第6試合は内藤哲也&EVIL&SANADA&BUSHI&鷹木信悟vs鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&タイチ&金丸義信&エル・デスペラード。1.4ドームでのIWGPジュニアタッグ3WAYマッチで対峙したBUSHI&鷹木と金丸&デスペラードは追撃戦となる。
鈴木軍に帯同したTAKAみちのくは阿部リングアナのマイクを奪うと「あらためてご紹介しましょう! ニューブリティッシュヘビーウエイトチャンピオン! ザック・セイバーJr.!!」と場内を煽ってから、対戦チームのL・I・Jを呼び込む。L・I・Jの面々は、それぞれ前日の1.4ドームで獲得したベルトを携えてリングイン。
ゴング前、タイチが内藤の脳天にイス攻撃。これを合図に鈴木軍は場外戦に持ち込む。リング上、タイチが内藤にパワーボムを狙うが、鷹木が阻止。するとデスペラードが飛び出すも、鷹木はショルダータックルからボディスラム。さらにBUSHIと連係の低空ドロップキック。
続いてBUSHIがデスペラードにTシャツでチョーク攻撃。BUSHIはデスペラードの串刺し攻撃をかわすも、金丸がフロントキックをたたき込み、場外戦に引きずり込む。場外ではタイチが内藤にイス攻撃。さらに机に叩きつけ蹂躙すると、内藤は戦闘不能状態に。
リング上では鈴木とSANADAのマッチアップ。SANADAは金丸にパラダイスロックを決め、臀部に低空ドロップキック。さらにSANADAは鈴木にもパラダイスロックを狙うが、鈴木は切り返して腕ひしぎ逆十字。
続いて鈴木はSANADAのリープフロッグを読むとスリーパー。さらにゴッチ式パイルドラバーを狙うが、これはSANADAがこらえる。
続いてザックが登場すると、SANADAがスキをついてドラゴンスクリュー。スイッチしたEVILは、ザックの蹴り足をレフェリーにパスし、トラースキックをヒット。さらにセントーンを決めるが、ザックもコブラツイストで反撃。しかし、EVILもコブラツイストで返す。
脱出したザックは、EVILの手を固定してストンピング。負けじとEVILはフィッシャーマンバスターを狙うが、切り抜けたザックはEVILの左腕にオーバーヘッドキック。さらに飛びついてアームロックを決めるも、EVILは力尽くでブレーンバスターで叩きつける。
次は内藤とタイチのマッチアップ。タイチはフロントキックから、首にパンチを連発。内藤もアームホイップから低空ドロップキックで反撃。続くネックブリーカーはタイチがこらえ、バックドロップの体勢へ。これを切り抜けた内藤はトルネードDDTを炸裂。ここからL・I・Jは鈴木軍を分断。
リング上、鷹木とBUSHI、内藤が連係攻撃。内藤が低空ドロップキックをタイチの顔面にヒットする。内藤はタイチをトップコーナーに固定し、雪崩式フランケンシュタイナーを狙う。だが、タイチはパワーボムの体勢へ。しかし、内藤はウラカン・ラナで切り返す。
しかし、串刺し攻撃はタイチがキックで迎撃。そして、内藤の後頭部と正面からアックスボンバーを決める。内藤がフォールをカウント2で返すと、TAKAがレフェリーの視線をそらしているうちに、タイチがベルトを内藤の顔面に叩きつける。そして最後はブラックメフィストを決めて、内藤から3カウントを奪取した。
鈴木「だから昨日言ったじゃねえかよ。おい、新日本プロレス一番人気とか言って調子に乗ってんじゃねえよ、ロスインゴよ。言ったろ? 全方位だよ。なあ、金丸、デスペラード?」
デスペラード「いやあ、素晴らしいチャンピオンですよ。素晴らしいチャンピオンおめでとう! 3WAYで一番格下からちょっちょっと勝っちゃってビックリしちゃったぜ。俺たち気づいたら俺たちの持ち物がなくなっちまった」
金丸「あんな奴らに勝って、チャンピオン気取ってんじゃねえぞ」
デスペラード「素晴らしい器ですね、新しいチャンピオン。俺たちに勝たねえでチャンピオンってか? 今日伸びてたのは誰だ? バカども! もう一回ちゃんとやろうよ。でも、それ以上に凄く楽しみなのがもう一個増えたな? 誰だっけ?」
タイチ「ああ? あれがチャンピオンだってよ。クリス・ジェリコと内藤、竹刀だか武器でしばきあって、さんざんやってよ、それを俺はひとまとめにやってやったよ。どうだよ、気分はよ? それでチャンピオンなんだ。へえ。白いベルトのチャンピオンになれんだ。もう俺はなってんだよ。いらねえんだろ、どうせ? くれよ、俺に。くれよ。だから言ってんだろ、いつもよ。CHAOSがなんだ、てめえら全部ぶっ殺すぞ。俺らにはこれだけいるんだよ。忘れんなよ、それをよ。ふざけんな」
鈴木「それからよ、もう一つ。クズみてえなタッグの奴ら相手にしてよ、何がタッグチャンピオンだ。本当に2vs2でどうやったら勝てるのか? 俺とこのザック・セイバーJr.がEVIL、SANADA、お前らに教えてやる。さて、こっから抜け出せるかな? 俺たちゃしつこいぞ、鈴木軍は。お前の家まで行くぞ、アハハハハ! 寝起き襲ってやろうか? あと夜道気をつけろよ」
タイチ「本当に何すっかわかんねえぞ。あいつらばっかりよ。忘れんなって俺らをよ」
金丸「しつこく行ってやるぞ、しつこくよ。追いかけ回すぞ」
タイチ「どうなっちゃうのかな?」
鈴木「それからBULLET CLUBな。仲良しごっこな。お前らがあっちくっついてこっちくっついてって、勝手にやってろ。お前らの覚悟なんてそんなもんだろう? てめえらはそのあと相手してやる。さあ、鈴木軍の逆襲、こっから始まるぞ。なあ、タイチ? 内藤、ぶち殺せ」
タイチ「おい、全部消え去れ、この野郎。消えちまえ、全員よ。気に入らねえ。(穿いているパンタロンを指して)おい、初脱ぎもさせてくれねえのか、内藤よ。なんだよ、これは。初めてだぞ、これついたまま終わったの。初脱ぎさせてくれよ、内藤。もうちょっとがんばれ。理由になんねえぞ、昨日クリス・ジェリコとやりましたって。そんなの理由になんねえ。チャンピオンなんだからもうちょっとがんばれ」
鈴木「じゃあ、最後にあいつらによ〜く聞かせてやる。俺たち鈴木軍、イチバ~ン……」
※ザックはノーコメント
※内藤、BUSHI、EVIL、SANADAは肩を担がれて控室へ直行。鷹木もノーコメント。