新日本プロレス本隊と鈴木軍が対決するタッグマッチ。前日(10月28日)の郡山大会では、タイガー&ライガーが金丸&デスペラードと「SUPER Jr. TAG LEAGUE」公式戦で激突。金丸組がラフプレーで勝利を強奪し、タイガーが激怒した。
あとから入場したタイガーが金丸に襲い掛かり、いきなり乱闘で試合がスタート。そこから金丸&デスペラードがリング上で鉢合わせ攻撃を仕掛けるも、ライガー&成田が切り返す。
しかし、デスペラードが背後から成田を急襲し、再び場外乱闘が勃発。これで成田は動きが止まってしまい、金丸&デスペラードのラフ攻撃で追い詰められる。
しかし成田は、カウンタードロップキックで金丸に逆襲。ここでタッチを受けたタイガーは、金丸にキック連打、デスペラードにキチンシンクをお見舞い。さらに、金丸をデスペラードに激突させ、回転十字固めで金丸を押さえ込む。
その後、タイガーはコーナー最上段へのぼるが、デスペラードがリング内へ落とし、金丸がラリアットで逆襲。だが、タイガーはタイガードライバーで巻き返した。
成田対デスペラードの場面。成田がランニングエルボーを食らわせ、フロントスープレックスから逆エビ固めを極める。それを金丸がカットしようとするが、成田が技を極めたままで耐え、タイガーがドロップキックで蹴散らす。
続いて成田とタイガーがデスペラードに波状攻撃を食らわせ、タイガーのハイキックから成田がカウンタードロップキック。そして、成田がブレーンバスターを狙うが、デスペラードがボディスラムへ切り返す。
その後、成田は首固め、逆さ押さえ込みを繰り出すが、いずれもカウントは2。そして、デスペラードがカウンタースパインバスターで報復し、マフラーホールドで成田を捕獲する。
ここでタイガーと金丸が乱闘となり、そのままもつれ合ってバックステージへ消えてしまう。一方、リング上ではデスペラードがヌメロ・ドスへ移行し、成田を屈服させた。
試合後、デスペラードが観客の拍手を促し、成田を立たせて手を挙げる。ところが、いきなりトーキックを食らわせ、場外へ投げ捨ててしまった。