合計19日間に及んだロングシリーズの締めくくりとなる神戸ワールド記念ホール大会。棚橋vsオカダの「IWGP挑戦権利証争奪戦」をメインイベントに据え、全9試合が組まれた。
オープニングマッチは、辻vs上村のヤングライオン同期対決。
序盤、辻がヘッドロックで絞り、ショルダータックルに繋ぐ。だが、上村はすぐにアームホイップで逆襲。そして、腕を絞り上げて行く。
だが、辻が脚を取って反撃し、上村の膝をマットへ叩きつける。そして、逆片エビ固めを極めるが、上村はロープへ手を伸ばす。
その直後、上村はカウンターバックエルボーで逆転。串刺しジャンピングバックエルボー、ランニングエルボー、ボディスラムなどで追い討ちをかける。
次に上村は逆エビ固めを狙うが、辻がロープへ逃げ、ショルダースルーで巻き返す。そして、串刺しジャンピングエルボー、アームホイップで追撃。
ここから辻は逆エビ固めを仕掛けるが、上村がいち早くロープへ逃れる。そして、逆水平チョップ、エルボースマッシュで辻をひざまずかせ、ストンピングを落とす。
それでも辻はランニングチョップを浴びせるが、上村がカウンタードロップキックで吹き飛ばす。そして、再び逆エビ固めを仕掛け、辻が抵抗するとジャックナイフ式エビ固めへ移行する。
しかし、辻がキックアウトし、カウンタードロップキックで逆転。そして、残り10秒で逆エビ固めを極めるが、すぐに試合終了のゴングが鳴った。
試合後、両者は額を突きつけて睨み合った。