九州三国志 presents POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~ 

日時
2018年11月3日(土)   15:30開場 17:00開始
会場
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
放送
バナーバナー
観衆
5,441人(札止め)

第9試合 60分1本勝負
IWGPインターコンチネンタル選手権試合

  • <第19代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

VS

  • ※初防衛戦

境界線

ジェリコが初防衛に成功
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 10.8両国大会でザックとの試合前にジェリコの襲撃を受けて、試合そのものを潰されたEVIL。インターコンチのベルトが賭けられた試合でリベンジに挑む。
 
 ジェリコが入場し、マスクを脱ぎかけたところでEVILが急襲し、試合はスタート! 串刺し式ラリアットを食らわせて先制だ。しかし、ジェリコはするすると場外に逃亡。EVILもそれを追いかけて場外へ。両者、場外で乱闘を繰り広げる。
 ここはEVILが圧倒し、ジェリコを鉄柵に叩きつけ、場外でブレーンバスターだ。さらにテーブルをリング下から取り出したEVIL。足を立てて設置すると、ジェリコをパワーボムの体勢に捕らえる。
 しかし、ジェリコはリバースで切り返し、逆にEVILを鉄柵に叩きつける。そしてテレビカメラを奪ってEVILを撮影し、今度は髪の毛を引っ張って本部席のほうへと投げ飛ばす。さらにEVILを本部席のテーブルの上に立たせるとDDTだ。
 まだまだ攻撃の手を緩めないジェリコは本部席のテーブルを覆っていた新日本のロゴの入ったエプロンを持ち出し、鼻をかむという暴挙で観客からブーイングを集める。そして、EVILがリングに戻るとダイビングボディアタックだ。
 続けて逆水平チョップで攻め込むジェリコ。EVILもチョップで返していくが、すかさず延髄斬りで黙らせる。それでもチョップで攻め込むEVILだが、ジェリコはすぐさまトラースキックで遮断。ライオンサルトで追撃だ。
 倒れているEVILの顔面を蹴り飛ばすジェリコ。そしてコーナートップに上がる。EVILは立ち上がってこれを追いかけ、最上段でジェリコを捕獲。雪崩式ブレーンバスターを仕掛けていく。これをジェリコは蹴り飛ばして落とすと、ダイビングバックエルボーアタックだ。
 しかし、EVILもチョップで反撃。ジェリコの蹴り足をレフェリーに預けて攻撃すると、ロープにもたれかかったところでラリアット。ジェリコを場外に追いやる。そして、先程のお返しとばかりに鉄柵に叩きつけたEVIL。
 今度はイスを取り出し、ジェリコの首に引っかけてから鉄柱に叩きつける。そしてホームランでフルスイングだ。リングに戻ると串刺し式ラリアットから、フィッシャーマンズバスターを連続で繰り出したEVIL。コーナーにジェリコを追い込んで足で踏みつけながら首にダメージを与えていく。
 そして、低空の串刺し式ドロップキックを放ったEVIL。だが、ジェリコはこれを捕まえてウォールズ・オブ・ジェリコの体勢に。しかし、EVILは足の力で投げ飛ばして阻止。ロープ際に移動していたジェリコに突進していく。
 しかし、ジェリコはロープを緩めて、EVILを場外に落とそうとする。EVILはなんとかエプロンに着地したものの、すぐさまジェリコは三角飛び式のミサイルキックで追撃だ。しかし、EVILは意地でも場外に落ちない。ロープを掴んでエプロンサイドに帰還する。そして、突っ込んできたジェリコを捕まえると、ブレーンバスターの体勢に入る。場外には先程設置しておいたテーブルが残っている。
 ジェリコもエプロンに着地して阻止。ならばとEVILは頭突きでジェリコを黙らせ、テーブル目がけて、断崖式のEVILだ。この荒技でチャンスを握ったEVILはジェリコをリングに戻すと、コーナー最上段からダイビングセントーンを発射。
 距離を見誤り若干ズレてしまったが、それでもEVILの流れ。ジェリコをファイヤーマンズキャリーで強引に持ち上げる。だが、ジェリコはこれを切り返して、ウォールズ・オブ・ジェリコ。ステップオーバーし、腰をしっかりと落とす。
 悶絶するEVILだが、なんとかロープエスケープ。ジェリコがレフェリーに文句をつけている間に体勢を立て直したEVILはラリアットだ。ジェリコもバックエルボーで反撃するが、続くライオンサルトはEVILに避けられて自爆させられてしまう。
 このチャンスにEVILは倒れているジェリコを無理やり持ち上げると、ダークネスフォールズだ。しかし、ジェリコもすぐさまサムソンクラッチで反撃。コードブレイカーを仕掛けるが、EVILはこれをキャッチして至近距離からラリアットだ。
 両者ダウンの状態から、逆水平チョップとエルボーの打ち合い。ジェリコがロープに走ると、EVILもコーナーに走り、ジェリコを狙う。しかし、ジェリコはこの動きを読んでいた。コーナーから自分目がけて走ってきたEVILをにカウンターのコードブレイカーだ。
 ここはなんとかキックアウトしたEVIL。ジェリコは苛立ちながらEVILを引っ叩き、マットに顔面を叩きつける。そして、コーナートップからダブルアックスハンドルを握ってダイブ。これを読んだEVILは避けて、EVILの体勢に。
 しかし、ジェリコもこれを阻止。そしてラリアットを放つ。これをEVILはブロックして捕まえると、左でEVILを発射! ジェリコがキックアウトするとラリアットを炸裂させて、再びEVILへ。だが、ジェリコはこれを逃れてEVILを突き飛ばし、レフェリーに激突させようとする。
 これを踏ん張ってこらえたEVIL。ジェリコの蹴り足もキャッチしてダークネスフォールズの体勢に入る。しかし、ジェリコはフランケンシュタイナーで切り返す。そして、そのまま両足を掴んで、ウォールズ・オブ・ジェリコだ。勝負を決めにきたジェリコは先程よりも高角度で、腰もガッチリと落として極めにかかる。さすがのEVILも万事休す。ジェリコがEVILをタップアウトさせ、勝利をもぎ取り、インターコンチ王座の初防衛に成功した。

COMMENT

ジェリコ「(※コメントスペースのテーブルに並んでいるビールを見て)水をよこせ! 水だ、水! 早くしろ! インタビューしてほしかったら、まずは水をよこせ。ここに持ってこい! 水を用意しとけ! なんでビールなんだ! 水はないのか!? このクソッたれどもが! 水はどうした! 水をくれなかったら、俺はしゃべらないぞ! なんで水はないんだ! インタビューしてほしいんだろ!? だったら、まずは水だ! お前ら、ジロジロこっちを見るだけで! 水って言ってんだろ! ニホンジンはこんな簡単なこともわからないのか! ビールを出されて、みんな喜ぶと思ってんのか! このビールはお前たちにくれてやる! 俺をコケにしやがって! 水だ、水! クリスのお話は、水と引き換えだ。オイ! まあ、EVILはとんでもなくタフなヤツだった。ナイトーはのっそり出てきやがったけどな。ナイトー、お前はすでに俺に叩きのめされてるんだ。このオーサカでな。俺がタイトルマッチにつなげるのにそうしたように、俺を叩きのめせばリマッチできるとでも思ってんのか!? トーキョードームだろうが、コーラクエンホールだろうが、マジソン・スクウェア・ガーデンだろうが、どこであっても、俺はお前の前に立つことはない」
※ここでようやくミネラルウォーターが到着。水を頭からかけて、口に含んだジェリコは落ち着きを取り戻した様子。
ジェリコ「今日はクラシックな試合をお見せしてやった。わかるか? こんなクラシックな試合は久しぶりだ。EVILにとっては初めてだったろうけど、俺にとっちゃ257試合目だ。クラシックの中でもクラシックで、古典的な試合だ。俺がGOAT(Greatest of  All Time=すべての時代においてもっとも偉大)だといわれる理由がわかっただろ? 日本に“GREATEST of  ALL Time”と言われるような男はいるか? いないだろ? でも、ここにいる。それが真実だ。どこかにいるというなら、見つけてこい。このインターコンチネンタル王座史で俺ほどの男はいなかったはずだ。お前らにそれができるか? できない。ほかにそれができるヤツがいるか? いない。俺のように完璧な英語を話すヤツがいないのと同じだ。俺がガイジンだから文句があるようだけど、俺はニュージャパンのヤツらにはまだ負けてない。日本人にはな。無敗の男だ。まあ、EVILも素晴らしい選手だったな。素晴らしい試合だった。でも俺は長いあいだ、世界最高でいる。そんな俺と1対1で闘えてよかったな。これでお前も名が上がるだろう。そしてナイトー、お前が6月にあれほど注目されたのは、1月にコーラクエンホールで俺に襲われたからだ。そして(6月の試合で)さらに名前が知られるようになった。だけどな、ここでもう1回言って念を押しておく。ナイトーとのリマッチはない。絶対にな! この先ずっと!」

※EVILはフラフラになってバックステージに現れ、「チキショウ…」と悔しそうに声を絞り出して姿を消した。

内藤「ホント、たま~にしかやって来ない、“自称・世界のスーパースター”クリス・ジェリコが、いまこの新日本プロレスのリングでいきがってるのは、俺の責任かもしれないね。リング上で言ったとおり、次の挑戦者は俺だよ。クリス・ジェリコに決定権は…残念ながらない(キッパリ)。今日この時点で、彼の次の対戦相手は決まったよ。LOS INGOBERNABLES de JAPON・内藤哲也ってね。ただ、ここで勘違いして欲しくないのは、俺はEVILの敵討ちをするわけじゃないから。俺は(6.9)大阪城(ホール)で彼に負けた。この悔しさを晴らすために、彼と試合するんであって。EVILは、今日悔しかっただろう。自分の借りは自分で返せばいいよ。俺はEVILの敵討ちがしたいがためにリングに上がったわけじゃないから。それだけはしっかり覚えといて下さい。さあ、“自称・世界のスーパースター”は忙しいのかな!? 今日、さっさと帰っちゃったかもね。次に来るときは……あなたの目の前に立ってるのはこの俺だ。ただで帰れると思うなよ、カブロン!」

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