カリスティコ＆ライガー＆タイガーがドリームチームを結成し、ウルティモ＆グラン＆テンプラリオのルード軍と対決。なお、カリスティコは1月21日（月）後楽園でボラドールとシングル対戦する。また、昨年行われた「CMLL兄弟タッグトーナメント」の覇者であるウルティモ＆グランは、1月20日（日）後楽園で「CMLLファミリータッグトーナメント」の優勝チームと当たる。

　タイガー対グランで試合開始となり、タイガーがドロップキックをお見舞い。そこから2人は互いに握手を求め、心理戦を繰り広げた。
　ウルティモ対カリスティコとなり、ウルティモがカリスティコをリフトアップする。ところが、その体勢からカリスティコがウルティモのマスクを剥ぎ取って脱出。
　続いてカリスティコはハンドスプリング＆バク宙のフェイントを披露。そして、ヘッドシザースホイップでウルティモを場外へ落とすと、エプロンからのヘッドシザースホイップで投げ飛ばした。
　カリスティコと替わったライガーは、テンプラリオを場外へ追いやる。そして、“欽ちゃんジャンプ”でフェイントを披露。
　ところが、ウルティモが背後から急襲し、そのままルード軍が一気に攻め込んでテクニコ軍を圧倒。グランがウルティモのパサーダを利用し、ライガーにヒップドロップを食らわせる。
　その後もルード軍の攻勢は続いたが、ライガーがグランをテンプラリオに激突させ、掌底でグランを吹き飛ばす。そして、エプロンからのトペコンヒーロで追撃。
　その直後、タイガーがコーナー最上段からフライングボディアタックを繰り出すが、ウルティモが受け止めてボディスラムで叩きつける。
　さらにウルティモは、タイガーに逆水平チョップ連打を浴びせ、雪崩式ブレーンバスタースラムで追撃。しかし、タイガーは前方回転エビ固めで流れを変え、カウンターローリングソバットで挽回。
　その後、タイガーが馬跳びでウルティモを飛び越えて場外へ追いやり、コーナー最上段からプランチャを敢行。ここからカリスティコ対テンプラリオとなり、カリスティコがフライングボディアタック。その直後、ラ・ミスティカで勝負を決めた。

タイガー「今日はもうメキシコの本当の英雄、カリスティコとライガーさんとこうして組めて。彼とは友達の歴が長いから、久々にこうやって組めてもの凄くうれしいですね。またチャンピオンだし、動きも全然変わってないし、もっともっと日本に来て新日本のジュニアの闘いに入ってほしい。もっともっと日本に来てもらいたいですね」
ライガー「俺も彼に一言だけ言いたいことがある。それはタイガーと一緒だ。文句ではないけれど、もっと日本に来いと。もっと日本で試合をして。ファンはみんな待ってる。それを誰か通訳して、彼に言ってくれ。ぜひ彼に伝えてほしい。もっと日本に来てくれ！　もっと日本で試合をして、ファンを喜ばせてほしい。彼はチャンピオンなんだから」
カリスティコ「ここにいることができて本当に嬉しいし、本当に満足している。これは私にとって素晴らしいことだし、光栄なことなんだ。このライガーさん、タイガーさんと一緒に闘えたことはとても光栄だ。もう一度来たい。私はもう一度必ず日本に戻ってくる。チャンピオンだから、それを見せるために絶対に来るからな。俺はカリスティコだ！」

ウルティモ「ここにいることができて本当に嬉しい。この『FANTASTICA MANIA 2019』に。今日は負けたけど、新しいページはまためくられるから俺は気にしてない。ここ日本でテンプラリオが新しく加わったこと自体がとても嬉しい。今回は負けてしまったけど、勝ち負け自体は必ずあることだからしょうがないと思っている」
グラン「負けたけど俺は気にしてない。とても満足している。タイガーもライガーもとても尊敬しているので、ここでリングを共ににできたことがとても光栄だ。ここで闘えたこと自体がこの上ない幸せだと思っている。日本ありがとう。俺たちが堅く結ばれていることを見せることができたと思う」
テンプラリオ「初めて日本に来れたことがとても嬉しい。何年も準備をしていたから。ここに師匠と一緒にいられること自体が幸せだ。ゲレーロ兄弟と組めて俺は本当に恵まれていると思う。とても満足している。負けたけど、これからがある」
一同「（※3人一緒にポーズを取りながら）レベルが違うぜ！」