第4試合の「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018」公式戦は獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク組vs石森太二&ロビー・イーグルス組。ライガー&タイガー組は2012年の「SUPER Jr. TAG」の初開催以来、唯一となる7年連続のエントリー。一方、BULLET CLUBはイーグルスが、新日本に今回初参戦となる

 

　先発はライガーと石森。場内は「ライガー」コールが巻き起こる。ライガーがロープに押し込むと、石森は体勢を入れ替え、クリーンブレイクで一旦離れる。続いてライガーがハンマーロックからグラウンドに持ち込むが、ここも石森はすばやく距離を取る。再びライガーはグラウンドに持ち込んでサーフボードストレッチ。そこからロメロスペシャルを狙うが、石森はロープエスケープ。
　次はタイガーとイーグルスが対峙。タイガーがキックでひるませ、ロープに振ろうとするも、イーグルスはこれをしのぎ、逆にアクロバチックな動きで投げる。だが、ロープワークを経て、タイガーは風車式バックブリーカーを炸裂。
　さらにタイガーはイーグルスを場外で捕獲し、ライガーがリングからスライディングキック。そしてライガーはイーグルスにロメロスペシャルを狙うも、すかさず石森がカット。イーグルスはコーナーに身体を預けるライガーの足に、サードロープを利用して619の要領でキックを叩き込む。
　次は石森がライガーに変形のヒザ固め。だが、これはタイガーがカットイン。続いてBULLET は二人がかりの攻撃を繰り出すも、かわしたライガーは同士打ちを誘い、石森には風車式バックブリーカー。
　タッチしたタイガーは石森にフライングクロスボディ。さらに鋭い左ハイを側頭部に蹴り込み、そこから雪崩式ダブルアームスープレックスを狙う。これはイーグルスがカットし、追撃の串刺しドロップキックを繰り出す。だが、タイガーがかわすとコーナー上の石森に誤爆。
　タイガーは石森に雪崩式アームドラッグ。そして腕固めからリバースダブルアームバーへ移行。しかし、これは石森がロープエスケープ。攻撃の手を緩めないタイガーはキックの連発から、石森をロープに飛ばす。だが、石森はハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。
　次はイーグルスがタイガーにキック、逆水平チョップ。しかし、続く串刺し攻撃はタイガーがソバットで迎撃。タッチしたライガーは串刺し掌底。続いてタイガーがソバットを食らわせ、ライガーは投げっぱなしパワーボムを決めるが、イーグルスはカウント2でキックアウト。
　ここでライガーがイーグルスを捕獲し、攻撃を狙ってタイガーがロープに走るが、石森が場外から足を引っ張って妨害。リング上ではイーグルスがライガーに突進するも、ライガーはグラウンドコブラ。イーグルスはこれを返してロープに走るが、ライガーはカウンターの掌底をヒット。しかし、フォールはイーグルスがカウント2で跳ね返す。
　ならばとライガーは垂直落下式ブレーンバスターを仕掛けるも、着地したイーグルスがライガーを捕獲。そこに石森がスワンダイブ式のヒップドロップのように飛びつく。石森はライガーに串刺しダブルニー。続いてイーグルスがライガーの顔面にダブルニー。ここで石森は場外のタイガーにプランチャを炸裂。
　リング上、イーグルスはライガーを背中で抱え込むと、そのまま前方に投げ落としてフォールに入るが、これはライガーはキックアウト。するとイーグルスはトップコーナーから、ライガーのヒザに450°スプラッシュ。そしてヒザ関節を締め上げるロン・ミラー・スペシャルを決め、ギブアップ勝ちをスコア。BULLETタッグが勝ち点2を上げた。