レボリューションプロレスリング(RPW)のブリティッシュヘビー級王座を懸け、現王者・石井と元王者のザックが激突。
試合開始前、ザックのセコンドとして登場したTAKAみちのくが、マイクアピールを敢行。
TAKA「ウェルカム・トゥ・ザック・セイバー・タ~イム! ブリティッシュヘビー級選手権試合、チャンピオン石井智宏対チャレンジャー・ザック・セイバーJr.。皆さんが予想するこの試合の勝者は、誰ですか~~! 誰に勝って欲しいですか~~! この試合、勝つのは、いつ何時、どんな体勢でも、関節技・サブミッションホールドが極めれるこの男、ザックの技が極まれば誰が相手でも! ジャスト! タップ! アウト! ギブアップあるのみ。ヒー・イズ! サブミッションマスター。ヒー・イズ! ZSJ。ヒ~・イ~ズ! ザック! セイバ~~! Jr.~~~! 石井智宏! カモン! オーバー・ヒア~~!」
ここから試合開始となり、ゴングと同時にザックがフロントハイキックを放つ。だが、石井が回避し、次のコブラツイストからも脱出。直後に石井が延髄斬りを繰り出すと、ザックがかわしてランニングローキックを発射。しかし、今度は石井が回避し、バックドロップで叩きつける。
ところが、ザックが石井に飛びつき、腕ひしぎ逆十字固めで逆転。これで石井の動きが止まると、ザックは左腕に集中攻撃を開始。複雑な複合技でダメージを蓄積させる。
さらにザックは、ノーザンライトスープレックスから石井の左脚を取り、ヒールホールドを極める。だが、石井が脱出し、ヒールホールドをお返し。それでもザックは、石井の腕を蹴る。
すると石井は、ショルダータックルでザックを吹き飛ばし、逆水平チョップを連発。それでもザックはフロントハイキックを浴びせるが、石井はすぐに串刺しラリアットで巻き返す。
その後、ザックが石井に飛びついてフロントネックロックを繰り出すが、石井がノーザンライトスープレックスに切り返す。そして、雪崩式ブレーンバスターで追い討ちをかけるも、ザックがすぐに立ち上がり、両脚で左腕を折り畳む。
ここからザックが石井のリストを極めて捻り、そのままショルダーアームブリーカーをお見舞い。その後、両者が互いの動きを読み合い、そこからザックが卍固め。これを石井が切り返すと、カナディアンデストロイヤーで叩きつける。
それでも石井はミドルキック連射を受け流し、強烈な逆水平チョップをお見舞い。そして、パワーボムで3カウントを迫る。
さらに石井はラリアットを狙うが、ザックが阻止してフロントハイキック。しかし、石井がブロックしてヘッドバットを浴びせ、今度こそラリアットで吹き飛ばす。
それでもザックはスリーパーホールドを繰り出すが、石井が脱出してスライディングラリアットを発射。これをザックがかわしてヨーロピアンクラッチで押さえ込むも、カウントは2。
さらに石井は延髄斬りを繰り出すが、ザックが回避して再びヨーロピアンクラッチに行く。だが、石井が脱出し、今度こそスライディングラリアットをお見舞い。
するとザックは、石井に飛びついてフロントネックロックを極め、抵抗されると卍固めへ移行。さらに、グラウンドへ持ち込んで変型卍固めで絞り、石井をギブアップさせた。
試合後、RPWのアンディ社長が、新調されたブリティッシュヘビーベルトをザックへ贈呈した。