FIGHTING SPIRIT UNLEASHED

日時
2018年9月30日(日)   15:30開場 17:00開始
会場
アメリカ・WALTER PYRAMID
放送
バナー
観衆
3007人

第9試合 60分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

VS

  • オカダ・カズチカ

  • ケニー・オメガ

境界線

レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 ゴールデン☆ラヴァーズが3月に続き再びウォーター・ピラミッドに登場。オカダ&石井のCHAOSコンビとスペシャルタッグマッチで激突する。
 
 先発はオカダとケニーでスタートだ。ロックアップで組み合ってから腕の取り合いを展開。その後、素早く動いて飯伏がハイキック。これをかわしたオカダもレインメーカーを放つが、飯伏もかわして一歩も譲らない。
 続いて9.15広島大会でIWGP王座を争ったケニーと石井の激突。まずはリング中央でショルダータックルでぶつかり合う。ここは石井が気合いでふっ飛ばすことに成功。ついでとばかりにコーナーにいた飯伏にも一撃加える。一方のケニーもエルボーで反撃。石井は仁王立ちで受け止め、前に前にと進んでいく。そして逆にエルボーでケニーを殴り倒してみせた。
 しかし、ケニーをフロントネックロックに捕らえたところで背後から飯伏が襲撃。ゴールデン☆ラヴァーズが連係プレーからケニーがコタロークラッシャーだ。ここでタッチを受けた飯伏はミドルキックを石井に連発していく。しかし、立ち上がった石井は逆水平チョップで反撃。ミドルキックとチョップの打ち合いだ。
 ここは飯伏が押したかに見えたが、石井はショルダータックルで反撃してオカダにタッチ。オカダはセントーン・アトミコを食らわせてから、ケニーを挑発。そしてコーナーに飯伏を追い詰めてストンピングを食らわせてから、ネックブリーカードロップだ。
 そして石井とタッチをしてダブルのショルダータックルを飯伏に食らわせる。ここでケニーがカットに入ってくるが、石井がパンチで迎撃して場外に追いやる。そして自ら場外に追って、ケニーを鉄柵に叩きつけてみせた。
 リングに戻った石井は飯伏を自軍のコーナーに叩きつけてオカダにタッチ。そのオカダにエルボーで反撃していく飯伏だが、すぐさまダウンさせられ低空のドロップキックを食らう。そしてオカダは石井にタッチ。
 代わった石井は飯伏に頭突きを見舞っていく。だが、飯伏も立ち上がりエルボーで反撃すると、石井がロープに走ったところをドロップキックで迎撃だ。そしてケニーが登場。ケニーは石井とエルボー合戦。さらに強烈なチョップを見舞う。石井もノド元にチョップで反撃するが、ケニーはロープに走ってスイング式のDDTだ。
 だが、石井も続くケニーのエルボーアタックをコーナーで自爆させてパワースラム。そして、オカダが登場。そのオカダに飯伏がミサイルキック。石井とオカダを場外に追いやると、ケニーと同時に三角飛び式のラ・ケブラーダ、クロス・スラッシュを発射だ。
 リングに戻るとケニーのカミカゼから飯伏のその場飛び式シューティングスタープレス。そしてケニー、飯伏が連続でムーンサルトプレスを発射だ。しかし、ここで石井がカット。飯伏をラリアットで蹴散らし、ケニーにはバックドロップ。だが、飯伏も石井をブレーンバスターで投げ飛ばす。そこにオカダが入ってきて飯伏にショットガンを炸裂させる。
 そして、オカダとケニーが対峙。リング中央でにらみ合い、エルボー合戦を展開。オカダがエルボースマッシュでかち上げると、ケニーも逆水平チョップ。そしてケニーはドロップキックをすかすが、オカダはレインメーカー。これをかわしたケニーは片翼の天使の体勢に入るが、オカダもこれを阻止してレインメーカー。だが、ここもケニーはかわして高速のドラゴンスープレクスだ。
 さらにケニーはカットに入ってきた石井をデスバレーボムで叩きつける。だが、オカダがすぐにカウンターのドロップキックで反撃。そしてレインメーカーだ。これを飯伏がカット。ケニーのキック、飯伏のジャーマンが決まる。飯伏が場外の石井にプランチャ。ケニーはVトリガーからオカダに片翼の天使だ。
 しかし、オカダはこれをツームストンパイルドライバーに切り返す。ケニーもその体制に入るが、石井がカット。オカダがツームストンだ。だが、飯伏がカット。そして、ケニーがVトリガーを炸裂させ、飯伏がオカダをキャッチしてジャーマンで投げ捨てる。飯伏はそのまま場外にいる石井にプランチャだ。
 そしてVトリガーを放ったケニーは片翼の天使へ。しかし、オカダはこれを阻止してツームストンの体勢に。ケニーもこれを切り返して逆にツームストンパイルドライバーの体勢に捕獲する。そして飯伏がエプロンからスワンダイブで飛ぼうとした。
 しかし、その瞬間に場外から石井が足を引っ張って阻止。その隙きにオカダがツームストンパイルドライバーに切り返してケニーをマットに串刺し。起き上がったところをリングに戻ってきた石井がスライディング式のラリアットだ。
 ここは飯伏がカットするが、すぐさま石井が場外に追いやる。そしてオカダはレインメーカーの体勢に入る。だが、ケニーはオカダをカウンターでキャッチして、ロックボトムのような形で叩きつけてみせた。
 両者ダウンのあと、リング上は石井と飯伏に交代。両者エルボー合戦を展開する。飯伏は打撃のコンビネーションから鋭いミドルキック。そしてその場飛びのムーンサルトダブルニードロップを投下だ。続けてケニーが石井をパワーボムで抱え上げて、飯伏がこれをキャッチしてジャーマンで叩きつける。
 そしてゴールデン☆トリガーだ。だが、オカダがカット。飯伏をDDTで串刺しにし、ケニーにはドロップキックを放つ。しかし、ケニーはこれをキャッチしてシットダウン式のパワーボムだ。そのケニーを石井が頭突きで蹴散らすが、すぐに飯伏が石井にオーバーヘッドキックだ。
 今度は飯伏と石井が張り手合戦。お互いノーガードで打ち合っていく。ここを競り勝った飯伏は至近距離からのラリアット。そして、カミゴェを発射。だが、石井はこれをかわしてジャーマン。飯伏が着地してキックを放つが、石井はすぐさまラリアットでなぎ倒す。
 そして必殺の垂直落下式ブレーンバスターの体勢へ。だがこれを阻止されても石井はすぐにジャーマンで飯伏を投げ捨てる。しかし、飯伏は一回転して着地。ならばと石井はラリアットだ。そして再びブレーンバスターの体勢へ。
 だが、飯伏はこれも後方に着地して阻止。そしてジャーマンの体勢に入る。これを石井が後方に頭突きを放って阻止すると、ケニーがVトリガーで飛び込んでくる。石井はこれを避けて飯伏と激突させる。そしてケニーにはジャーマンスープレックスだ。
 さらにオカダが入ってきてバックエルボーを飯伏に炸裂させる。そして、石井のエルボー、オカダのドロップキックが連続で飯伏に決まる。その飯伏を石井が捕まえて高角度のパワーボムだ。しかし、続く石井のラリアットを飯伏は袈裟斬りチョップで迎撃し、ハイキックからクロスアームスープレックスで叩きつける。
 そして、再びカミゴェを発射。しかし、石井は飯伏の土手っ腹に頭突きを打ち込んで反撃。その石井がロープに走ると、ケニーが入ってきてハイキック。石井もケニーに延髄斬りを食らわせて反撃するが、ロープに飛んだところをケニーがVトリガー、飯伏がハイキックを同時に発射! 
 そしてエプロンに戻ってきたオカダをケニーがビッグブーツで蹴散らすと、2人ともヒザのサポーターを外して、拳を突き上げてからゴールデン☆トリガー! さすがの石井も返すことができず、飯伏がフォールして、ゴールデン☆ラヴァーズが勝利を飾ったのだった。

COMMENT

――いまの気分はいかがですか?
ケニー「疲れた。あり得ないスケジュールで動いている。世界を変えるため、今夜は正しい方向に舵取りができた。特別な試合で勝利をあげることができた。タッグチームには大きな可能性がある。2018年は終わるが、2019年に新しいことが始まる」
飯伏「複雑ですね。3人(ケニー、飯伏、Cody)で、なんで闘わないといけないのか!? 同じチームなのに」
ケニー「(※マスコミへ向けて飯伏の日本語を英語へ翻訳し)レモンからレモネードを作るにはどうすればいいか? それは砂糖を足せばいいんだ。もしくはなんらかのスパイス。そんな風に、Codyは必要悪なんだ。これまで見たこともなかった物をお見せするよ。同じユニットに属するレスラーが3WAYでひとつのタイトルを競い合うなんて今までになかった? 自分こそがベストであると証明される闘いになる。(※日本語で飯伏に)だよね、飯伏さん?」
飯伏「これはもう、ホントに決まったんですか!? 3WAYで!?」
ケニー「(※日本語で)まあ、100%決まってないですけど、決まりそうです」
飯伏「決まってないんですか!? もし、これが確実に決まったら、もしIWGPヘビー級選手権(試合)で3WAYマッチが決まったら、これは、たぶんホントに伝説になります」
ケニー「(※マスコミへ向けて飯伏の日本語を英語に翻訳し)個人的なことは置いといて、これはストロングスタイルではないが、これまでにないニュースタイル、“ゴールデン☆ラヴァーズスタイル”を見せる機会。そしてこのスタイルはまだまだ始まったばかりだ」

――久々のタッグはどうでした?
ケニー「まずは一緒に闘うことに慣れるよう集中した。タッグは美しいものだ。今夜の試合も誇れるものだった。最高の気分だ」

――『WRESTLE KINGDOM』で闘いたいのは棚橋とジェイのどちらですか?
ケニー「ジェイには負けたことがある。彼は才能ある男だが、まだその才能を開花させていない。開花した時こそが再戦の時だろう。俺はここまで来るのに10年かかった。ジェイとの差はわかるだろう? タナはなんて自己中心的な男なんだ。彼は全てを知り尽くしていると思い込んでる。プロレスとは何かを。それが正しいかは疑わしい。しかも痛んだ飯伏、俺の飯伏を相手に『G1(CLIMAX)』で勝ったってどうしようもない。これから3ヶ月、せいぜい権利証を守ってくれ。1月4日に45,000人、視聴者を含めると何百万という人の前で、お前が新日本とは何かを見せるのか? お前はエースじゃない。最強でもなければ、メインイベントを務める器でもない。功績は認めるが、もはや王様でいられる男ではない。俺との闘いで、お前のイデオロギーを見せてみろ」

――ヤングバックスがGODにIWGPタッグベルトを奪われましたが?
ケニー「ヤングバックスは連戦続き。そして、毎試合いい闘いを見せている。GODはそんなヤングバックスの隙を突いて、あのベルトを奪った。すべての対戦が我々の思うような結果には至らない。ゴールデン☆ラヴァーズで、ヤングバックスのベルトを取り返そうか!?」

――2人で『WORLD TAG LEAGUE』に出たいですか?
ケニー(※日本語で)飯伏さんはタッグリーグで組みたいですか?」
飯伏「もちろん組みたいけど…」
ケニー「“けど”、まあ正直言うと!?」

飯伏「いまは、さっきも言ったように複雑ですねぇ~」
ケニー「(※マスコミへ向けて飯伏の日本語を英語へ翻訳し)IWGPヘビー級チャンピオンとしての責務もある中でタッグチームに出るのは難しいし複雑だ。俺はマルチタスクが苦手なんだ。ベルトを保持し続ける事は大変。好ましい状況ではなくなる」

オカダ「初めてこのゴールデン☆ラヴァーズというのを感じて、素晴らしいタッグチームじゃないかなと思います。ケニー・オメガからね、一本獲ってやろうかなと思ったんですけど、強かった。なんか、前やってたときより強く感じました。それはね、チャンピオンとしてやって来た期間が、ケニー・オメガを前以上に強くさせたんだと思います。悔しいけど強かった。まあ、ケニー・オメガも、タッグマッチで闘って、棚橋弘至ともシングルで闘って、オカダが『どっちがより強い』と感じたか…!? まあ、ここで答えたら面白くないでしょう。悔しいね。権利証(争奪戦)も負けて、ケニーにも負けて、そしてジェイ・ホワイト。ん~、まあね、いままではね、同じCHAOSとして可愛がってはいたけども…。まあ、トコトンやったらいいんじゃないですか!? 外道“さん”とも、仲良くやって、トコトンやったらいいんじゃないかなと思います。俺はね、ジェイ、権利証を獲っても、そういう実力はあると思いますし。また向き合うときはね、何かしら持って俺の前に立ってくれても、このあとが楽しくなって来るんじゃないかなと思います。なぜなら、すべてのモノが俺に寄って来るから。ありがとうございました」

――いまのコメントからすると、オカダ選手のほうからジェイたちに報復はせず、自分は大きく構えているという感覚ですか?
オカダ「まあ、正直わからないですね。なぜなら、凱旋(帰国)してから、ベルトを持たなかったり、権利証を持ってなかった期間がないので、いまは何とも言えないというのがあります」

――カルフォルニアだけでなく、もっと別の場所で試合をしたいと思いますか?
オカダ「まあ、もちろん、いろんな所でできるんであれば、どんどんやって行きたいですけど、そんなに焦ってやる必要はないと思いますし、僕たち新日本プロレスも少しずつパワーをつけて、どんどんどんどん上に行けたらいいんじゃないかと思います」

――リベンジということを考えてないとしたら、オカダさんにとって次に何があるのでしょうか?
オカダ「もちろん考えてないわけではないですね。考えているんですけども、やっぱり取り残されてるというか。物語はいろいろ進んで行ってる中で、僕だけ取り残されているので。ま、そういう中でもしっかり自分の中でテーマを見つけて、しっかりと熱い試合をして行きたいなと思います」

――風船を持っているのはなぜですか!?
オカダ「風船を欲しい子供たちがいるからです。まあ、もらってるのはみんなおじさんでしたけども…ハハハハハ!(苦笑)」
※石井はノーコメント

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出場選手

  • シリーズ画像 石井 智宏
  • シリーズ画像 オカダ・カズチカ
  • シリーズ画像 飯伏 幸太
  • シリーズ画像 ケニー・オメガ

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