鈴木「さあ、道場ボーイ、クソヤングボーイ、クソガキども、テメエ、誰に楯突こうとしたんだ？　これでわかったか？　さて、次……お前ら、日本中の、違う、世界中の、プロレスファンが見たかったろ？　このシリーズで見たかったの、これだろ？　オイ、容赦なくいくぞ。全力でいくぞ。それから、俺が誰にレスリングを習ったと思ってんだ？　マスター気どってんじゃないぞ、この野郎。どっちが上か。どっちがボスか。はっきりさせてやる。後楽園、待っとけ、サック・セイバーJr.……」
※飯塚はノーコメント
　
ジュース「デビ、いるか？」
フィンレー「（※イスを手に遅れてコメントスペースにやって来て）ちょっと座らせてもらうよ。ああ、きつかった」
ジュース「今夜は悲しみのビールだな」
フィンレー「心が痛むけど」
ジュース「悲しみのビールで洗い流すか。今夜はな」
フィンレー「イスでやりやがって」
ジュース「見えなくなったと思ったら、そんなことされたのか。フェンスの向こうでだよな。ショータ（海野）をやっつけていいスタートを切ったけど、G.O.Dにやられて（勝敗を）五分に戻されて。その次はコブ」
フィンレー「そうだったな」
ジュース「コブはいい流れで倒せたんだけどな。最後、コブをつかまえて……」
フィンレー「完全にKOした。あの感触をまだ覚えてるよ」
ジュース「俺はそこまでじゃなかったけど」
フィンレー「いい感じで（Prima Noctaで）突き刺せた」
ジュース「とにかくこれで６試合を終えた。ちょうど半分ぐらいか」
フィンレー「そんなとこかな」
ジュース「残りあと７試合。ただ、昨夜の試合は残念だった。いや２日前か。何度もカウント３寸前まで追い込んだのに、イシイ、ヤノ組に負けてしまった。そして今夜はスズキグンに負けた。いいとこまでいったけど、うまく立ち回られた。１対１だったら、そうはいかなかったけど。ヤノやSANADAのようなやり方で勝っていけばいいのかなって。ジュース・ロビンソンがどうやってきたか。そしてはどうするかだけど、答えは『NEVER』だな。スズキのようなやり方はしない。コーラクエン（２連戦）では、ナガタ、ナカニシ、そしてテンコジとだ。俺はわかってる、よ～くわかってる、自分たちより下位が相手のこの２試合は落とせないって。彼らが死に物狂いで向かってくることも。俺たちもそのつもりだ。コーラクエン２連戦に突入だ。１日目も２日目も勝利して、トップに駆け上がる。コーラクエンでの闘いで俺たちの明暗が分かれる。友だちでもない。センパイでもない。そういう気持ちを振り切ってリングに上がる。悪いけど、勝ってヤキニクで祝賀会だ。（※フィンレーに）何か言うことあるか？　俺はもう十分しゃべったから。あ、まだ言い残したことがあった……」
フィンレー「いいか……」
ジュース「（※フィンレーがしゃべろうとするも割り込んで）日曜から言い忘れてることだけど、Cody、姿が見えないけど、どこにいるんだ？」
フィンレー「あれだけしゃべったのに。俺にしゃべろと言っていながら、なんだ……（※と言い残して１人で控室に消える）」
ジュース「わかったわかった。でも、しゃべらないと気が済まないんだ。『WORLD TAG LEAGUE 2018』に出てる俺だけど、Codyに腕をつかまれて引きずり降ろされた。Codyよ、俺はそれを忘れていない。拳を骨折しても休むことなく闘い続けたジュース・ロビンソンだ。そのうえでIWGP US王座を獲得したんだ。俺はまだ、お前を倒したことはない。だけど俺はあきらめてないぞ、Cody。終わりになんかしない。どこになるかはわからない。だけど次、試合後にはジュース・ロビンソンが“アメリカンナイトメア”Cody Rhodesから奪ったIWGP US王座のベルトをこの右肩にかけて、リングを闊歩してやる。（※控室に行きかけたが戻って来て）See You the Mountains」