第5試合は真壁刀義&矢野通が単独タッグを約10年ぶりに復活させ、G.O.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)と激突。1.30仙台では真壁&矢野に田口隆祐を加えたトリオが、G.O.D&石森太二組を下してNEVER6人タッグを奪取。その追撃戦で、元IWGPタッグ王者と前IWGPタッグ王者による注目の対決が実現することに。
真壁組の入場時、背後からG.O.Dが襲撃。2.9大阪で“グッドガイ”を返上したタマは、矢野のペットボトルを奪い、水を浴びせる。ロアも真壁を蹂躙。
リングに上がるとゴングが鳴り、G.O.Dは矢野に連携攻撃。タマがリバースガンスタンを決め、さらにゲリラ・ウォーフェアの態勢に入るが、これは真壁がカット。
真壁は二人をダブルのラリアットで吹っ飛ばそうとするが、邪道が場外から足を引っ張って阻止。ここからG.O.Dは場外戦に持ち込み、タマが矢野を観客席に叩きつけ、場内がブーイングに包まれる。
矢野はカウント18でリングに生還。するとロアは馬乗りになって殴りかかる。さらにロアは串刺しラリアット。スイッチしたタマは、相手コーナーの真壁に不意打ちを食らわせて場外に落とし、矢野をロアと共にいたぶっていく。
矢野はロアのうしろ髪をつかんでダウンさせ、ようやく真壁にスイッチ。タマが飛び込むも、真壁はカウンターのパワースラム。さらに邪道にもパンチを炸裂。
ここから真壁がG.O.Dに串刺しラリアットを連発。そしてロアの頭部にナックルを落とし、ノーザンライトスープレックスを狙うが、これはロアがこらえる。ここからラリアットの応酬となり、真壁が競り勝つも、ロープに走るとロアがカウンターのアバランシュホールドを炸裂。
だが、真壁も身体を浴びせかけるようなラリアットで反撃。次は矢野とタマのマッチアップ。矢野はすばやくコーナークッションを外し、YTRポーズへ。タマが妨害しようとするも、矢野はその動きを読む。そしてタマを金具ムキ出しのコーナーに叩きつけ、マンハッタンドロップ。さらにタマにクッションでフルスイングを決め、YTRポーズで場内の歓声を呼ぶ。
矢野がロープに飛ぼうとしたところで、邪道が竹刀攻撃を狙うが、矢野はその動きを読んでストップ。しかし、タマが背後からドロップキックを決め、ここからG.O.Dは矢野にトレイン攻撃。そして連携のバックドロップを決めてフォールに入るも、これは真壁がカットイン。
G.O.Dが真壁のラリアットを切り抜けると、邪道が竹刀攻撃。すかさずタマがガンスタン。ここで矢野がロアに突進すると、レフェリーが巻き込まれてしまう。このスキをついて矢野はロアに急所攻撃。
しかし、邪道がエプロンに立って矢野の注意を引きつけると、タマが竹刀で矢野の脳天に一撃。最後はガンスタンを矢野に決め、3カウントを奪取。
タマ「見たか。俺はいいヤツになろうと頑張ってきたけど、もうグッドガイはこの前(2.9大阪)で終わりだ。1.4トーキョードームで俺がグッドガイに転向してから、ずっと負け続けていた。すべて俺のせいだった。もう、ナイスガイになろうなんて考えない。今後は勝つためだったら、なんでもやってやる。手始めにあの気に食わないヤノとマカベだ。何度でもやっつけてやる。ほかの若手だろうと関係ない。俺たちに歯向かうヤツは、片っ端からやっつける。俺たちがこのリングで君臨していくんだ。2019年、俺たちが世界を制圧してやる。このまま、前だけを見て突き進んでいく。お前ら、覚えてろよ」
タンガ「やっぱりバッドガイの方がいいね(ニヤリ)」
タマ「(※IWGPタッグ王座について)リマッチ!? そんなのはどうでもいい。もう1回やろうじゃないか、EVIL、SANADA。俺たちは、もうお前たちには強すぎる相手だ。3WAYなど関係ない。もう絶対にやらない。俺たちの一騎討ちだ」
タンガ「ROHが来るじゃないか? 2月の何日だっけ!? 23日か!? ROHが来るあの日に、俺たちがタイトルマッチをやってやろうじゃないか。俺たちが挑戦する。もうお前たちに助太刀するヤツらはいない。もう4対2なんて絶対にあり得ない。2対2でタッグチームの一騎討ちをする。そして、“未来の負け犬”、お前たちのタイトルを獲ってやる。そして、俺たちが5回目のIWGPタッグヘビー級王者になる」
タマ「G.O.Dこそがタッグチームのザ・ベストだ。そして、この会社がいままでに見たことがないほどの素晴らしいタッグチームなんだ。それを見せつけてやる」
※真壁&矢野はノーコメント