LOS INGOBERNABLES de JAPONvs鈴木軍のイリミネーションマッチ。2月3日(日)札幌では、IWGP IC戦・内藤vsタイチ、IWGPタッグ戦EVIL&SANADAvs鈴木&ザック、IWGP Jr.タッグ戦BUSHI&鷹木vs金丸&デスペラードが行なわれる。
試合開始前、鈴木軍のセコンドであるTAKAみちのくがマイクアピールを敢行。いつものようにザックと鈴木軍の勝利を宣言した。
TAKA「改めて紹介しましょう。1.4東京ドームでブリティッシュヘビーチャンピオンになったこの男、ヒー・イズ! サブミッションマスター。ザック! セイバ~~~! Jr.~~~~! BUSHI、鷹木、SANADA、EVIL、イ! 内藤。ユー・ジャスト・タップアウト! お前らは何度やっても鈴木軍には勝てない。ハポン軍、カモン! オーバー・ヒア!」
そんな中、鈴木軍→L・I・Jの順で入場となり、タイチが自らロープを開けて内藤をリングへ招き入れる。ところが、直後に鈴木軍が急襲し、大混乱で試合がスタート。内藤たちとタイチたちが場外乱闘を繰り広げる一方、リング上ではデスペラードがBUSHIのマスクを剥がしにかかる。
その後、BUSHIは再三に渡ってオーバー・ザ・トップロープ(OTTR)の危機に陥るが、なんとか踏み止まる。そして、鈴木の関節技で苦しむが、金丸とデスペラードを衝突させ、2人をヘッドシザースホイップで同時に投げて脱出した。
内藤対タイチとなり、内藤がヘッドシザースホイップで先制。さらに、バックエルボーから低空ドロップキックを見舞うと、タイチに向かってツバを吐きまくる。
ところが、タイチが内藤をニュートラルコーナーへ激突させ、ジャンピングハイキックで逆転。直後に大乱闘が巻き起こり、鈴木軍がL・I・Jを圧倒。そのまま内藤が孤立し、長時間のローンバトルへ追い込まれる。
しかし内藤は、鈴木にツバを吐いて挑発し、マンハッタンドロップ、スイングネックブリーカーで脱出に成功。スイッチしたSANADAは、低空ドロップキックで鈴木に追い討ちし、金丸にはパラダイスロックから低空ドロップキックを見舞う。
そこへザックが入ると、EVILも登場してセントーンを投下。その後、SANADAが連続リープフロッグからドロップキックを放つが、鈴木が身をかわす。だが、SANADAはローキックをキャッチし、ドラゴンスクリューで反撃。
そこからSANADAはパラダイスロックを狙うが、鈴木が腕ひしぎ逆十字固めに切り返す。それでもSANADAはコーナーを利用してSkull Endを繰り出すが、鈴木が脱出してスリーパーホールドを極める。
続いて鈴木がゴッチ式パイルドライバーを仕掛けると、SANADAが抵抗してファイヤーマンズキャリーマンで担ぐ。そこから両者がもつれてロープ際へ移動し、OTTRで同時失格となった。
鷹木対デスペラードとなり、打撃戦から鷹木が追走式キチンシンク。ところが、金丸が場外から鷹木のロープワークを妨害し、デスペラードと2人で痛めつける。
だが、鷹木が金丸&デスペラードのトレイン攻撃を回避し、BUSHIがデスペラードに延髄斬り、鷹木&BUSHIが金丸に合体バッククラッカー。さらに、鷹木がデスペラードにラリアットを見舞い、OTTRで失格にした。
その後、鷹木が金丸を担いでコーナーへのぼるが、デスペラードが妨害。鷹木はバランスを崩すが、辛うじてエプロンで踏みとどまる。すると、金丸がドロップキックを浴びせるが、それでも鷹木はエプロンへ残る。だが、金丸がBUSHIを突き飛ばして鷹木に激突させ、今度こそOTTRで失格に追い込んだ。
その直後、金丸はリバースDDTでBUSHIを突き刺す。だが、BUSHIがブシロールで3カウントを奪い、金丸を失格させた。
ここでザックが登場し、BUSHIのコードブレイカーを受け止める。それでもBUSHIはザックを丸め込み、続いてヘッドシザースホイップを繰り出す。だが、ザックが脚をキャッチしてグラウンドへ引き込み、裏STFでギブアップを獲った。
EVIL対ザックとなり、EVILが串刺しラリアット2連発、フィッシャーマンバスター。そこへタイチが乱入するも、内藤が低空ドロップキックで蹴散らし、EVILがダークネスフォールズでザックへ追撃。
次にEVILはEVILを仕掛けるが、ザックが回避して卍固め。そしてコブラツイストへ移行するが、EVILがアームホイップの形でザックをエプロンへ追い込む。
それでもザックはロープ越しに腕を取り、EVILをエプロンへ引き込む。するとEVILは顔面かきむしりで脱出し、エプロン上でEVILを敢行。これで両者とも場外へ転落し、OTTRで同時失格となった。
これで内藤とタイチの一騎討ちとなり、内藤がエルボー、タイチがローキックを交互に打ち合う。そこからタイチがジャンピングハイキックで内藤をダウンさせ、ショートタイツ姿になって天翔十字鳳を発射。しかし、内藤が間一髪で身をかわす。
その直後、内藤がカサドーラを仕掛け、潰されても回転エビ固めへ移行する。それでもタイチはタイチ式外道クラッチを狙うが、内藤が回避して変型十字固めを繰り出す。
さらに内藤はカウンターヌカドーラからデスティーノを仕掛け、抵抗されるとジャンピングエルボーアタックを食らわせる。
次に内藤はコリエンド式デスティーノを狙うが、タイチが抵抗してエプロンへ追い込む。そして、タイチが内藤に海野レフェリーを激突させると、TAKAがIWGP ICベルトを渡す。
ここで内藤がリングへ戻と、タイチがベルトを持って背後から殴りかかる。しかし、内藤が回避し、フェイント式延髄斬りをお見舞い。
すると、今度は内藤がICベルトを手に持ち、注意した海野レフェリーを突き飛ばす。ところが、その隙を突いてタイチが内藤の急所を蹴り、トップロープ越しにエプロンへ投げ捨てる。
それでも内藤がロープを掴んで踏ん張ると、タイチはリング内からジャンピングハイキックをお見舞い。それでも内藤は粘るが、タイチが再びジャンピングハイキックを食らわせ、ついに場外へ落ちて失格。タイチの1人残りで鈴木軍の勝利となった。