1月21日（金）後楽園で行われるナショナル6人タッグ戦アトランティス＆ティタン＆オロvsサンソン＆クアトレロ＆フォラステロの前哨マッチ。なお、ミスティコ＆リーは「CMLLファミリータッグトーナメント」にエントリーしており、1月16日（水）幕張でフライヤー＆ボラドールと当たる。また、両者が同トーナメントで優勝した場合、1月20日（日）後楽園で「CMLL兄弟タッグトーナメント」覇者のウルティモ＆グランと対戦することになる。

　ミスティコ対ウルティモで試合がスタートし、ミスティコがアームホイップで先制。するとウルティモはロメロスペシャルで逆襲に出るが、ミスティコが変型足4の字固めへ切り返す。そして、ヘッドシザースホイップでウルティモを場外へ落とすと、フェイントで場内を沸かせた。
　リー対グランとなり、グランがヘッドシザースホイップを受け止める。だが、リーが改めてグランをヘッドシザースホイップで投げ捨てた。
　オロ対クアトレロとなり、クアトレロがカウンタージャンピングエルボー。さらに、ウルティモがカニばさみでクアトレロを倒し、グランが低空ドロップキックを食らわせる。
　これでルード軍のペースとなり、ウルティモ＆グランが合体雪崩式アームホイップでミスティコを投げ捨てる。そして、クアトレロがリーをトップロープへ引っかけ、グランがウルティモのパサーダを利用してヒップドロップを落とす。
　続いてウルティモ＆グラン＆クアトレロはオロにも同じ攻撃をお見舞い。しかし、リーがドロップキックでクアトレロに逆襲。そして、ミスティコ＆オロがウルティモ＆グランをヘッドシザースホイップで投げる。
　ミスティコ対グランとなり、グランがラリアットでミスティコを吹き飛ばす。しかし、ミスティコがグランのパサーダを利用し、ドロップキックを見舞う。
　その後、ミスティコがカニばさみでグランを転倒させ、リーが低空ドロップキックをお見舞い。だが、ウルティモがショルダータックルで2人をまとめて吹き飛ばす。
　それでもリーがウルティモにマンハッタンドロップを食らわせ、ミスティコが低空ドロップキック2連発で場外へ追いやる。そして、リーがグランをトップロープ越えのヘッドシザースホイップ、ミスティコがウルティモをコーナー最上段からのヘッドシザースホイップで投げ飛ばした。
　オロ対クアトレロとなり、オロがエプロンからトラースキックを浴びせる。そして、三角飛びブファドーラで追撃。
　すると、クアトレロがカウンターヌカドーラで叩きつけ、低空ドロップキックで追い討ち。それでもオロはクアトレロを場外へ追い込み、サスケスペシャルを敢行。
　その直後、ミスティコがウルティモのパサーダを利用し、グランをヘッドシザースホイップで場外へ投げ捨てる。そして、リーはウルティモを場外へ追い込み、2人同時にプランチャを敢行。
　ここでオロがクアトレロにフライングボディアタックを見舞い、串刺しラリアットで追い討ち。しかし、クアトレロは側転からの串刺しジャンピングラリアットで逆襲。
　それでもクアトレロはドロップキックで巻き返し、カンパーナを極める。しかし、クアトレロが脱出し、変型コードブレイカーで報復。そして最後は、クアトレロボム（変型ジャンピングBTボム）で勝負を決めた。

ドラゴン・リー「あいつらの連係に……」
アンヘル「（※頭を押さえながら）すまなかった」
ドラゴン・リー「いやいや、そんなことない。あいつらのやり方にいいようにやられてしまった。でも、俺たちはこんなもんじゃない」
ミスティコ「そうだ。今日はゲレーロスの作戦通りに事が運んだだけ。あいつらのやり方はわかった。ハポン（日本）まで来て、このままで終わらせるわけにはいかない。アリバ・ハポン（日本、万歳）」

※ここでゲレーロスがコメントスペースに乱入。ウルティモがコメント中のドラゴン・リー、ミスティコにチョップを見舞っていく。そのまま乱闘に発展しそうになったが、ウルティモ&グラン&クアトレロはそのままドラゴン・リーたちを威嚇しながら控室へ消えていった。
ドラゴン・リー「もう勝負はついてるのに、こんなことしてなんになるんだ。何にもならないぞ。（※ミスティコとアンヘルが先に控室へ。１人残ったところで）あと、一つ言っておきたいことがある。ヒロム・タカハシのことだ。このアリーナにお前の姿がないのは残念だ。会場入りして、お前のことが最初に頭に浮かんできた。お前は必ず戻ってくると信じている。それも、欠場する前以上に、飢えた狼のようになってな。お前のことは最高のライバル、偉大なライバルだと思っているから。ハポンでもメヒコでもアメリカでも、俺たちの闘いを見たいと思ってくれるファンがいる限り、お前は必ずリングに戻ってくる」