第7試合のタッグリーグ公式戦はBEST FRIENDS（バレッタ&チャッキーT=3勝0敗）vsK･E･S（2勝1敗）。両チームは9月シリーズで二度にわたって対戦し、1勝1敗の五分の結果を残している。

 

　ゴング前、K･E･SはエプロンのBEST FRIENDSに奇襲攻撃。そのまま場外戦に持ち込もうとするが、BEST FRIENDSはすばやくリングに戻り、K･E･Sに対して同時にプランチャを炸裂。
　さらにふたりがかりでアーチャーを鉄柵に叩きつけるが、アーチャーはBEST FRIENDSをまとめてラリアットで吹き飛ばし、勢い余ってセコンドのヤングライオンにも攻撃。ここからアーチャーはバレッタ、スミスはチャッキーを場外で蹂躙。アーチャーはバレッタをチョークスラムでエプロンに叩きつける。
　リング上、アーチャーがチャッキーにショートレンジのラリアット。チャッキーはエルボーで反撃するが、アーチャーはヒザ蹴りで動きを止める。続いてスミスがチャッキーの顔面を両足で踏みつけていく。さらにノドをロープに押し付ける拷問攻撃。チャッキーもエルボーを返すが、スミスは左キックの連発でダウンを奪う。
　次はアーチャーがチャッキーに串刺しエルボーを連発。だが、チャッキーは3発目をかわし、自軍コーナーに戻るが、スミスがバレッタに襲いかかってタッチを阻止。
　アーチャーはチャッキーの両腕を固め、さらに後頭部を強引にマットを打ち付ける。タッチしたスミスはバレッタにブレーンバスター、そしてサイドヘッドロックで体力を削っていく。場外ではアーチャーがバレッタを鉄柵に叩きつける。
　スミスはブルドッグボムを狙うが、切り抜けたチャッキーはコンプリートショット。そしてようやくバレッタにスイッチ。バレッタはスミスにダイビングクロスボディ。さらにロープで加速して全身を浴びせかけるようなラリアット。これでスミスが場外に落ちると、追撃のトペ・スイシーダをヒット。
　しかし、アーチャーがまたエプロンへのチョークスラムを仕掛ける。だが、バレッタは切り抜けると、顔面にトラースキック。ここでチャッキーがK･E･Sにトペ・コンヒーロ。さらにバレッタがラ・ケブラーダをお見舞い。
　リング上、バレッタはスミスに串刺しエルボー、トルネードDDT、後頭部へのジャンピングニーとたたみかける。そして逆水平チョップからロープに飛ぶが、スミスは豪快なショルダースルー。さらにリストクラッチ式のスープレックスを決めるが、カウントは2。
　スミスはバレッタをコーナーに叩きつけ、その勢いでバレッタがコーナーに座ってしまうと、バックを取ってジャーマン。さらに連続で見舞うが、3発目を着地したバレッタはジャンピングニー。だが、それをキャッチしたスミスはコーナーに放り投げる。続いてアーチャーがバレッタに高角度のチョークスラム。だが、スミスがカバーに入るとチャッキーが阻止。
　チャッキーはスミスにジャンピングニーをヒット。すると、スミスはアーチャーとスイッチ。アーチャーはチャッキーを場外に追放し、バレッタのバックに回る。バレッタはカサドーラを仕掛けるが、バレッタはこらえ、キラーボムを狙う。だが、これはチャッキーがスミスの足を引っ張って妨害。
　リング上、アーチャーはバレッタにブラックアウトを仕掛けるも、バレッタは空中でスリングブレイドのように切り返す。スイッチしたチャッキーは、アーチャーにエルボーを連発。さらにアーチャーのチョークスラムをドロップキックで返し、串刺し攻撃へ。これをかわしたアーチャーに、チャッキーはカウンターのニーを決め、オーフルワッフルの体勢へ。だが、スミスがカットイン。
　チャッキーはK･E･Sの同士打ちを誘うも、結局捕まってしまい、ついにキラーボムの餌食に。だが、フォールに入ったアーチャーを、チャッキーは十字固めに切り返す。しかし、3カウントはならず。するとK･E･Sは二発目のキラーボムを決め、チャッキーからフォール勝ちをスコア。BEST FRIENDSは初黒星を喫した。

 

　試合後、K･E･Sはヤングライオンを痛めつけてから退場。