メインイベント終了後、死闘を終えた棚橋とケニーはなかなか立ち上がることができない。しかし、棚橋がゆっくりと立ち上がり、両手を挙げてガッツポーズを決めた。
そして、海野レフェリーが棚橋の腰にIWGPヘビーベルトを巻く中、ケニーはマット&ニックの手を借りて退場。そこから棚橋がマイクアピールを開始した。
棚橋「(※しばらく目をつぶり)今日は、たくさんのご来場、本当にありがとうございました!(※大歓声&大拍手) 正直言うと、もうこの舞台には帰って来れないかと思ってました(※大拍手)。けど、柴田選手!!(※場内驚き) 本間選手!! 多くの仲間が! エネルギーをくれました!(※大拍手) そして何より! 僕をここまで押し上げてくれたファンの皆さん! ありがとうございました!!(※大歓声&大拍手) また、このIWGPのベルトと新しい風景を! 作って行きます。今日は本当にありがとうございました!(※大拍手)」
ここでファンがエアギターを期待するが、棚橋は「ありがとう…。ゴメン。今日、エアギター、やる力残ってないわ」と言ってひざまずいてしまう。
それでもファンが期待の声をあげると、棚橋は「いやあ、厳しいな…。じゃあ1回だけ!」と気を取り直す。そして、四方の客席へ向かって「ド~~ム!」と叫び、こん身のエアギターを敢行した。
これで今度はアンコールが起きるが、棚橋はひざまずいて息を荒げる。そして、「ず~~~っと! このベルト、大事にするから、エアギターは、そんときまで取っとこうぜ!」とファンを説得した。
そこから棚橋は立ち上がり、「じゃあ改めて、皆さん! 長時間ありがとうございました!」とファンに挨拶。そして、「じゃあー、最後に! 会場の皆さーーん!! 愛してまーす!」と締めのフレーズを披露した。
これで場内に「LOVE&ENERGY」が流れる中、棚橋は四方のコーナーへのぼってファンに手を振り、特設花道を退場。そして、特設ステージに到達すると、阿部誠リングアナウンサーが改めて棚橋の名をコールし、花火の爆発音が鳴り響いた。