そしてKUSHIDAのマンハッタン・ドロップからセイビンが低空ドロップキック、さらにKUSHIDAが首を固めたところにセイビンが低空ドロップキックを見舞う。ここでイーグルスが飛んでくるも、KUSHIDA組はこれを捕らえ、石森もろともトレイン攻撃の餌食に。KUSHIDA組のすばやいコンビネーションに場内は大歓声を送る。
今度はKUSHIDAが石森の左腕に集中攻撃。しかし、BULLET CLUBもすばやい動きでKUSHIDAを翻弄。そしてイーグルスがスワンダイブの低空ドロップキックをKUSHIDAの左足にヒット。
KUSHIDAが場外に落ちると、イーグルスは相手の左足を場外マットに打ち付ける。そしてリングに戻し、石森とスイッチ。石森もKUSHIDAの左足にニークラッシャー。BULLET CLUBはKUSHIDAに対して徹底的な左足殺しを敢行。
KUSHIDAはニークラッシャーを回転エビ固めに切り返し、自軍コーナーに戻ろうとするも、石森が阻止。だが、KUSHIDAは延髄斬りを見舞い、ようやくセイビンとスイッチ。セイビンはBULLET CLUBにダブルのダイビングクロスボディ。さらに石森を踏み台にしてイーグルスにトルネードDDTを炸裂。
セイビンは石森に串刺しエルボーからミサイルキックをヒット。さらに石森をカナディアンバックブリーカーからDDTのように落としていく。続いて串刺しとサンドイッチ式のドロップキックを見舞い、OUT A TIMEを狙うが、石森が体勢を切り替える。これにKUSHIDAが気づかず、場内は悲鳴に包まれるが、セイビンは間一髪で切り抜ける。KUSHIDAはリングに着地するも、ヒザを押さえて悲鳴を上げる。
石森はセイビンにDDT、KUSHIDAにコンプリートショットを同時に発射。スイッチしたイーグルスは、KUSHIDAとエルボー合戦を展開。そしてヒザ蹴りでひるませ、ロープを利用してゼロ戦キックを見舞うが、セイビンが身体を張ってKUSHIDAを守る。
KUSHIDAはイーグルスにキックを連発するも、イーグルスはその蹴り足を抑えると変形みちのくドライバーへ。そしてトップコーナーからヒザめがけて450°スプラッシュを繰り出すが、KUSHIDAは三角絞めで捕獲。そして腕ひしぎ逆十字に移行。イーグルスがロープに逃げようとすると、KUSHIDAは飛びつき式のアームロックへ。
そこにセイビンが入り、合体攻撃を見舞おうとするが、石森がカットに入る。そのまま膠着状態の中、イーグルスはトンボを切って技から抜け出し、BULLET CLUBはそれぞれセイビンとKUSHIDAにトラースキック。
混戦模様のリング上、石森はKUSHIDAにスライディングジャーマンスープレックスを炸裂。そしてイーグルス、石森とダブルニーを決め、さらにニーとトラースキックの合体技をお見舞い。しかし、フォールはセイビンがカットイン。するとイーグルスがセイビンを場外戦に持ち込む。
リング上、石森はブラディークロスを仕掛けるも、KUSHIDAは切り抜け、バックの取り合いへ。そこからKUSHIDAはカサドーラ。そして、石森の両足を持ち上げ、それをセイビンに渡すと、ガラ空きの石森の身体に強烈なサッカーボールキック。この一撃に石森はのたうち回る。
KUSHIDA組は石森に対し、コンビネーションからの低空ドロップキックをヒット。続いてセイビンは場外のイーグルスにエプロンを走ってサッカーボールキック。KUSHIDAは石森にバックトゥザフューチャーを仕掛けるも、こらえた石森は逆に力尽くでサイファーウタキを敢行。そしてブラディークロスを決め、3カウントを奪取。BULLET CLUBが3勝目をスコアすると同時に、石森はIWGPジュニアヘビー級王者から価値あるフォールを奪った。