第三世代のテンコジこと天山&小島が、ヤングライオンの成田とトリオを結成。対するは、第三世代の同期である永田&中西に、本隊所属外国人のヘナーレを加えたチーム。
天山と中西の対決で試合が始まり、天山がモンゴリアンチョップ連射を浴びせる。すると、中西はカウンタータックルで挽回し、ボディスラムからジャンピングニードロップを繰り出す。これを天山が回避してモンゴリアンチョップを連打するが、中西がマッケンローで報復した。
成田対ヘナーレの場面。成田がリープフロッグを狙うも、ヘナーレがロープワークでフェイントをかけ、ショルダータックルをお見舞い。
ここから成田のローンバトルとなり、永田がショルダーアームブリーカー、中西がダイビングチョップ、ヘナーレがジャンピングチョップなどで追撃。しかし成田は、永田にカウンタードロップキックを見舞って脱出。
小島対永田となり、小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、エルボー連打、ローリングエルボー。そこからラリアットを狙うが、永田が身をかわし、フェイント式低空ドロップキックで反撃。
それでも小島はコジコジカッターでやり返し、再びラリアットを繰り出す。しかし、永田が腕にフロントハイキックを食らわせ、腕固めで捕獲。これを天山がカットした。
終盤は成田対ヘナーレとなり、トレイン攻撃から成田がサイドスープレックス。さらに、逆エビ固めでヘナーレをロープエスケープさせる。
次に成田は前方回転エビ固めを繰り出すが、ヘナーレがキックアウトし、カウンタースパインバスターで逆転。すると、中西がアルゼンチンバックブリーカーで小島を分断し、ヘナーレがTOAボトムで成田を撃沈した。
ヘナーレ「やっと勝った。このツアー、負けてばっかりで。負け、負け、負け、負け……やっと今日、自分が決めて勝った。今日だけじゃなくこれからも勝ち続けられるように。これからは毎日、こういう結果になるように。ここでみんなに約束しておきたい。すべてのニュージャパンのファンに、そして日本のプロレスファンに約束する。このまま引き下がるのでなく、立ち上がってファレを倒す。ファレは俺にとって大きな壁だ。彼はいつやってもヘナーレなんかに負けることはないって思ってるかもしれない。でも、俺はもう敗者にはならない。シングルマッチをやるたびに倒してやる。俺の心には、日本人からの応援も届いている。みんなこう言ってくれる。『ガンバレ』って。キア・カ。キア・カ。必ず最高の戦士になってみせる。それまで決してあきらめることはない」
※永田&中西はノーコメント
天山「いやあ、最後は……成田がいま、乗りに乗ってるっていうか、昨日は敵やったけども、今日は味方で。しっかり、ガンガンいってくれたしね。気持ちを持ってガンガンいったけど、もう一歩のトコでしたね。それより、あのヘナーレが調子に乗ってるのが、いい迷惑やね。なんだ、あれは! とにかく、もうあと1試合、ここまで来たけど、第三世代、コジと、そしてあの2人(永田&中西)と組んでね、最後ビシッと、神戸で決めたいですね。コジも復帰して、もう、なんともないよな。コジ、ありがとうね(※と言って握手を交わし、先に控室へ)」
小島「もっと刺激が足りないなって。もっともっとゾクゾクさせる何かを俺にくれっていうか、自分が見つけないといけないかなって、今、思ってますね。別に永田、中西とやることが刺激がないっていうんじゃないけど、なにかもっと、せっかく復帰したんだし、そのままね、この試合を続けていくことも、確かにいいと思うけど、もっと俺の中で、自分の中でサプライズっていう何かが欲しいなと思って、いまやってます」
※成田はノーコメント