LOS INGOBERNABLES de JAPONvsBULLET CLUBの8人タッグマッチ。1.4東京ドームでは、IWGPタッグ王者組のタマ＆タンガと『WORLD TAG LEAGUE 2018』優勝チームのEVIL＆SANADAが、3WAY形式のタイトルマッチに出場する。また、内藤は同所でIWGP IC王者クリス・ジェリコ、石森はIWGP Jr.王者KUSHIDAにそれぞれ挑戦。そして、BUSHIは鷹木とタッグを組み、IWGP Jr.タッグ戦3WAYマッチに臨む。

　BUSHI対石森で試合が始まり、BUSHIがヘッドシザースホイップで先制。そこから内藤対ファレとなり、ファレがエルボー連打を軽々と受け流す。
　そして、ファレはグラネードを仕掛けるが、内藤が脱出してツバを吐く。これでファレは怒るが、内藤がカニばさみで転倒させ、直後にSANADAが低空ドロップキックをお見舞い。
　すると、セコンドの邪道が場外から竹刀を振りかざすが、内藤がそれを回避してツバを吐く。ところが、ファレが内藤を捕まえてスローイングし、邪道が改めて竹刀で殴る。
　ここから乱戦となり、BULLET CLUBが内藤の捕獲に成功。代わる代わるの攻撃でいたぶる展開が続く。それでも内藤は、マンハッタンドロップ、フェイント式延髄斬りでタマに逆襲。すると、ファレが現れてグラネードを仕掛けるが、内藤がDDTに切り返して脱出。
　ここで試合権利を得たEVILは、タンガの脚を取って浅見レフェリーに持たせ、ガラ空きのボディをトラースキックで撃ち抜く。それでもタンガ＆タマはトレイン攻撃に行くが、EVILが2人を激突させ、タンガに串刺しラリアットをお見舞い。そして、タンガにブルドッキングヘッドロック、タマにランニングネックブリーカーを同時に見舞った。
　SANADA対タマとなり、SANADAのバックエルボーからEVILがセントーン。するとタマは顔面攻撃で流れを変え、ジャーマンスープレックスを繰り出す。だが、SANADAがバク宙で後方へ着地。
　続いてSANADAはニュートラルコーナーからムーンサルトアタックを仕掛けるが、タマが身をかわす。それでもSANADAはタマのドロップキックを回避し、その場飛びムーンサルトプレスを繰り出す。しかし、タマが両膝を立ててブロック。
　ここでタマ＆タンガがトレイン攻撃に行くが、SANADAがタンガにフランケンシュタイナーを食らわせ、場外の邪道をプランチャで押し潰す。
　次にSANADAはスワンダイブ攻撃を狙い、回避したタンガにSkull Endを仕掛ける。そして、抵抗したタンガをブレーンバスターで投げ捨てた。
　BUSHI対タンガとなり、BUSHIがミサイルキックで先制。さらに、BUSHIが串刺しダブルニーアタック、EVILが串刺しラリアット、BUSHI＆内藤がサンドイッチ低空ドロップキックで追い討ちをかける。
　次にBUSHIはエムエックスを狙うが、タンガが身をかわし、石森がスワンダイブボディシザースドロップでアシスト。さらに、ファレがショルダータックルで内藤を蹴散らす。
　すると、BUSHIはタンガにフェイント式ニールキックをお見舞い。だが、次のコードブレイカーをタンガが抵抗し、邪道が竹刀でBUSHIを叩く。
　続いてタンガがラリアットでBUSHIに追撃し、ニュートラルコーナーへ叩きつける。その直後、タマが串刺しジャンピングボディアタックで追い討ちをかけ、最後はタンガ＆タマがスーパーパワーボムでBUSHIを葬った。

タンガ「SANADA、お前のことを見てたぞ。お前の目に写っていたものを見たぞ。タマと俺がスーパーパワーボムでBUSHIをやっつけたその瞬間、助けに行こうとしなかったな？　なぜならば、お前の目にはお前自身が経験したこのフィニッシュの技が見えていたからだろう。もしBUSHIを助けに入ろうものなら、お前が以前経験したその恐怖を再び俺たちに味わわされていただろうからな」
※ファレ、タマ、石森はノーコメント
　
EVIL「（※『WORLD TAG LEAGUE』の優勝トロフィーを手にコメント）タマ、タンガ、今日は負けたけど覚えとけよ！　そして、ドームの３WAY、えらい評判が悪いな。本来ならば、『WORLD TAG LEAGUE』のチャンピオン、EVIL＆SANADAと、チャンピオンのタマ＆タンガのチャンピオンシップが自然な流れだよなぁ。ただ！　この世界は、イレギュラーも起こるってことだ。俺らからしてみれば、そのイレギュラーが、あのベルトを獲るチャンスと、そして２回も負けてるヤングバックスへのリベンジ、どちらも絶好の場所でできるチャンスなんだよ。だからよぉ、俺らはあえて、今回の３WAYを受けてやったんだ。これで俺らが東京ドームで勝てば、EVIL＆SANADAの壮大なストーリーだ。あえて、全部肯定して、全てを呑み込んでやるからな、よく、覚えとけ！　This is EVIL！　Everything　is EVIL！　全ては……（※トロフィーにキス）EVILだ！」
内藤「Hola！　ジェリコさ～ん！　今日こそ、いよいよ登場してくれると思ったのにさぁ、どうしたんだよ、クリス・ジェリコさ～ん！　そんなにオクパードなのかな？　あんなに『内藤とは東京ドームでやらない！』って言ってたくせに、明日会見を開くんだって？　俺とジェリコの会見があるんでしょ？　何だよ、結局やるんじゃん。何のサプライズもなく、リリース通り、明日ノコノコと記者会見に来るわけですか？　オイオイオイ、スーパースターだろ？　皆様をビックリさせるような、皆様を楽しませるような演出、何一つ考えてないわけ？　もう決まっちゃったから明日来るわけでしょ？　このあと出てこないでしょ？　（※周囲を見回しながら）どっかにいるの？　もしかしてカメラマンのアナタがクリス・ジェリコなの？　そんなサプライズもないか……。じゃあ明日、彼はどんな姿で出てくるのか。皆様の予想通りの会見じゃ、済まないでしょう。皆様の予想を遥かに上回る、何か演出をしてくれるでしょう。だって彼は、世界のスーパースターだからね。ではでは、クリス・ジェリコさん、また明日、お会いしましょう。アスタ・マニアーナ、ジェリコさ～ん！」