『WORLD TAG LEAGUE 2018』第2戦として開催される後楽園ホール大会。
第1試合は、新日本プロレス本隊のジュース&フィンレーと、ヤングライオンの辻&上村が対決するタッグマッチ。フィンレー組は『WORLD TAG』にエントリーしており、前日(11月17日)の藤沢大会で吉田&海野に快勝した。
ジュースと上村の対決で試合がスタート。ジュースがロープ際でクリーンブレイクせずに逆水平チョップを浴びせると、上村がジャンピングエルボーで報復に出る。
続いて上村&辻はジュースとフィンレーにダブルショルダータックルをお見舞い。さらに、合体アームホイップでジュースを投げ捨てる。
ところが、ジュース&フィンレーは辻にダブルドロップキックを見舞って逆転。これで辻の動きが止まり、フィンレーがブレーンバスター、ジュースがバックブリーカー、ジュースとフィンレーがセントーンなどで攻め立てる。
しかし辻は、カウンタードロップキックでフィンレーに逆襲。さらに、ショルダースルーでジュースを投げ、ようやく青コーナーへ戻る。
タッチを受けた上村は、フィンレーに対してエルボー連打、串刺しドロップキック、ボディスラム。そして、上村がフィンレーの左脚を取って逆片エビ固めを繰り出すと、同時に辻が右脚にも同じ技を極める。
さらに2人はジュースのカットを耐えるが、開脚式低空ドロップキックを被弾して技を解いてしまう。これで上村が孤立してしまい、フィンレー&ジュースが合体フラップジャックをお見舞い。そして最後は、フィンレーがトラッシュパンダ(ショルダーバスター)で勝負を決めた。
※2人して大声ではしゃぎながらインタビュースペースに登場。
フィンレー「勝ったぜ! これで4点だ!」
ジュース「オイオイ、今日は公式戦じゃないから点数は入らないよ!まあどっちにしろ白星獲得だぜ! ということは勝利者ボーナスももらえるし、(※歌うような口調で)これからそのお金でロッポンギでも行って女の子たちと飲もうかな!」
フィンレー「ちょっと息が上がっちゃったけど、そうか、今日はポイントはないのか…。でもこの『WORLD TAG LEAGUE』が始まって俺たちは2点取ってるんだよな!」
ジュース「そうそう、2点取ってるし、今日も勝ったし、このままの勢いで次も勝って、4点だ!」
フィンレー「15分間の今日の試合でも、しっかりと俺たちの強さを見せることができたしな! 次はIWGPタッグ王者のGODだな!」
ジュース「GOD! タマ・トンガ、タンガ・ロア、オヤジのキング・ハクを含めて、アイツらは何度もIWGP王座を獲得してるけど……」
フィンレー「タッグ王座な? そこ大事!」
ジュース「俺たちはいい流れに乗ってるし、オマエたちを倒してやるんだ! 俺たちチームは今、すごくいい関係にあるし、連勝もしてるしな!」
フィンレー「そうだ、そうだ! 俺たちが言ってやる! 俺たちは連勝して……(※2人で向かい合って踊りながら)」
2人「俺たちは2人でこのキュートなお尻を引っ提げて、東京ドームの花道を歩くんだ! 俺たちが全員を倒して、優勝してやる!」
フィンレー「(※去り際に)女の子たち、待っててね!」
辻「今、タッグリーグが行なわれているけど、俺らはもちろん本戦にはエントリーしてない。ただ、俺たちだって一戦一戦、命を懸けて闘ってるんだ。今日はダメだったかもしれない。でも、いつの日か、あの二人を俺たち二人で倒す日が必ずやって来る」
※上村はノーコメント