前日(9月20日)に引き続き、KAIENTAI-DOJOの吉田とヤングライオンの海野がタッグを結成。対するは、タグチジャパンの田口&フィンレー。
田口とフィンレーはラグビースタイルで登場し、特設ステージ上でキャッチボールを行なう。
そんな中、田口対海野で試合が始まり、グラウンドの攻防から海野がショルダータックル。だが、田口はカウンタージャンピングヒップアタックで逆襲。
これで海野は沈黙してしまい、田口&フィンレーが集中攻撃を開始。フィンレーがブレーンバスター、田口がトップロープ越えのヒップドロップなどで攻め立てる。
しかし海野は、カウンタードロップキック田口に逆襲。タッチを受けた吉田が、エルボー連打、カウンタージャンピングネックブリーカー、ランニングローキックなどで畳み掛ける。
だが、田口は延髄斬りで巻き返し、追走式ジャンピングヒップアタックをお見舞い。これでフィンレーが登場し、串刺しエルボースマッシュ2連発で続く。しかし、吉田がダイビングエルボースマッシュを回避し、スクラップバスターで叩きつけた。
フィンレー対海野となり、トレイン攻撃から海野がミサイルキックを食らわせる。するとフィンレーは、カウンターワンハンドバックブリーカーで報復。そして、Prima Noctaを狙うが、海野が抵抗し、逆さ押さえ込みで3カウントを迫る。
これをフィンレーが返すと、海野はすぐさまラ・マヒストラルを繰り出す。ところが、キックアウトしたフィンレーが間髪入れずにPrima Noctaを炸裂させ、3カウントを奪った。
田口「毎日、ヤングライオンと(試合を)やらせてもらってますけど、試合前の会場での練習も一緒に、(ヤングライオンに)まじってやってるんですけど、みんな集中して練習してますし。最初は声が出てなかったんですけど、日を追うごとに若手らしさが出てきたかなって。ホントは最初から、そういうのを出さないといけないんですけど。気持ちが練習で出ることで、試合にそれをうまく出していける。それは、実際に試合をやることで感じることで。なんかもう、そういうキャリアになってしまったのかという悲しさもありながら……。10コ(歳)以上、ひと回り以上(年齢が)違う人たちから、いい刺激をもらってますね。まあ、もう引退してしまいそうな感じですけど(苦笑)」
――今シリーズの試合は、U-25以下との強化試合という感じですか?
田口「そうですね。OBではないですけど、(タグチジャパン)代表と未来の代表、元代表……じゃないな。まあ、胸を貸すというか。決して、上から圧力をかけたりとか、そういうことは行われてない……と思います」
――ただ、リング上では暴力は許されてます。
田口「はい。ちゃんとしたルールに則ってですけど。かわいがりとかはしてません。すべての会話はテープレコーダーに録ってありますから」
――試合中は録音、録画は禁止されてますけど……。
田口「一応、録音禁止ですけどね。テープに録音されると、しっかり記録に残されてしまいますんで。節度をわきまえて……。まあ、試合での殴る蹴るがパワハラで訴えられることはないと思いますけど。若者は非常に育ってきてると思います」
――試合で厳しく育ててる感じですね。
田口「ライオンを谷から突き落として、這い上がってくるのを待ってます。我々もヤングライオン時代は、谷から突き落とされて這い上がってきてますからね。頑張ってもらいたいです。みんなで頑張ろう!」
――ヤングライオンに谷に落とされないようにしてください。
田口「そうですね。引導を渡されるって……」
※フィンレーはノーコメント
海野「何が勝つだ……。ライバルの前で倒れてるのは俺だ。悔しい、最後の一戦に、全部ぶつけます」
吉田「ここまで自力勝利ひとつもないけど、ラスト1回、次の神戸、自分のすべて懸けて、勝利つかみにいくんで、応援よろしくお願いします」