舞台を再び東京・後楽園ホールへ戻し、いよいよ第10戦目を迎えた『WORLD TAG LEAGUE 2018』。

　オープニングマッチは、エルガン＆コブvs吉田＆海野の『WORLD TAG』公式戦。エルガン組は開幕3連敗からの3連勝と絶好調。一方の吉田組は、開幕6連敗で苦しい展開が続いている。

　試合前から海野がいきり立つと、エルガンが胸を突いて弾き飛ばす。そして、強烈なエルボーを食らわせるが、海野はカウンターバックエルボー、串刺しバックエルボーで挽回。
　その直後、海野はコーナーへのぼるが、エルガンがファイヤーマンズキャリーで捕まえる。そして、素早くコブとタッチすると、2人で合体バックブリーカーをお見舞い。
　これで海野は動きが止まってしまい、エルガンが強烈な逆水平チョップで追い討ち。そして、コブとチェンジしながら滞空式ブレーンバスターで叩きつけると、コブがその場飛びムーンサルトプレスで追撃。
　それでも海野はドロップキックで反撃に出るが、コブが強烈なエルボーで黙らせ、串刺しラリアットを見舞う。
　さらにコブは雪崩式ブレーンバスターの体勢に入るが、海野が抵抗。すると、コブ＆エルガンが吉田にダブルタックルを浴びせるが、直後に海野が開脚式ミサイルキックで吹き飛ばした。
　吉田対コブとなり、吉田がランニングエルボー3連発からボディスラムへ繋ぐ。すると、コブはブレーンバスターを狙うが、吉田がロントネックロックに切り返し、海野は腕ひしぎ逆十字固めでエルガンを分断。
　ところが、コブが吉田、エルガンが海野をパワーで持ち上げ、背中合わせで衝突させる。それでも海野はエルボー連打からロープへ走るが、エルガンがトラースキックをお見舞い。
　続いてコブ＆エルガンはトレイン攻撃に行くが、吉田が回避してエルガンにミドルキック。さらに、コブを丸め込む。
　しかし、エルガンが延髄斬りで吉田を黙らせ、コブと共に合体バッククラッカーを敢行。そこからコブがツアー・オブ・ジ・アイランドを炸裂させ、吉田を葬った。

エルガン「ジェフ、3勝だったっけ？　4勝だったっけ？」
コブ「わからん」
エルガン「どっちにしろ、今いい流れに乗っているのは間違いない。この流れは止めないぞ。明日はヤノ＆イシイとの試合だけど、変わらぬ結果を残す」
コブ「そう、3勝でも4勝でもどっちでもいい。俺たちは勝利が必要だ。もし東京ドームでヘビー級のタッグのベルトに挑戦する可能性があるならば、一つでも多く勝たなきゃいけないんだ。もっと勝たなきゃいけない」
エルガン「ヤノとイシイとやったとしても、今日と同じストーリー、同じ結果を得ることになるだろう」
コブ「ウィン、ウィン！ 俺たちが勝つ！」
 
海野「（※吉田に肩を貸して引き揚げてくる、コメントスペースにたどり着くと、吉田は片ヒザを着くも、海野は立ったままでコメント）相手が強かろうとデカかろうと関係ねえ。絶対にあきらめない。必ず、このシリーズで、もっと上をつかんでやる。あきらめねえぞ！」
※吉田はノーコメントのまま、海野に抱き起こされて控室へ