落とす。
　そして、アトランティスはコーナーに上るが、ウルティモがカット。すると、アトランティスJr.がウルティモを肩車。そして、前方に落とし、アトランティスは息子の背後のグランにフライングボディアタック。
　混戦模様の中、ロス・ゲレーロス・ラグネロスはアトランティス親子にダブルラリアットを二連発。しかし、3発目はアトランティス親子が逆にラリアットで迎撃。さらに親子揃って飛びつくが、これはロス・ゲレーロス・ラグネロスがこらえ、前方に叩きつける。
　続いてウルティモがラリアットを繰り出すが、かわしたアトランティスは、前方回転エビ固めの要領で勢いをつけて、ウルティモを場外に排除。そしてトップコーナーから、場外のウルティモにプランチャを敢行。
　リング上、勝負を託されたアトランティスJr.だが、最後はグランがパッケージドライバーの体勢からシットダウン式パワーボムで叩きつけて3カウントを奪取。ロス・ゲレーロス・ラグネロスが勝利を収めた。